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2024.03.04

【2024】名古屋のひつまぶしが美味しいお店14選!うなぎの名店を紹介

名古屋名物「ひつまぶし」は、ご飯の上に刻んだ鰻をたっぷりのせた料理。まずはそのままで、次は薬味と一緒に、最後はお茶や出汁でお茶漬けのように食べるのが一般的な食べ方です。

今回は名古屋に来たら食べてほしい「ひつまぶし」を厳選!店ごとにこだわりのある焼き方やタレ、独自の食べ方などを紹介します。

※この記事は2024年2月16日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

うなぎの西本【栄駅】

最後はトロトロの出汁で食べる珍しい「あんかけひつまぶし」

(画像提供:うなぎの西本)
「ひつまぶし」4200円

1930(昭和5)年、「うなぎの西本」は尾張地方の文化財が多く残されている名古屋北東部の地で、鰻を振舞う店として始まったそうです。店は、名古屋市営バス・名鉄バスの「山口町」停留所から歩いてすぐなので、名古屋駅や栄駅からはバスの利用が便利です。

厳選した良質の活鰻を仕入れ、鰻屋独自の“立場”という設備で地下水にさらし、調理するまで鰻を生かしています。そして職人が紀州備長炭で丁寧に焼き上げ、創業以来継ぎ足し続けたタレで仕上げます。

米は「西本」の味に合うようにと選び抜いた三重県伊賀産のコシヒカリを使用。食材の旨味を引き出すために、井戸から汲み上げた地下水を利用するなど、水にもこだわっているのだとか。

「ひつまぶし」の最大の特徴は、出汁。鰻の香ばしい風味を残し、最後まで温かく食べられるようにと、トロミのある“あんかけ出汁”が用意されています。トロトロの出汁をかける「あんかけひつまぶし」の優しい味わいを堪能してみてくださいね。

(画像提供:うなぎの西本)
(画像提供:うなぎの西本)
中庭の様子

看板にも歴史を感じさせる店構え。店内には、美しい中庭を望む奥座敷もあります。しっとりと落ち着いた雰囲気の中、美味しい鰻料理が楽しめます。

■うなぎの西本
[住所]愛知県名古屋市東区山口町16-14
[営業時間]11時~14時30分(LO13時40分)※奥座敷の利用は14時まで、17時~20時30分(LO19時40分)※奥座敷の利用は20時まで
[定休日]日
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄栄駅より名古屋市営バス・名鉄バスで約10分【車】名古屋高速道路東新町ICより約7分
[駐車場]あり(無料)
「うなぎの西本」の詳細はこちら

(画像提供:うなぎの西本)

鰻 木屋【東大手駅】

160年継ぎ足してきた極上のタレ!江戸時代から続く鰻料理専門店

(画像提供:鰻 木屋)
「特選おひつまぶし(肝吸付)」5300円

名古屋市役所の近くにある「鰻 木屋」は、江戸時代末期創業の鰻料理専門店。鰻を焼く香りと煙が漂う店の外の様子は、地元ではお馴染みの光景です。

仕入れた国産鰻を井戸水に泳がせて活きのいいものをさばき、備長炭を使って焼き上げています。創業から5代160年にわたり継ぎ足し続けているタレは、たまり醤油を使った秘伝の逸品。店で米をブレンドし、釜で炊いたご飯との相性も抜群です。

メニューは「おひつまぶし」「鰻丼」「長焼きごはん(3400円)」の3つ。「おひつまぶし」は「特選おひつまぶし(肝吸付)」の他、「上おひつまぶし(肝吸付)」4000円・「おひつまぶし(吸付)」3300円、「鰻丼」は「松丼」4000円・「竹丼」3300円・「梅丼」2800円、それぞれ3種あります。

(画像提供:鰻 木屋)

炭火でカリッと香ばしく焼き上げた鰻がたっぷり入った「おひつまぶし」は、特注の漆塗りの器で提供されます。

1膳目は鰻のカリッとした表面と中のふんわりとした柔らかな食感を楽しんで、2膳目は薬味と一緒に、3膳目は出し汁でお茶漬けにして食べるのがおすすめです。

■鰻 木屋
[住所]愛知県名古屋市東区東外堀町11
[営業時間]11時~13時30分
[定休日]日、祝、土用の丑の日
[アクセス]【電車】名鉄東大手駅より徒歩約3分、名古屋市営地下鉄名古屋城駅より徒歩約5分【車】名古屋高速道路丸の内ICより約7分
[駐車場]あり(無料)
「鰻 木屋」の詳細はこちら

