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2016.05.27

知らなきゃ損する?!「非日常感」満載の穴場温泉4【関東・東北】

週末にサクっと行ける近場で、日頃の疲れを癒したい!けど、どこに行けばいいのかわからない…。それなら、気軽に非日常を感じられる絶景の日帰り温泉がおすすめです。

知らないだけで実はある、ロケーションが自慢の関東・東北エリアの穴場温泉を4つご紹介します。穴場のスポットであるため、混雑を避けやすく、ゆったり過ごせるのが嬉しいポイントです。

大海原を一望できる露天や、野趣あふれる岩場の温泉など、本当に日帰りで行けちゃうの!?と疑ってしまうような素晴らしいロケーションの施設が続々。景色を楽しみながら温泉に浸かれば、心も体もリフレッシュできること間違いなし。ぜひお出かけしてみてください。

1.犬吠埼ホテル 黒潮の湯【千葉県銚子市】

太古の地層から湧き出る湯を、太平洋の絶景と共に。

犬吠埼ホテル 黒潮の湯

岩風呂や石組みの露天風呂「黒潮の湯」の眺め。青空もいいが夕焼け空も美しい(写真は男湯。女湯は覗き防止あり)

犬吠埼ホテル 黒潮の湯

大きな窓が明るく、広々とした内湯の「扇形大浴場」

海に突き出した犬吠埼にほど近いホテルで、素晴らしい温泉に入ることができる。こちらの温泉「黒潮の湯」は、何と深さ1300m、白亜紀前期の地層から湧き出る天然温泉を使用しているのだ。

1億年前の地層の成分をたっぷり含んで注ぎ込む温泉は「古代の湯」とも言われて愛されるナトリウム‐塩化物強塩温泉で、別名「肌美人の塩湯」とも言われるほど塩分が濃い、ミネラル豊富な温泉だ。

日中は見渡す限りの太平洋と青い空を望み、夕暮れには青とオレンジのグラデーションが美しい空、また夜は犬吠埼灯台の幻想的な光など、時間ごとに様々な姿を見せる犬吠埼の絶景を眺めながら入ることができる。

アクセス

【車】東関道佐原香取ICより1時間(篠崎ICより京葉道路経由トータル約2時間)

クチコミ

あったかい海に入っているようなしょっぱいお湯、景色はもちろん、入り口近くでお迎えしてくれる本物のペンギンもかわいくて癒されます!(編集部Y)

犬吠埼(いぬぼうさき)ホテル 黒潮の湯
TEL/0479-22-8111
住所/千葉県銚子市犬吠埼9574-1
営業時間/9時~22時(木曜は11時~22時、最終受付21時30分)
定休日/なし
料金/平日:中学生以上1200円、小学生800円、土日祝:中学生以上1500円、小学生1000円、小学生未満無料(タオル・バスタオル料金込)
駐車場/250台
「犬吠埼ホテル 黒潮の湯」の詳細はこちら

2.海泉浴 島の湯【静岡県熱海市】

日帰り船旅で、海泉浴とリゾート気分を満喫。

海泉浴 島の湯

海に浮かんでいるのかと錯覚するようなロケーションで心が解放される(男子露天風呂)
海泉浴 島の湯

どこまでも広がる海とウッドデッキにくつろげるリクライニングチェア。これぞリゾート!

熱海港から高速船で25分、都内からでも日帰りで行ける距離にあるリゾート島「初島」。視界に広がる海とそこに住む生き物、植物、美味しい食べ物、そこはまさにリゾートと言うのにふさわしく、日常から遠く離れたことを実感できる場所だ。

港から徒歩15分のアイランドリゾートの中にある日帰り温浴施設「島の湯」のお湯は温泉ではない。お湯は海岸の地下40mから汲み上げた井戸水を沸かしたもので、海水がゆっくりと島に浸透する間に海水以上の多量のミネラル分が溶け込んだ湯に浸かる「海泉浴」と言われるものだ。

温泉とはまた違い、豊富なミネラル分が、高い濃度の浸透圧によって肌から浸透し、細胞を活性化させたり、新陳代謝を促したり、体内から老廃物の排出を促したりと様々な効果がある。湯の効能も素晴らしいが、海岸線ぎりぎりの露天風呂は海と一体になり心を解放してくれる素晴らしい体験を約束してくれる。

アクセス

【船】熱海駅より熱海港まで路線バス15分、熱海港より高速船イルドバカンス号初島行25分

クチコミ

こんなに気軽に行ける島はそうそうないでしょう。そしてこのロケーションはリゾート気分になれておすすめ!(編集部Y)

