close

2016.02.07

【岐阜・下呂】ちょっぴり大人な気分で♡粋に遊ぶ卒業記念女子旅行

東海地方の人気観光地「下呂温泉」。気軽な行先として卒業旅行でも人気のエリアです。
お湯よし、料理よし、街歩きよし!と女子旅の行き先としては鉄板ですが、学生時代最後の春休みは、社会人になる前の特別な時間。せっかくだから、そんな旅にふさわしい、ちょっぴり贅沢で、大人な気分が味わえるような、これまでとは違う過ごし方をしてみては?

今回は座禅や写経、落ち着いたレストラン、日本酒のいろはを教えてもらえる酒蔵など、知らなかった下呂の粋な姿を紹介します。
大人の女性の心で過ごす卒業旅行は、学生時代最後の思い出旅にふさわしいものになるはずですよ。

1.CUCINA ORESTTINA

“顔が見える “食材と料理人。大人のための隠れ家的レストラン。

CUCINA ORESTTINA

Pranzoコース(2000円)。パスタ、メインをそれぞれ4種類の中から選べる。他に前菜盛り合わせ、デザート、パン、飲み物付。岐阜県産の蔵酵母のグラスワイン(500円)も

2014年7月に、温泉街の中心にオープンしたイタリアンレストラン。下呂出身のマダムと京都出身のシェフの二人がもてなしてくれます。

料理は野菜がメインで、自家菜園や、顔なじみの契約農園で作る完全無農薬の野菜を使い、素材そのものの旨みを生かした、見た目にも華やかな一皿が並びます。珍しい岐阜県産ワインと共に、ゆったりと味わいましょう。

CUCINA ORESTTINA
オープンキッチンで、料理をするシェフやマダムとの会話も楽しめる
CUCINA ORESTTINA
しゃれたインテリアにも注目

【オーナーシェフ/熊﨑浩一さんからのメッセージ】
下呂は季節感が色濃い町です。地元の食材からもその季節を感じてもらえる料理ですし、ワインとの相性も考え作っています。
大人の女性らしく、ワイン&ランチをぜひどうぞ!

CUCINA ORESTTINA(クチーナ オルセッティ-ナ)
TEL/0576-25-5230
住所/岐阜県下呂市森1075-9(吉泉ビル2階)
営業時間/12時~14時、18時~21時
定休日/日曜、月1回不定
料金/ランチ1000円~、ディナー3500円~ アラカルトあり
駐車場/なし
「CUCINA ORESTTINA」の詳細はこちら

2.鷺の足湯

街歩きには欠かせない疲れを癒してくれる足湯。

鷺の足湯

トロンとした湯は肌あたりもやわらかく、あまりの気持ち良さに、ついつい長湯になってしまう

温泉街の中に8カ所ある無料の足湯。美肌の名泉が注がれ、街歩きの途中についつい立ち寄りたくなってしまいます。それぞれに造りも景色も特徴があるので8カ所全部回るのもオススメ。
中でも人気なのが、最古の足湯であるこちら「鷺の湯」。下呂発温泉博物館の向かいにあり、屋根もあるので天気を気にせず利用できます。

2月はまだ真冬の寒さですが、ここの湯は少し熱めなので、全身ポッカポカに温まります。ヒノキ造りで風情たっぷり。多くの人が入りに来るので、旅先での出会いや会話を楽しむのも一興です。

鷺の足湯(さぎのあしゆ)
TEL/0576-25-4711(下呂市総合観光案内所)
住所/下呂市湯之島
営業時間/24時間
定休日/なし
駐車場/なし
「鷺の足湯」の詳細はこちら

3.天領酒造

飛騨の米と水と自然が生み出す江戸時代から受け継がれる名酒。

天領酒造
杉玉が吊され、酒蔵は活気を帯びる季節。店内で商品購入も可能

1680年から飛騨萩原で日本酒づくりを行う蔵元。看板銘柄の「天領」をはじめ、女性の間で人気急上昇中のスパークリング日本酒「すますま」など、日本酒を新しい感覚で味わえる商品も続々と登場しています。

酒蔵見学では、3月までの仕込み時期だけしか見られない蔵の様子や、味わえない新酒などのきき酒もできます。日本酒の美味しさがわかるのも大人の証拠!