(画像提供:鰻 木屋)

しら河 名駅店【名古屋駅】

しら河流「ひつまぶし」のこだわりは、吸茶で食べる締めのお茶漬け

「しら河のひつまぶし」 2,450円(税込)
「しら河のひつまぶし」3100円

1953(昭和28)年創業、名古屋城の近くに本店をもつ「しら河 名駅店」。「ひつまぶし」は、茶碗約3杯分のご飯にふっくら焼き上げた鰻がぎっしり敷き詰められたボリューム満点の名物メニューです。

素材にもこだわっており、鰻は季節に合わせて取り寄せる特選鰻の中から最適なものを吟味。米は、粒の大きさや粘りを研究し、相性のよい国産銘柄米を使用しているそう。また、数十年使い続けている秘伝のタレは、個々の素材と鰻の脂や旨味とが調和した絶品の味わいです。

最後のお茶漬けは日本茶ではなく、鰻とタレ、薬味を引き立たせるために、薄味の出汁をベ―スに豊かな薫りを加えた吸茶を使用。こだわりのお茶漬けで締めくくるのが「しら河のひつまぶし」流です。

店内は落ち着いた雰囲気、各種会合などにも利用できます

名古屋店は名古屋駅から徒歩5分の商業ビル「アクロスキューブ名古屋」にあります。個室も用意されているので、家族や友人との集まりにも利用しやすいですね。

■しら河 名駅店
[住所]愛知県名古屋市西区牛島町6-24 アクロスキューブ名古屋1F
[営業時間]11時~15時(LO14時30分)、17時~21時30分(LO21時)
[定休日]水
[アクセス]【電車】JR名古屋駅より徒歩約5分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約10分
[駐車場]なし※近隣に有料駐車場あり
「しら河 名駅店」の詳細はこちら

(画像提供:しら河 名駅店)

ひつまぶし稲生 エスカ店【名古屋駅】

名古屋駅からすぐの好立地で気軽に食べられる絶品うなぎ

(画像提供:ひつまぶし稲生 エスカ店)
「ひつまぶし」2980円

名古屋駅太閤通口を出てすぐ、エスカ地下街にある「 ひつまぶし稲生 エスカ店」は、名古屋名物「ひつまぶし」をリーズナブルな価格で食べられる店です。

比較的高価なイメージがある「ひつまぶし」を “少しでも安く、たくさんの人に食べてもらいたい” という思いから価格を抑えているとか。脂が程よくのった食べ頃の鰻を蒸さずに、中はふっくら、皮はパリパリ感のある強めの焼きで香ばしく仕上げています。

甘辛の濃厚なタレは、“食通の方にもご満足いただけるように”と創業当時は辛口だったタレをさらに試行錯誤を重ねて甘みを追求して作り上げたとか。ご飯にしっかり絡んで食欲をそそります。

(画像提供:ひつまぶし稲生 エスカ店)

大きなのれんが印象的な店舗は、和モダンの雰囲気を採り入れているそうです。カウンター席もあるので、1人でも気兼ねなく「ひつまぶし」が楽しめますね。

■ひつまぶし稲生 エスカ店
[住所]愛知県名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街
[営業時間]【平日】11時~21時30分(LO21時)【土・日・祝】10時30分~21時30分(LO21時)
[定休日]エスカ休業日に準ずる
[アクセス]【電車】JR名古屋駅より徒歩約3分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約8分
[駐車場]あり(エスカ駐車場30分330円※3000円以上の飲食で1時間無料)
「ひつまぶし稲生 エスカ店」の詳細はこちら

(画像提供:ひつまぶし稲生 エスカ店)

ひつまぶし名古屋備長 大名古屋ビルヂング店【名古屋駅】

備長炭でじっくり焼き上げた鰻を楽しむ、ひつまぶし専門店

「ひつまぶし」 3,100円(税抜)
「ひつまぶし」3950円

大名古屋ビルヂングの3階にある「ひつまぶし名古屋備長 大名古屋ビルヂング店」は、愛知県丹羽郡に本店を構えるひつまぶし専門店です。名古屋駅からのアクセスも抜群なので、買い物ついでにご当地グルメが堪能できます。

店名の通り、炭は備長炭を使用。皮が柔らかく脂ののった、その時期に一番美味しい鰻を厳選して、じっくり焼き上げます。皮は芳ばしく身はふっくらで、ネギやわさびの薬味との相性も抜群。鰻の状態によって焼き方を変える職人技が光ります。

