1911(明治44)年に日本初の洋式劇場として開場し、現在は東宝の直営演劇劇場。開場以来「帝劇」の名で親しまれ、舞台はミュージカルや芝居中心。ラインナップには常に名作、大作が連なり、「レ・ミゼラブル」、「エリザベート」、「ミス・サイゴン」など、歴史に残る作品がいくつも上演されてきた。1966年に建築家 谷口吉郎氏の設計で新たに落成した現在の帝国劇場は、格式高く気品に満ち溢れ、建築物としても一見の価値あり。