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2016.08.16

絶対見たい!夏絶景ドライブスポット~ひんやり絶景編~【関東・東北】

暑い日が続くと、ついついお出掛けの足も鈍りがち。
そんな時は、クーラーが効いた車でサクッと日帰りドライブがおすすめです♪

車窓から清涼な風が舞い込む高原の避暑地。
ぐっと気温の低下が体感できる天然水シャワーともいえる名瀑。
日差しが届かず、夏でも涼しい洞窟や鍾乳洞などの地下空間・・・。
暑さに参ってヘトヘトな日常を飛び出して、すっきりクールダウンできること間違えなし!

さあ、涼感たっぷりの絶景地へ出かけましょう!

月山八合目 弥陀ヶ原【山形県・鶴岡市】

夏は高山植物の宝庫!清々しい天空の湿原を歩く。

月山八合目 弥陀ヶ原
月山八合目までは車で行くことができる。比較的楽に絶景が見られるのも人気

130種以上の高山植物が咲き誇る弥陀ヶ原。標高1400m付近のなだらかな湿原に整備された木道は一周60分ほど。8月上旬頃は全国でも珍しいオゼコウホネの花を観察できるかも。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★
■標高/1400m
■8月の平均気温/22.3℃
気温は真夏でも20℃前後でシャツなどの羽織は必要。靴は滑りにくいもの、直射日光や雨よけ用に帽子も忘れずに

■月山八合目 弥陀ヶ原(みだがはら)
[TEL]0235-62-4727(羽黒町観光協会)
[住所]山形県鶴岡市羽黒町川代(月山八合目)
[営業時間]7月1日~10月中旬頃
[アクセス]山形道庄内あさひICより1時間
[駐車場]150台
「月山八合目 弥陀ヶ原」の詳細はこちら

御釜【宮城県・蔵王国定公園】

エメラルドグリーンの火口湖は夏の暑さも吹き飛ぶ爽快感!

御釜
直径約325m・水深約27mの円型の火口湖。高地にあるため周辺は夏でもひんやり

日に何度も色を変えることから五色湖とも呼ばれる蔵王のシンボル的存在。太陽光をたっぷりと浴び荒々しい火口壁と対比して湖面のグリーンがひと際輝く、夏~9月頃の観賞がおすすめだ。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★★★
■標高/1716m
■8月の平均気温/15℃前後
8月の平均気温は15℃前後と肌寒い日も多い。さっと羽織れる上着が一枚あると便利。靴は歩きやすいものを選ぼう。

■御釜
[TEL]0224-34-2725(蔵王町観光案内所)
[住所]宮城県蔵王国定公園内
[アクセス]東北道村田ICまたは白石ICより1時間
[駐車場]350台
「御釜」の詳細はこちら

吹割の滝【群馬県・沼田市】

流れに吸い込まれそう!瀑布を見下ろす貴重な体験。

吹割の滝

深いV字の谷へと勢いよく水が流れ込むさまを、滝口から見下ろせる。もう一つの滝・鱒飛の滝や吊橋を結び、吹割の滝を中心にした水辺をめぐる渓谷遊歩道を散策するのもおすすめ。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★
■滝までの距離/5m
■やや濡れ
滝口そばの岩盤からの眺めは迫力満点!濡れはしないけどサンダルよりも歩きやすい靴がベター。

■吹割の滝(ふきわれのたき)
[TEL]0278-56-2111(沼田市利根支所観光係)
[住所]群馬県沼田市利根町追貝
[アクセス]関越道沼田ICより20分
[駐車場]公営無料P10台、他有料あり
「吹割の滝」の詳細はこちら

月待の滝【茨城県・大子町】

滝の裏側に大接近できる!ずぶ濡れになるかはお好みで…。

吹割の滝

久慈川の支流が生み出す落差約17mの滝。歩いて滝の裏側に入ることができ、ひんやりした流れが目の前に。滝へ向かう道も緑の木々に覆われていて心地いい散策ができる。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★★★★
■滝までの距離/0m
■ずぶ濡れ
岩場が滑るので足元には注意して。「月待の滝もみじ苑」(下記)で体験着を借りて滝行体験も可能だ。

■月待の滝
[TEL]0295-72-0285(大子町観光協会)
[住所]茨城県久慈郡大子町川山嵯峨草
[アクセス]常磐道那珂ICより1時間
[駐車場]50台
「月待の滝」の詳細はこちら

秋保大滝【宮城県・秋保町】

マイナスイオンが漂う、滝壺近くで水しぶきを浴びて。

秋保大滝

落差約55mの水量豊かな滝。滝見台から眺めるだけではなく滝壺から見上げるのがおすすめだ。河原は霧状の滝しぶきも舞い、満点の清涼感に包まれる。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★★
■滝までの距離/50m
■やや濡れ
遊歩道を抜けて滝壺へ。名取川の河原周辺は霧状の滝しぶきが舞うがびしょ濡れにはならず心地よいレベル。

■秋保(あきう)大滝
[TEL]022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)
[住所]宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝地内
[アクセス]東北道仙台南ICより40分
[駐車場]150台
「秋保大滝」の詳細はこちら

乙女の滝【栃木県・那須塩原市】

観瀑台から、渓流のほとりから…、いろんなアングルで観賞を。

乙女の滝

沢名川が幅約5m、落差10m以上にわたり流れ落ちる滝。観瀑台から見下ろせる他、そこから階段を降りて沢から眺めたり岩場を歩いて水しぶきが心地いい滝壺近くへ行ったりもできる。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★★
■滝までの距離/35m(※)
■やや濡れ
※観瀑台から/観瀑台は駐車場から階段を降りて徒歩3分ほど。滝壺まで向かうなら運動靴で慎重に。