愛知県産のたまり醤油を使ったタレ、米は無農薬の長野県産コシヒカリや富山県氷見産コシヒカリ、お茶は静岡県菊川市の深蒸し茶といった、こだわりがつまった「ひつまぶし」。鰻と相性の良い、日本酒やワイン、焼酎などと一緒に楽しむのもおすすめです。

(画像提供:ひつまぶし名古屋備長 大名古屋ビルヂング店)

店内は、木を基調としたシンプルな空間。落ち着いた雰囲気で、ゆったり食事ができます。

■ひつまぶし名古屋備長 大名古屋ビルヂング店
[住所]愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング3F
[営業時間]11時~15時(LO14時30分)、17時~22時(LO21時30分)
[定休日]大名古屋ビルヂングに準ずる
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄名古屋駅直結、名鉄名古屋駅より徒歩約5分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約8分
[駐車場]あり(大名古屋ビルヂング駐車場:7時~24時30分340円、0時~7時30分170円※5000円以上の会計で1時間無料)
「ひつまぶし名古屋備長 大名古屋ビルヂング店」の詳細はこちら

(画像提供:ひつまぶし名古屋備長 大名古屋ビルヂング店)

ひつまぶし う家 名駅店【名古屋駅】

肉厚な大サイズの鰻のみ厳選!大きさが選べる豊富なメニュー

(画像提供:ひつまぶし う家 名駅店)
「ひつまぶし」3740円

JRや地下鉄各線の名古屋駅から徒歩3~5分、ミッドランドスクエアからは徒歩1分という好立地にある「ひつまぶし う家 名駅店」では、脂ののった鰻を地焼きにして、皮はパリっと香ばしく、身はふっくらと焼き上がった鰻が堪能できます。

鰻は、肉厚で大きくボリューム満点。自分が食べられる量に合わせて鰻のサイズを選べるメニューが揃っています。

例えば「う家ひつまぶし」(4950円)は大サイズの鰻が約1匹、「特上ひつまぶし」(6930円)は約1.5匹、イチ押し看板メニューの「ひつまぶし」(3740円)は約3分の2匹の鰻が盛り付けられています。小食の人には約3分の1匹の「姫ひつまぶし」(1980円)がおすすめ。

さらに、家族など大人数で豪快に味わえるよう大きな桶に盛り付けられた名物「う家桶」は、大勢で一緒に「ひつまぶし」が楽しめますよ。

(画像提供:ひつまぶし う家 名駅店)

落ち着いた和の雰囲気が漂う店内にはテーブル席をはじめ、1人でも気軽に入れるカウンター席、個室もあります。また大広間は、大人数での宴会にもぴったりです。

■ひつまぶし う家 名駅店
[住所]愛知県名古屋市中村区名駅4-4-16 かに家ビル1階
[営業時間]11時30分~15時(LO14時)、17時~21時30分(LO20時30分)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】名鉄・名古屋市営地下鉄名古屋駅より徒歩約3分、JR名古屋駅より徒歩約5分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約5分
[駐車場]なし
「ひつまぶし う家 名駅店」の詳細はこちら

(画像提供:ひつまぶし う家 名駅店)

炭焼 うな富士 名駅店【名古屋駅】

1000度を超える炭火で焼き上げた身の厚い「青うなぎ」を堪能

(画像提供:炭焼 うな富士 名駅店)
「肝入り 上ひつまぶし(限定)」6600円

名古屋駅徒歩5分に位置する「うな富士」。使用するのは「青うなぎ」といって、一般的なサイズの3割以上も大きく身が厚く、脂乗りも良い希少な鰻です。

「青うなぎ」は、本来の味を最大限引き出すために、旨味や脂肪分を閉じ込められる超高温で焼き上げているのだそう。1000度を超える炎で熱した後、炭火でじっくり火を通す地焼きにより、表面はカリッ、中はふっくらとした味わいが楽しめます。

裂き方も、鰻の肝をきれいな形で取り出せる「腹開き」にこだわり、丸々とした肝をのせた「うなぎ丼」や「ひつまぶし」など、創業者が研究を重ね完成させた門外不出のタレで味わう名物メニューが生まれました。

(画像提供:炭焼 うな富士 名駅店)

店内はモダンで木のぬくもりを感じられる和空間。3~16名で利用可能な個室もあり、家族や友人と寛ぎながら鰻料理が堪能できます。新幹線を利用する人には、2024年4月26日オープンの名古屋駅新幹線口から徒歩1分「名古屋駅 太閤口店」もおすすめです。