天領酒造
仕込み段階で発生する酒粕を手に取ってみる。日本酒の甘くふくよかな香りが鼻に抜ける

天領酒造

5、6種類試飲が可能。写真の手前左、発泡にごり酒は女性をターゲットにした新商品。ワイングラスでどうぞ

【お土産にはコレ!】
天領酒造

「すみずみまで」という意味の飛騨弁「すますま」。アルコール度数も5度と低く、炭酸が効いた甘口で女性好み(486円/250ml)

【案内人/奥田勝昌さんからのメッセージ】
酒蔵だからこそ、いろいろ試飲して、自分好みのお酒を見つけてください。アルコール度数を下げた女性好みのお酒もたくさんあります。
新しい日本酒との出会いがあるはずです。

天領酒造
TEL/0576-52-1515
住所/岐阜県下呂市萩原町萩原1289-1
営業時間/8時~17時(酒造見学は、9時~12時、13時~16時(要予約※ワイングラスで試飲希望の場合はその旨を伝えて)
定休日/土日祝
料金/無料
駐車場/1台
「天領酒造」の詳細はこちら

4.温泉寺

下呂温泉の歴史を学び、素の自分と向き合う時間。

温泉寺
町を見下ろす高台に位置し、白鷺伝説の薬師如来像を祀っている

白鷺が湯を発見したと言われる下呂温泉。その歴史を物語り、町を守っているのが温泉寺です。この歴史ある寺で、座禅と写経体験ができるのはなかなか知られていません。

住職自らが下呂の歴史を語ってくれ、これまでとは違った下呂の一面を知ることができます。座禅も写経も厳しいものではないですが、寺という非現実空間での体験に、心も体もリセットされる心地よさを感じるはず。

温泉寺

住職の伸びやかな声に合わせて般若心経を読経。大きな声を出すことで、ピリッと身が引き締まった思いに

温泉寺

温泉寺の住職が座禅の組み方、姿勢、呼吸法など丁寧に教えてくれる。15分間の座禅もあっという間

温泉寺
詩集か経本のいずれかを選んで書き移す。自分の心の中に落ちる言葉を選ぶのがいい。今回は詩集を選択。筆と墨で文字を書くだけで、心が落ち着く

温泉寺

体験者へのお土産はコレ!
紅葉の名所としても知られ、その年の紅葉の葉を使った手作りの栞がプレゼントされる。お守りにも

温泉寺

座禅も写経も、ありのままの自分を受け入れて、心を整えるものです。
これから社会に出て行こうとする若い方にとって、流れに身を委ねる体験がきっと何かに役立つはずです。
住職/岩浅宏観さん

温泉寺
TEL/0576-25-2465
住所/下呂市湯之島
営業時間/日の出~日没 ※座禅、写経は要予約(座禅は住職がいる時のみ)
定休日/なし(3月13日~22日は写経のみ可)
料金/座禅と写経で1000円 ※3月13日~22日は写経のみで無料
駐車場/なし
「温泉寺」の詳細はこちら

5.緑の館

ドリップのコツをコーヒー豆のプロに学ぶ「コーヒー教室」。

緑の館

店内では多くの種類の豆を販売。好みの味を伝えると選んでくれる

「実家が喫茶店を営んでいたので、より美味しいコーヒーを提供したいと思い、豆の焙煎から手がけるようになりました」と、ガテマラにまで足を運んだという野村さん。

店頭には常時15、6種類の自家焙煎した豆が並びます。そんな豆のことを知り尽くした野村さんに、本当に美味しいコーヒーを入れる技を教えてもらえるのは、貴重な体験です。

緑の館

教えてもらって初体験。鮮度のいい豆なら、これくらいふっくらと膨らむ。漂ういい香りに、思わずにっこり。
先生が淹れたコーヒーと自分で淹れたものとの飲み比べも

緑の館
国道沿いにある焙煎所。教室はここで。ここの豆を使った喫茶室が隣接している

【コーヒーロースター/野村祐貴さんからのメッセージ】
コーヒーは料理と同じで、豆や道具、淹れ方にこだわれば、味も格段に違ってきます。美味しいコーヒーを豆からドリップできれば、女性としてのポイントもアップしますよ。

緑の館
TEL/0576-52-2300
住所/下呂市萩原町花池123
営業時間/8時~18時30分 (喫茶は~17時)コーヒー教室は、平日18時30分~20時の間の約1時間、3名まで、要予約
定休日/木
料金/1500円(持ち帰りコーヒー100g付)
駐車場/12台
「緑の館」の詳細はこちら

まとめ

温泉や街歩きだけじゃない、大人の女性の階段を上るにふさわさしいスポットをご紹介しました。
いろんな体験をして、忘れられない素敵な思い出を作ってくださいね。

※この記事は2016年2月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード