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愛媛県伊予市にある無人駅、下灘駅。鉄道ファンの間では「一度は降りてみたい駅」としてあまりにも有名です。その理由は、駅のホームに降り立てば一目瞭然。瀬戸内海までほんの数十メートル、視界いっぱいに青い世界が広がっているのです。その絶景ぶりに映画やドラマ、ポスターなどのロケ地に幾度となく採用されてきました。ここでは絶景に浸るとともに、ぜひ写真におさめてみましょう。1時間に1本のペースで停車する電車と一緒に、はたまた、春のマーガレット、夏のひまわり、秋のコスモスなどホームの脇で四季折々に咲き誇る花を入れて撮るのもいいかもしれません。幻想的なワンシーンを狙うならサンセットがおすすめです。下灘駅のある双海町(現伊予市双海町)は「沈む夕日が立ち止まる町」をキャッチフレーズに掲げる夕日の名所。空と海を真っ赤に染めながら水平線に落ちて行く、町自慢の夕日はため息ものです。下灘駅へは松山市から車で1時間程度。松山駅周辺でレンタカーを借りましょう。途中「夕やけこやけライン」と名付けられた絶景ロードば、海と伊予鉄道の間に挟まれた海岸道路は絶好のドライブコースです。
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