■炭焼 うな富士 名駅店
[住所]愛知県名古屋市中村区名駅4-8-18 名古屋三井ビルディング北館地下1階
[営業時間]11時~21時
[定休日]不定
[アクセス]【電車】JR・近鉄・名鉄名古屋駅より徒歩約5分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約7分
[駐車場]なし※近隣にコインパーキングあり
「炭焼 うな富士 名駅店」の詳細はこちら

(画像提供:炭焼 うな富士 名駅店)

宮鍵【伏見駅】

趣ある店構え、「かしわ」と「鰻」両方味わえる老舗料理店

(画像提供:宮鍵)
「ひつまぶし(薬味付)」4500円

「宮鍵」は1899(明治32)年創業、伝統の味を守り続けている「かしわ(鶏肉)」と「鰻」料理の老舗。地元の人はもちろん、名古屋を訪れる際には、必ず立ち寄るというファンも多いそうです。

看板メニュー「親子丼」とともにおすすめなのが「ひつまぶし」。創業当時からの秘伝のタレを使用していて、絶妙な火加減でふっくら焼き上げた国産うなぎが堪能できます。

1膳目はそのまま、または山椒をかけて。2膳目はネギと一緒に。3膳目はネギと山葵(ワサビ)をのせ、出汁をかけてお茶漬けで味わいます。これが一般的な食べ方ですが、特別な決まりはないので好みの方法で楽しんでくださいね。

(画像提供:宮鍵)

名古屋駅からも徒歩で約15分という好立地。にわとりのイラストが目印の歴史を感じる店構えです。店内は座敷中心で約130席もあるのでゆったり過ごせます。

■宮鍵
[住所]愛知県名古屋市中村区名駅南1-2-13
[営業時間]11時30分~LO14時、17時~21時40分(LO21時)
[定休日]土、第4水
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄伏見駅より徒歩約7分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約5分
[駐車場]なし※近隣に有料駐車場あり

(画像提供:宮鍵)

うなぎ よね一【伏見駅】

御園座近くの老舗。4種類の食べ方が楽しめる「ひつまぶし」

(画像提供:うなぎ よね一)
「ひつまぶし(松)」 4250円

「うなぎ よね一」は地下鉄の伏見駅から徒歩1分、御園座のすぐ近くに位置する創業約70年の鰻料理店です。備長炭で関西風に直火焼きした鰻は、表面はパリッと中はふっくら。店主が厳選した脂ののった鰻の味わいが堪能できます。

「ひつまぶし」には、中詰め5900円、松4250円、竹2950円の3種類のメニューが用意されています。中でもおすすめは、月見とろろが付いている中詰めと松。

1膳目はそのままで、2膳目は薬味とともに、3膳目は月見とろろと薬味をのせて、最後は薬味と出汁でお茶漬けにと、4種類の食べ方で楽しめます。月見とろろで、より味わい深い「ひつまぶし」が堪能できますよ。

(画像提供:うなぎ よね一)

足をのばして過ごせる座敷の店内は、まるで我が家のような温かく懐かしい雰囲気が魅力です。

■うなぎ よね一
[住所]愛知県名古屋市中区栄1-5-16
[営業時間]11時~13時40分、17時~LO20時
[定休日]日・月・祝※他曜日が休みの場合もあり
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄伏見駅より徒歩約1分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約5分
[駐車場]なし
「うなぎ よね一」の詳細はこちら

(画像提供:うなぎ よね一)

いば昇【栄駅】

明治時代から鰻料理一筋!守り続けてきた伝統の味

(画像提供:いば昇)
「櫃まぶし(ひつまぶし)」3750円※吸い物つきは+250円

名古屋の繁華街・錦三丁目にある「いば昇」。1909(明治42)年創業の鰻料理一筋の老舗で、「ひつまぶし」発祥店のひとつと言われています。

タレをかけたご飯の上に小さく刻んだ海苔、さらにその上に刻んだ鰻の蒲焼がおひつに入った「櫃まぶし(ひつまぶし)」には、刻んだねぎ・わさびなどの薬味と漬物が付いています。

コクのある甘辛い特製のタレを使用していて、1膳目はそのままで、2膳目は薬味をのせて、3膳目は煎茶を注いでお茶漬けで食べるのがおすすめ。別添えのタレを加えれば、より濃い味が楽しめます。自分の好みで味の加減が調節できる心配りも嬉しいですね。

