熱海市西山町の来宮神社(雨宮盛克宮司)の参集殿の建て替え工事が完了しました。
黒を基調にした建物は落ち着いた雰囲気で、早くも境内の森に溶け込んでおり、
24日に竣工祭と完成祝賀会を開き、地域の人や崇敬者らにお披露目されます。
参集殿の建て替えは55年ぶり。
新たな建物は鉄筋コンクリート造り地上1階地下1階建てで、延べ床面積は752平方メートル。
1階に「お守り授与所」と祈とう待合室、社務所、地下に最大150人が利用できる大広間が設けられました。
お守り授与所は、参拝者に落ち着いてじっくりと選んでほしいという願いから建物内に作られました。
同神社によると、屋内に授与所のある神社は全国的にも珍しいそうです。
参集殿にはオープンカフェ「報鼓(ほうこ)」を併設。
「飲み物を手に、境内でゆったりとした時間を過ごしてほしい」とのことから、テイクアウトが中心になっているそうです。
建物の屋上はご神木「大楠」の参道を兼ねた広場として参拝客に開放。
このスペースに露店を出したり青空市を開いたりして、にぎわいづくりに役立てていくとのことです。