冬の旬といえばそう、「カニ」ですよね!
カニで有名なスポットは数あれど、ここ数年ホンモノ思考の「カニ通」たちの間でひそかに人気を集めている兵庫県「香住」をご紹介。
カニ初心者さんでもホンモノを楽しめるように、香住エリアのカニが旨い理由からカニの食べ方までお教えしちゃいます!
いろいろな食べ方、いろいろな宿を巡って、自分好みの味を発見してみるのもいいかもしれませんね。
この冬の旅は味よし!コスパよし!の香住でカニ三昧はいかがでしょう?
カニの町 香住ってどんなところ?
「カニ旅」目的地として人気が急上昇中!
カニで有名なスポットは数あれど、ここ数年ホンモノ志向の「カニ通」たちの間でひそかに人気を集めているのが、ここ香住エリア。兵庫県の日本海側に位置し、「柴山漁港」「香住漁港」という2つのカニの水揚げ港を持つことで知られている。
そんな漁港の周辺には、約150軒ものカニ宿がずらり。ほかにも食事処や土産店が数多く点在するため、カニ初心者にとって観光スケジュールを組み立てやすいのも魅力的だ。
香住までどうやって行けばいいの?
大人数で行くとコスパ◎!車で行く
同乗の人数が増えるほどお得に。また旅先での機動力も◎。冬タイヤやチェーンは必携。
大阪から
時間/約3時間
料金/2670円
中国吹田ICより舞鶴若狭道春日IC経由で北近畿豊岡道を利用して。
広島から
時間/約5時間
料金/6770円
広島ICより山陽道を東へ。山陽姫路東ICで播但連絡道路に入ろう。
行く道中もわいわい楽しい。電車で行く
到着時間を計算しやすいうえ、車内での会話も楽しい。大阪・神戸からは特急で1本!
大阪から
時間/約3時間25分
料金/5720円
JR大阪駅より特急はまかぜに乗れば、乗り換えなしで香住駅へ。
広島から
時間/約4時間10分
料金/1万980円
JR広島駅から姫路駅までは新幹線で。特急はまかぜに乗り換えて。
大阪から直通でラクちん。バスで行く
大阪出発なら香住直通の高速乗合バスも便利。電車より安く、平日出発ならさらにお得に!
大阪から
時間/約5時間10分
料金/3500円~4000円
「かにバス香住号」は3月5日までの期間限定運行。天王寺・梅田から乗降でき、宿泊に便利な時間帯に1日1往復が運行される。乗車には事前予約が必要。
問合せはジェイマップサービス バスセンター(TEL/06-6347-5001)まで
※料金は全て片道料金の一例です。出発前に必ずご確認ください。
香住のカニってどうして旨いの?
地元民の「カニ愛」がおいしさの秘訣!?
「どこで食べてもカニは、カニ」。そんな思い込みは、きっと覆されてしまうハズだ。漁師、漁協、仲買人、そして宿の人々の見事な連携によって、香住のカニは最高の状態を保ったままで宿のテーブルの上へと運ばれてくる。
地元の人々が持つ経験やノウハウ、そして何よりカニへの強い愛情こそが、美味しさの最大の秘密かもしれない。
ブランド力
日本屈指の二大ブランド!
柴山漁港の松葉ガニ「柴山がに」(写真上)、香住漁港の紅ズワイガニ「香住がに」は、ともに日本を代表するブランドの1つ。もちろん香住漁港産の松葉ガニ(写真下)も非常に美味。
漁船力
極限まで「鮮度」を追求!
収穫されたカニは、すべて生きたまま漁港へ。深海にいる「香住がに」は高速小型船を、一方の「柴山がに」は冷水水槽装備の漁船を使うなど、とにかくこだわりがスゴイ。
選別力
熟練の目線で選りすぐり!
「柴山がに」は細かな選別でも有名。選(よ)り手と呼ばれるプロが、なんと100以上のランクへと仕分けを行い、値段と品質に見合ったカニが市場に流通する仕組みになっている。
仲買力
仲買人から直接仕入れも!
漁港でのセリに参加できるのは仲買人のみ。香住の宿には、仲買人自身やその関係者が営む施設が多いため、品質の高いカニが宿の夕食として出される可能性は非常に高い!
宿人力
調理するのもカニのプロ!
宿のご主人や女将さんは、地元出身だったり、あるいは元漁師だったり…。だから活けガニの扱い方や旨さを引き出す調理法など、とにかくカニに関する知識がハンパない!
カニの食べ方の種類が知りたい!
バリエ豊かな調理法で丸ごと味わい尽くして。
現地に足を運んでカニを食べる大きな魅力は、その多彩な調理法にあり。スタンダードから変わりダネまで、その幅広さが面白い。また例えば、ひとことに「茹でガニ」といっても、宿ごとのこだわりによって茹で方や塩加減が少しずつ異なってくる。いろいろな食べ方、いろいろな宿を巡って、自分好みの味を発見してみよう。
刺し
カニってこんなに甘いの!?
産地ならではの楽しみ方。ねっとりとした舌触りで、カニの甘さも堪能してみよう。
味噌
深い味わいにお酒も進む!?
とっても濃厚なカニ味噌にもコアファンが多い。甲羅焼きで提供する宿もあり。
焼き
香ばしい匂いで食欲UP!
カニ本来の味を愉しむならこの方法で。ホクホクの食感と香ばしい風味を楽しみたい。
茹で
ジューシー&ぷりっぷり
少量の塩とともに、大量のお湯でに茹で上げる。身ばなれの良さが鮮度の証だ。
鍋
濃厚スープで身体ぽかぽか。
野菜などとともにじっくり煮込む。あっさり系のダシとカニの身のハーモニーは抜群。
蒸し
ツヤツヤの身に旨みギュッ。
旨みを逃さずに食べたいならこの調理法で。もちろんカニ特有の弾力感も楽しめる。
しゃぶしゃぶ
生とボイルのいいとこ取り!
ダシにさっと湯通ししていただく。生の甘みと茹での豊かな風味を同時に味わえる。
雑炊
おかわり必至!な〆ごはん。
カニ鍋の〆といえばコレ。ダシをしっかりと吸ったご飯を、ふんわり卵でとじて。
※この記事は2016年12月時点での情報です
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。