木造2階建ての風情ある雰囲気、店内にはテーブル席と座敷があります

木造2階建ての風情を感じる外観で、店内にはテーブル席と座敷があります。街の喧騒がうそのように静かな店内で、守られ続けられてきた伝統の味が堪能できます。

■いば昇
[住所]愛知県名古屋市中区錦3-13-22
[営業時間]11時~LO14時30分、16時~LO20時
[定休日]日、第2・3月
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄栄駅より徒歩約3分【車】名古屋高速道路錦橋ICより約5分
[駐車場]なし※近隣にコインパーキングあり
「いば昇」の詳細はこちら

(画像提供:いば昇)

あつた蓬莱軒 神宮店【熱田神宮伝馬町駅】

「ひつまぶし」原点の店、明治時代から続く伝統の味とスタイル

「ひつまぶし(薬味、出汁、吸い物、香の物付)」 3,600円 (税込)
「ひつまぶし(薬味、出汁、吸い物、香の物付)」4600円

「ひつまぶし」は、1873(明治6)年創業の老舗料理店「あつた蓬莱軒」の登録商標。2代目店主が鰻丼の出前で器が割れない木の器(おひつ)を考案、さらに鰻を先に食べてご飯が残ってしまわないよう鰻を細かく切ってご飯と混ぜたところ好評だったので、会席にも出されるようになったそうです。

大きなおひつでご飯をまぜる(まぶす)が「ひつまぶし」の名前の由来とか。お茶漬けを試したところ、こちらも大好評。おひつも1人用になり、名古屋を代表する名物料理として広まりました。おひつからしゃもじで小分けにして食べるスタイルを確立したのが、「あつた蓬莱軒」と言われています。

看板商品の「ひつまぶし」には、創業当時から140年継ぎ足しているという秘伝のタレを使用。新鮮で活きの良い鰻を職人が数秒でさばき、高級な備長炭の安定した火力で香ばしく焼き上げます。

趣きのある佇まい、名古屋名物として有名な「ひつまぶし」は『あつた蓬莱軒』の登録商標です

「あつた蓬莱軒 神宮店」は、熱田神宮は徒歩5分ほど。全国からこの味を求め多くの人が訪れる名店の味を、参拝と合わせて堪能してみてください。

■あつた蓬莱軒 神宮店
[住所]愛知県名古屋市熱田区神宮2-10-26
[営業時間]11時30分~LO14時30分、16時30分~LO20時30分
[定休日]火、第2・第4月(祝日は営業、振替休あり)
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄熱田神宮伝馬町駅より徒歩約3分【車】名古屋高速道路呼続ICより約8分
[駐車場]あり(無料)
「あつた蓬莱軒 神宮店」の詳細はこちら

(画像提供:あつた蓬莱軒 神宮店)

うなぎ料理 三代目 うな東 中川本店 昭和四十四年創業【ささしまライブ駅】

高級感が漂う店内で、創業時から受け継がれてきたタレで味わう絶品料理

(画像提供:うなぎ料理 三代目 うな東  中川本店  昭和四十四年創業)
「上ひつまぶし」4980円

1969(昭和44)年創業の「うな東(とう)」は、創業者である先代が “西”が名に付くうなぎ屋に丁稚(でっち)として奉公し、独立する際に“東は任せる”という想いを込めて「うな東(うなとう)」と名付けられたとか。代々“安くて美味しい鰻を提供したい”と、現在の店名「うなぎ料理 三代目 うな東 中川本店 昭和四十四年創業」になったそうです。

「うな東」の鰻は、時期ごとに1番美味しく食べられる大きく脂ののった活きと色にこだわって選定。パリッとした皮目、ふわっとした肉厚の身の食感が楽しめます。

鰻を引き立たせるのは、創業時から継ぎ足している自慢のタレ。毎日幾度も継ぎ足すことで、鰻から出る脂や旨味が凝縮された深みが特徴です。“秘伝のタレ”と職人の火入れで生み出された逸品「ひつまぶし」や「うな丼」の他にも、お酒にも合うメニューが揃っています。

(画像提供:うなぎ料理 三代目 うな東  中川本店  昭和四十四年創業)
「元祖 うな東 大名ひつまぶし」13800円

店主おすすめなのが、30cmの大名椀に入った「元祖 うな東 大名ひつまぶし」。贅沢に鰻を使用し、金箔が入っている豪華なひつまぶしは、3~5人で楽しめる大満足な逸品です。

