春から初夏にかけて、色とりどりの花が咲き誇る季節が到来!幾年もの歳月を重ねがら、大樹となって人々を包む九尺藤、初夏の陽光に煌めくゆり、ひまわり…。古の時代から小さく可憐な花を愛で、育む感性を持つ日本人なら花とその香りに包まれれば、自然と心が踊り出す♪
今回は、西日本エリアから花絶景をお届けします!周辺の見どころ情報もお見逃しなく!
白毫寺の九尺藤【兵庫県丹波市】
1300年の歴史を持つ古刹が、九尺藤の芳香に包まれる。
開基1300年の歴史を持つ白毫寺。その境内奥は丹波の山並みを背景にした全長120m、幅9mの藤棚がある藤の広場だ。その特徴は長い花穂。長いもので150cmにもなり、九尺藤として愛され続けており、開花期間中は美しい花と芳香で訪れる人をもてなしている。
例年の見頃:5月上旬~中旬
白毫寺九尺ふじまつりは5月3日(水・祝)から開花中(例年15日頃まで)に開催。期間中は地場産品や杵つき餅、焼き栗やコロッケなどを販売し賑わう。5月5日(金・祝)の午後はオープニング式典、コンサートや餅まきを開催予定だ。
●花見のあとのお楽しみ
見どころ:丹波七福神霊場、丹波古刹十五カ所霊場などの寺院巡り、野上野レンゲまつりなど
郷土グルメ:神戸ビーフ、手打ちそばなど
[TEL]0795-85-0259
[住所]兵庫県丹波市市島町白毫寺709
[営業時間]8時~17時(藤の開花期間は21時まで)
[定休日]なし
[料金]拝観料300円
[アクセス]【電車】JR福知山線市島駅よりタクシー7分 【車】舞鶴若狭道春日ICより10分
[駐車場]200台
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御船山楽園のつつじ【佐賀県武雄市】
鍋島藩ゆかりの別邸は、はるか時を超え花の楽園に。
江戸時代後期、武雄の蘭学普及に尽力した第28代領主鍋島茂義氏が創設した庭園。約2000本の桜のあとは、高さ3mにもおよぶ平戸つつじの花が主役に。30mにわたり群生し、推定樹齢200年とされる大つつじとともに圧巻の風景に。大楠の場所から見渡すのがおすすめだ。
例年の見頃:4月下旬~5月下旬
花まつりはソメイヨシノが見頃を迎える3月17日(金)からつつじ、大藤が終盤となる5月7日(日)まで開催。期間中は18時30分~22時まで見頃の花をライトアップ。また、鍋島家別邸として建てられた萩野尾御茶屋を期間限定で特別公開している。
●花見のあとのお楽しみ
見どころ:武雄温泉大衆浴場、武雄神社、佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」など
郷土グルメ:武雄鍋島がゆ、ちゃんぽんなど
[TEL]0954-23-3131
[住所]佐賀県武雄市武雄町武雄4100
[営業時間]8時~17時、3月17日~5月7日は8時~22時
[定休日]なし
[料金]入園料3月17日~4月14日は中学生以上600円、小学生250円、4月15日~5月7日は中学生以上700円、小学生300円(季節変動あり)
[アクセス]【電車】JR佐世保線武雄温泉駅よりタクシー10分 【車】長崎道武雄北方ICより15分
[駐車場]30台ほか臨時駐車場あり
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大阪舞洲ゆり園のゆり【大阪府大阪市】
大阪湾を背景に咲き誇る、250万輪のゆりが風趣。
2013年に誕生した大阪の新名所。大阪湾を望むロケーションで、ゆり園には珍しい「海とゆりの競演」が楽しめる。海と空のブルーがカラフルなゆりの美しさを際立たせるだけではなく、海に沈む夕日が、よりドラマチックな景観を演出。早くも人気スポットになっている。
例年の見頃:6月上旬~下旬
オープン期間中はゆり根入りかまぼこ串、カサブランカソフトクリームなどのオリジナルメニューを販売する軽食スポットやゆり飴、ゆりの紅茶などを販売する売店、ゆり苗販売所なども開設。ゆりの花をグルメやショッピングでも満喫できる。
●花見のあとのお楽しみ
見どころ:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)、世界最大級の水族館 海遊館、天保山など
郷土グルメ:どて焼き、串カツ、たこ焼きなど
[TEL]0570-02-1187
[住所]大阪府大阪市此花区北港緑地2
[営業時間]オープン期間中9時~17時、土日祝は~19時、最終日は~17時
[定休日]期間中なし
[料金]入園料中学生以上1200円、小学生以下400円
[アクセス]【電車】JR大阪環状線西九条駅より大阪市営バス直行便30分、終点よりすぐ 【車】阪神高速5号湾岸線湾岸舞洲出口より5分
[駐車場]1800台
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世羅高原農場のひまわり【広島県世羅町】
視界を埋めつくすビタミンカラーに元気をもらう。
6万平方メートルの敷地を有する広大な観光農園。夏は「ひまわりの丘」で50種約100万本のひまわりが咲く。見渡すかぎりのひまわり畑は、その明るい色、凛と立つその姿にこちらまで元気が湧いてくるよう。広大な「ひまわり迷路」や「ひまわりの花つみ」が楽しめるのも魅力だ。
例年の見頃:8月上旬~中旬
ひまわりまつりの開催期間は7月29日(土)~8月20日(日)。期間中はひまわり迷路&子どもスタンプラリー、ひまわりの花つみ(1本100円)、農場名物トウモロコシの販売などを実施予定。4月中旬~5月上旬は75万本が咲くチューリップ祭を開催。
●花見のあとのお楽しみ
見どころ:世羅ワイナリー、古民家カフェのおへそカフェ、ジェラート工房 ドナなど
郷土グルメ:農場バーガー、お好み焼きなど
[TEL]0847-24-0014
[住所]広島県世羅郡世羅町別迫1124-11
[営業時間]9時~17時
[定休日]イベント期間中はなし
[料金]入場料中学生以上800円、4歳~小学生400円
[アクセス]【電車】山陽新幹線新尾道駅より甲山営業所方面行きバス1時間、終点よりタクシー15分 【車】尾道道世羅ICより15分
[駐車場]1000台
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※この記事は2017年2月時点での情報です
じゃらん編集部
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