「忍者」。それは幼い頃、誰でも一度は憧れたことがある夢の存在。
そんな忍者の体験ができる場所がこの夏、お台場周辺に登場したのだとか。
「忍者体験」とは一体…?
その真相を探るべく、じゃらん編集部の内野と坂田が「日本科学未来館」へやってきました!
どんな体験ができるのか、早速見てみましょう。ニンニン!
企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」
最新科学の視点を取り入れた忍者展
新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」から徒歩約5分。「日本科学未来館」に登場した期間限定の企画展にて、忍者体験が行えるのだそう。
チケットブースではオープンと同時に沢山の観光客で賑わっていました!
皆さん、そもそも「忍者」と聞いて何を思い浮かべますか?
恐らく多くの方は頭の中で即座にそのイメージを浮かべることができると思いますが、実は忍者の実態はいまだ多くの謎に包まれているんです。
「真実の忍者」の姿を明らかにするため、現在も様々な学術研究が進められています。
今回の企画展では、そんな最新の史料研究や科学的アプローチを取り入れた展示が行われており、忍者研究の第一人者である三重大学の山田教授が監修されたのだとか。
ますます期待が高まります!!
パンサーも忍者修行に夢中!?
今回訪れた日は開幕記念ということで、お笑い芸人・パンサーの3人とキティーちゃんもお祝いに駆け付けていました!
写真向かって左の菅さん、まるで本物の忍者のように忍者服がなじんでいます!
向井さんと尾形さんにイジられ、「実は僕、本業が忍者なんです」と暴露(笑)
この日、パンサーの3人は一足先に忍者修行を体験してきたそう。
感想を聞かれ、「どハマりした」「修行に通いたい」とのことでした!
パンサーもハマった忍者修行とはどんなものなのか、その見どころにいよいよ迫ります♪
「老師」に認められる忍者を目指せ!
展示スペースに入るとまず忍者に関する書籍やポスター、忍術書にかかれた忍者の姿が紹介される「忍者研究室」が。
展示構成は「忍者研究室」「STAGE1体をきたえよ」「STAGE2技をきわめよ」「STAGE3心をみがけ」の4つに分かれています。会場図はこんな感じ。
更に進むと、忍者の師匠「老師」が登場!
修行を頑張れば忍者に認定してもらえるのだとか。
これは俄然やる気が沸いてきました!!
忍者修行その1「体をきたえよ」
忍者には「心」「技」「体」が大切。
ということで、それぞれのステージではこれらの力を身に着けるための修行を行います!
まずは体をきたえる「STAGE1」!!
ここでは忍者の動きの基本や五感を研ぎ澄ませる修行など、実際に体を動かしながら行う体験ができます!
中でも注目なのが、忍者には欠かせない手裏剣打ち。
手裏剣とは「投げる」のではなく「打つ」ものなのだそう。的をめがけて鋭く打ちます!!
見事的に命中すると効果音が流れます!
手裏剣の形は様々。沢山打って自分に合った形を見つけましょう♪
続いて跳躍力を鍛えます!
忍者はひまわりのような成長の早い植物を植えて、それを毎日飛び越える訓練をすることで、跳躍力を鍛えていたと言われているんです。
ということで、3段階の高さのひまわりを飛び越える訓練!編集部の坂田が挑戦です!
見事なジャンプで楽々クリア♪忍者としてグングン成長しているよう!!
五感を研ぎ澄ますことも、忍者として大切な要素のひとつ。
「視覚」「聴覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」と人間に本来備わっている感覚を磨くことが重要なのだとか!
ということで嗅覚の研ぎ澄ましに挑戦。
忍者も昔、人の臭いを嗅いで職業を推察する訓練をしていたそう。
ここでは実際に3つの臭いを嗅いで、それぞれの職業を当てていきます!
坂田は見事全問正解!!
暗闇の中で触れたものを察知する能力も忍者には欠かせません。
障子の中に手を入れて、何が入っているのかを当てる訓練も行います!
坂田はこちらも見事正解!忍者としての素質があるのかもしれませんね!!
忍者修行その2「技をきわめよ」
身体を鍛えたら次は「技」をきわめます。
忍者は様々な任務をこなすため、体力だけでなく幅広い知識や技を身に着けていたのだとか。
ということで、「STAGE2」では、地形・方位・天気の読み方、薬の作り方、記憶術などを学んで技や知識を磨いていきます!
突然ですが、ここで問題!
コンパスを使わずに方位を読むにはどうしたらいいでしょう??
正解はこちら!
実は針と紙を使って方位を読む方法があるんです!!
忍者の知恵にはまったく感服ですね!!
ではもう一問、問題です!
ヒソヒソ話を聞き取るにはどうしたらいいでしょうか?
正解はこちら!
筒を壁にあてて聞くと、壁の向こうの声がよりクリアに聞こえるんです!!
忍者は実際に「真鍮製の聴き筒」というものを使って、ヒソヒソ話を聞いていたのだとか。
他にも時間を読む方法や薬について学べる展示など、知識を豊かにできる展示がいっぱい。
日常生活でも生かせそうな知恵を身に着け、これでまた一歩一人前の忍者に近づけたような気分です!!
忍者修行その3「心をみがけ」
体をきたえ、技をみがいたら、最後は心をみがきます。
大切な場面で最大限の力を発揮するため、忍者はどんな状況下においても心をコントロールする必要があるのです。
ということで、「STAGE3」では、忍者の心のコントロール方法を学んで実際に体験します!
まずは「ナンジャ大滝」に自分の心を映して、全身を清めます!
ポーズによって、画面に映る自分の姿が大きくなったり、手裏剣を出したりします!
心を清め終えたら、最後に再び老師が登場。
忍者の呼吸法のおさらいや「九字の印」を学びます。
これで忍者の修行はすべて終了!!
忍者認定証をゲット!!
忍者の修行を通して「心」「技」「体」の能力を高めたら、老師から「忍者」として認定してもらえます!
内野と坂田も無事認定証をゲット!
認定証は全部で三色。どれが手に入るかはお楽しみ♪
ちなみに「リピーター割引」なるものがあり、次回来場時にこの認定証を提示すると、本展入場料が100円引きになるそう!
(大人・中人100円引き、小人50円引き)
これは思わず通ってしまいそう!
お土産にも注目!
最後はお土産コーナーをチェック!
今回の企画展の公式ブックや、忍者をあしらったクリアファイルやボールペン、手ぬぐいなど様々なグッズが販売されています!
キュートなハローキティコラボグッズもあるので、ぜひチェックしてみてください♪
まとめ
いかがでしたか?「日本科学未来館」の企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」の情報をお届けしました。
夏休みのファミリーのお出かけにもぴったりの施設です。
普段の生活にも活かせる知恵や、これからの時代を強く生きるヒントも隠れているかもしれません!
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょう。
企画展情報
開催期間:2016年7月2日~10月10日
※7月12日、9月6日、9月13日、9月20日、9月27日、10月4日は休み
開催時間:10時~17時
※入場券購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで
料金:大人1600円、小学生~18歳以下1000円(土曜は900円)、3歳~小学生未満500円
※常設展の入場料も含む ※2歳以下は無料
TEL/03-3570-9151
住所/東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館1階 企画展示ゾーン
アクセス/新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」より徒歩約5分、東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」より徒歩約15分
「日本科学未来館」の詳細はこちら
※この記事は2016年7月時点での情報です
内野 琴水
福岡県出身。「じゃらん」本誌とWebの編集者として日々奮闘中。上海に5年間住んでいたため特技は中国語。好きな食べ物はジーマーミ豆腐。最近の趣味は競艇めぐり。