(画像提供:うなぎ料理 三代目 うな東  中川本店  昭和四十四年創業)

店内には、手入れの行き届いた中庭が見えるテーブル席や座敷個室も設けられています。和風の上質な空間は、特別な日の利用にもおすすめです。

■うなぎ料理 三代目 うな東 中川本店 昭和四十四年創業
[住所]愛知県名古屋市中川区福住町9-22
[営業時間]10時30分~LO14時、16時30分~21時30分(LO21時)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】名古屋臨海高速鉄道ささしまライブ駅・近鉄米野駅より徒歩約10分【車】名古屋高速道路尾頭橋ICより約10分
[駐車場]あり(無料)
「うなぎ料理 三代目 うな東 中川本店 昭和四十四年創業」の詳細はこちら

(画像提供:うなぎ料理 三代目 うな東 中川本店 昭和四十四年創業)

炭焼きの店 うな豊【瑞穂運動場西駅】

「ひつまぶし」をひとつの丼ぶりで豪快に味わう名物「まぶし丼」

「まぶし丼 (肝吸い付き)」 3890円

1960(昭和35)年創業の「炭焼きの店 うな豊」は、パロマ瑞穂北陸上競技場の近くにある鰻料理専門店です。

「うな豊」で味わえる「まぶし丼」は、名古屋名物「ひつまぶし」をひとつの丼ぶりで味わえる豪快な逸品。食べ方は、ひつまぶしと同じように、まずはそのまま、次は薬味と一緒に、最後は出汁をかけて楽しみます。

厳選された鰻は素早くさばき、注文が入ってから備長炭で焼き上げています。ザク切りされた鰻と、先代から受け継がれてきたコクのあるタレがしみ込んだご飯は相性抜群!とろけるような味わいが堪能できます。

(画像提供:炭焼きの店 うな豊)

小さな庭もある店内はアットホームな雰囲気が魅力。開業当時から地元の人に愛され続けるお店です。

■炭焼きの店 うな豊
[住所]愛知県名古屋市瑞穂区豊岡通3-40
[営業時間]【平日・土】11時~14時30分(LO14時)、17時~21時(LO20時30分)【日・祝】11時~14時30分(LO14時)、16時30分~21時(LO20時30分)
[定休日]月、第2・第4火(祝日の時は翌日休)
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄瑞穂運動場西駅より徒歩約5分【車】名古屋高速道路呼続ICより約10分
[駐車場]あり(無料)
「炭焼きの店 うな豊」の詳細はこちら

(画像提供:炭焼きの店 うな豊)

うなぎ蓮花【野並駅】

鰻も季節の料理も楽しめる!健康を意識した“おばんざい”が充実

(画像提供:うなぎ蓮花)
「上ひつまぶし」 3680円

名古屋市緑区の住宅街に位置する滝の水公園の近くにある「うなぎ蓮花」は、良質の鰻と新鮮な食材を使用し、おばんざいなどバラエティーに富んだメニューが揃う店です。

季節によって脂ののりがよくなるうなぎを厳選し、炭火で外は香ばしく、中はふっくらと柔らかく焼き上げています。

ご飯は、そのままでも出汁でも美味しく食べられるよう、あえて硬めに炊いているとか。創業以来継ぎ足して熟成させたタレは、手造りのたまり醤油と国産米が原料の三河みりんを使用した、素材を最大限に活かす絶品の味わいです。

単品メニューの他、会食や宴会にぴったりの「ひつまぶしコース(4500円~)」、ミニひつまぶしと季節のおばんざい3品がセットになった「“わたし流”昼御膳」(1850円、1日限定50食)もおすすめです。

(画像提供:うなぎ蓮花)

日本家屋のしっとりとした佇まいが印象的な外観です。店内は大小個室や座敷など様々な部屋があり、家族連れやカップルなど幅広い年齢層の人が訪れています。

■うなぎ蓮花
[住所]愛知県名古屋市緑区上旭2-108
[営業時間]11時~14時30分(LO14時)、17時~21時30分(LO20時30分)
[定休日]木、第2水
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄野並駅より名古屋市営バスで約20分【車】名古屋高速道路笠寺ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
「うなぎ蓮花」の詳細はこちら

(画像提供:うなぎ蓮花)

まとめ

なごやめしで食べたいグルメのひとつ、ひつまぶし。行列になることもあるので、時間をずらしたり、予約をしたりすると良いですよ。ぜひ名古屋に訪れた際は食べに行ってみてくださいね!

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

横手 奈保子  横手 奈保子

ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。

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