伊勢志摩にプレミアな風をもたらした近鉄の観光列車「しまかぜ」が、大阪や名古屋からは昨年から動いていたのですが、ついに京都からも動き始めます。　伊勢志摩、夕雅へお越しいただく重要なアクセスに近鉄電車はかかせません。日本でも有数の観光名所「京都」と伊勢神宮式年遷宮にわいたおかげ年の「伊勢志摩」のコラボレーションが「しまかぜ」を通じて実現します。 伊勢志摩地域活性化の起爆剤となった新型観光特急「しまかぜ」の京都デビューまで、あと数日となりました。

10月10日のデビューを待つ「しまかぜ」は6両編成で、京都駅〜鵜方駅間を約2時間41分で、1日1往復します（水曜日を除く）。

近鉄初のブルーを基調としたカラーリングで、志摩に吹く爽やかな風をイメージしております。1・6号車には6枚のガラスでシャープな多面体フェースデザインを採用し、床を72センチ高くしたハイデッカー構造の先頭車両はフロントビューが楽しめる展望車両となっています。
「しまかぜ」の中で最もエネルギーを注いだ1・2・5・6車両の112の客席には、3列配置の本革プレミアシートで、シート前後の間隔を私鉄では最大となる125センチを確保しております。ふくらはぎを支えるレッグレストや背もたれは電動、腰部にはエアークッションを付けマッサージ機能も充実しています。
また乗客の要望に応えられるように研修を重ねてきた専属の接客係が6〜7人同乗し、車内販売やカフェでのサービスなどきめ細かなおもてなしも実行し、伊勢神宮・式年遷宮の歴史や志摩の観光スポット、おすすめ情報などのガイドも安心です。

車内では、伊勢角屋麦酒の地ビール「神都麦酒」（500円）や、赤福餅2個入り（220円）、志摩観光ホテルのオリジナルアイス（400円）、志摩の人気菓子店「お菓子職人おとべ」の米粉リアスクーヘン（500円）など伊勢志摩ならではの人気商品販売もあり楽しみです。

料金は、通常の特急券＋乗車券にしまかぜ料金1,130円を加算して、京都駅〜鵜方駅間片道4,430円。個室利用の場合は、別途1室1,030円がかかります。
発車時刻は、
・京都駅発　　鵜方駅着　　平日､･休祝日 10:00発 ⇒ 12:41着　
　鵜方駅発　　京都駅着　　平日､･休祝日 14:55発 ⇒ 17:38着

今までにない「乗ること自体が楽しみとなる」鉄道の旅を満喫し、伊勢へ、志摩へ、夕雅へおこしくださいませ。