本日は千葉県鴨川市小湊の誕生寺で毎年8月10日に開催されます「誕生寺灯篭流し」をご紹介させて頂きます。
誕生寺灯篭流しは約300年前元禄の大地震による大津波のために無くなった方々を慰霊するために灯篭を流したのが始まりです。
また、戦後になってからは太平洋戦争における戦没者の慰霊もかねて、現在では先祖供養・水難死・事故死者など、有縁無縁の諸霊の追善供養として行われています。
小湊での灯篭流しは川ではなく海で行われます、穏やかな海に美しい火の帯が映え、波にあおられ、見え隠れしながらその灯りをちらつかせるその姿はとても幻想的で、本当に魂が宿っているように見えます。
この機会に、ご先祖様、なくなられた方々に思いをはせると共に、綺麗な景色をご覧になってみてはいかがでしょうか?