■乙女の滝
[TEL]0287-62-7156(那須塩原市商工観光課)
[住所]栃木県那須塩原市板室703
[アクセス]東北道那須ICより25分
[駐車場]20台
「乙女の滝」の詳細はこちら

西沢渓谷【山梨県・山梨市】

多彩な滝が待ち受ける渓谷ハイキングへ。

西沢渓谷

原生林と渓流に沿って山道が開かれた美しい渓谷。階段状の滝壺を青緑色の清流が滑る「七ツ釜五段の滝」をはじめ、大小の滝が眺められ、冷たい川の水にふれられるポイントも。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★
■滝までの距離/3m(※)
■濡れなし
※七ツ釜五段の滝まで/原則一方通行の登山道は1周約4時間。滝は少し離れた観瀑台や散策路から観賞する。

■西沢渓谷
[TEL]0553-20-1400(山梨市観光協会)
[住所]山梨県山梨市三富川浦地内
[アクセス]中央道勝沼ICより50分
[駐車場]市営60台、他
「西沢渓谷」の詳細はこちら

鳴沢氷穴・富岳風穴【山梨県・富士河口湖町・鳴沢村】

夏でも氷が冷気を放つ、富士山麓の2つの溶岩洞窟へ。

鳴沢氷穴・富岳風穴
鳴沢氷穴内にも大きな氷柱が!
鳴沢氷穴・富岳風穴
富岳風穴には氷の壁や、天然のつららと氷柱がある
鳴沢氷穴・富岳風穴

青木ヶ原樹海の一角に、1㎞ほど間を空けて2つの洞窟が並ぶ。氷穴は竪穴式、風穴は横穴式と特徴が異なる洞窟は、それぞれ15分ほどで見学できるのでハシゴして見比べて。

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★★★★★
■洞内気温/3℃
■激寒
どちらの洞窟も年間平均3℃ほど。水滴が垂れる場所もあるので薄いウィンドブレーカーがあると◎。

鳴海氷穴

総延長150m 地下21m 所要時間15分

入口

鳴海氷穴

薄暗い洞内へ。帰りは21mもの階段を上るのがキツイ!竪穴式なのでこの先も階段が多い。

溶岩トンネル

鳴海氷穴

天井高が約91㎝のトンネル状通路。頭をぶつけないように腰をかがめてそろりそろり…。

地獄穴

柵越しにのぞくと底が見えない深~い穴。江ノ島まで続いているとの伝説がある。

氷の壁

鳴海氷穴

かつては氷の貯蔵庫だった姿を再現。ブロック状の氷を積み上げた壁があり、冷気を放つ。

氷柱

鳴海氷穴

天井からしみ出た水滴が凍り、水晶のような氷柱に。冬にでき秋口まで残っている。

富岳風穴

総延長201m 所要時間15分

入口

富岳風穴

森の中に直径約5.4mの大きな開口部がある。入口付近は天井が低くてちょっぴり怖い。

氷柱

富岳風穴

氷穴同様に天然の冷蔵庫として使われていた歴史を、氷のブロックを置いて再現。冬期に形成された天然の氷柱と共にライトアップ。

縄状溶岩

富岳風穴

溶岩の上に溶岩流が押し寄せ、縄のような形に。壁は玄武岩質で音を吸収するため静か。

蚕/種子の貯蔵庫

富岳風穴

気温の低さを利用し、昭和初期まで繭や種子の貯蔵に使われていた当時の様子を再現。

ひかりごけ

富岳風穴

青白く光る苔の一種「珪酸華(けいさんか)」の群生地で、岩壁に付着している。ここまで来たら折り返し地点。出口へと向かおう。

■鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)
[TEL]0555-85-2301
[住所]山梨県南都留郡鳴沢村8533
[営業時間]9時~17時45分(8月11日~16日は8時30分~、季節により異なる)
[定休日]なし
[アクセス]中央道河口湖ICより20分
[駐車場]100台
「鳴沢氷穴」の詳細はこちら
■鳴富岳風穴(ふがくふうけつ)
[TEL]0555-85-2300
[住所]山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ケ原2068-1
[営業時間]9時~17時45分(8月11日~16日は8時30分~、季節により異なる)
[定休日]なし
[アクセス]中央道河口湖ICより20分
[駐車場]150台
「富岳風穴」の詳細はこちら
[共通]
[料金]風穴・氷穴セット券大人600円、小学生300円(1カ所の場合は風穴・氷穴それぞれ大人350円、小学生200円)

あぶくま洞【福島県・田村市】

地下水がしたたる洞内はひんやり。ドキドキの地底探検へ出かけよう。

あぶくま洞
三層に分かれる洞内で最大のホール「滝根御殿」。貴重な鍾乳石を間近に観賞できる
あぶくま洞

約8000万年という歳月をかけて創られた鍾乳洞。洞内には天井高30mの巨大空間が。狭い通路や巨石をくぐりスリリングな探検コースに挑戦しさらなるヒヤッと体験を味わってみては

ひんやり絶景DATA

■ひんやりレベル/★★★
■洞内気温/15℃
■ちょい寒
洞内全体の平均気温は15℃前後だが探検コース内「先心の池」は10℃ほど。よりひんやり感が体感できる。

■あぶくま洞
[TEL]0247-78-2125
[住所]福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1
[営業時間]8時30分~最終受付17時30分(冬季は~16時30分)
[定休日]なし
[料金]大人1200円、中学生800円、小学生600円、幼児無料
[アクセス]磐越道小野ICより15分
[駐車場]700台
「あぶくま洞」の詳細はこちら

※この記事は2016年8月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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