海泉浴 島の湯
TEL/0557-67-2151
住所/静岡県熱海市初島1113初島アイランドリゾート
営業時間/10時~21時30分(最終受付20時30分)
定休日/木(春休み、GW、夏休み期間は営業)
料金/中学生以上900円、3歳~小学生600円、3歳未満無料(バスタオル、フェイスタオルセット250円)
「海泉浴 島の湯」の詳細はこちら

3.姥湯温泉 桝形屋旅館【山形県米沢市】

野趣あふれる岩の隙間から流れ出す、とろりとした白濁の名湯。

姥湯温泉 桝形屋旅館

ダイレクトに自然の中に飛び込んだような、解放感が素晴らしい露天風呂

姥湯温泉 桝形屋旅館

宿泊や個室利用なら内湯にも入れる

山形県は吾妻連峰の北側、標高1300mの奥深い谷間に位置する知る人ぞ知る秘湯。姥湯温泉 桝形屋は、迫力ある大きな岩がそびえ立つ絶壁に三方を囲まれており、周囲には原生林が広がり、時折カモシカが姿を見せる仙境の中に佇んでいる。

露天風呂からの景色は「まさに秘湯」という感じで、特に新緑や秋の紅葉の頃は絵画のように見事な自然を満喫できる。岩壁から噴き出す湯口は6カ所あり、桝形屋にはそのうち1本を引いていて、他は川へ流れ落ちているという贅沢な湯の使い方。その上質な単純酸性硫黄泉はもちろん100%天然温泉で、湧き出たそのままをかけ流しているので少し熱めだが、露天風呂の解放感のため心地よく感じる。

湯守が17代も守ってきた姥湯温泉のトロリとした肌ざわりを、野趣あふれる露天風呂で、谷川の音や鳥のさえずりを聴きながら楽しむという素朴な贅沢はここでしか味わえない。

アクセス

【車】東北道福島飯坂ICより1時間

クチコミ

「秘湯に来た!」と自信を持って言えるくらいすごい秘湯感。トロトロのお湯に浸かると自然とこの土地に「ありがとう」と言いたくなります。(編集部I)

姥湯温泉 桝形屋旅館(うばゆおんせん ますがたやりょかん)
TEL/090-7797-5934
住所/山形県米沢市大字大沢姥湯1
営業時間/9時30分~15時30分
定休日/不定
料金/中学生以上600円、3歳~小学生300円、3歳未満無料(販売タオル280円、貸出バスタオル260円)
駐車場/40台
「姥湯温泉 桝形屋旅館」の詳細はこちら

4.湯の花温泉 安田屋旅館【静岡県沼津市】

あの小説家も泊まった古き良き文化財の宿で、上質な温泉時間を。

湯の花温泉 安田屋旅館

2階の野天風呂大浴場「満願の湯」
湯の花温泉 安田屋旅館

趣ある建物や温泉宿の雰囲気を存分に楽むことができる老舗旅館

活気ある沼津港が有名で、美味しい海の幸が食べられることからじゃらん編集メンバーも足しげく通う沼津エリア。沼津ICから30分の場所に創業明治20年、国の登録有形文化財に指定されている、日本情緒あふれる温泉旅館がある。 湯の花温泉の安田屋旅館は昭和22年には小説家太宰治が滞在し『斜陽』の第1章、第2章を執筆したと言われている歴史ある旅館だ。

築80年の現在の建物は、障子・欄干などの意匠が建築家のこだわりを感じさせる数奇屋風の館内で、当初の趣を残しながら過ごしやすいよう手入れされている。お風呂へと続く渡り廊下は中庭沿いにあり、この時期竹林が美しく青々とした良い香りを放ち、6月になると蛍が飛び交う様子もうかがえる。

神経痛や関節痛に効果があると言われている単純アルカリ泉の温泉は、男女の内湯、露天風呂と4カ所あり、予約すれば貸切風呂も利用できる(有料)。駿河湾の海の幸をふんだんに使用した美味しい昼食がいただけるので、お食事つきのプランもおすすめだ。

アクセス

【車】東名沼津ICより30分(渋谷よりトータル約2時間)

クチコミ

歴史ある宿=古いと思っていたら全然そんなことはなく、温泉もキレイで心地よく入れます。レトロな雰囲気もしっかり楽しめて素敵!(編集部Y)

湯の花温泉 安田屋旅館
TEL/055-943-2121
住所/静岡県沼津市内浦三津19
営業時間/12時~21時
定休日/不定
料金/中学生以上1000円、3歳~小学生500円(販売タオル200円、貸出バスタオル200円)
駐車場/15台
「湯の花温泉 安田屋旅館」の詳細はこちら

※この記事は2016年5月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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