皆様、こんにちは。
今日の大川市は、朝から晴天に恵まれております。昨日の雨の影響でしょうか、今日は若干蒸し暑く感じます。最近、気温差が激しいですから、皆様、体調管理には気を付けて頂きたいものです。
さて今日は、前回に引き続き、SAJICA【大川オリジナルブランド】 の関連でご紹介したいと思います。
●大川家具の家具職人●
大川の家具作りは、あらゆる職人がいてはじめて可能になります。木工の職人、塗装の職人、木工機械の職人、この職人の幅の広さと層の広さが大川の家具作りを作り出しています。
◇木工の職人のお仕事◇
彫る=「木あじを出す」木の持つ表情を豊かにするために刃物を入れる。木目の美しさと荒らした木端(こば)の調和が絶妙な味を出しています。
引き出し=鉋一枚0.1mm以下の削りで、引き出しを箱に合わせるそうです。本来引き出しは後から箱に合わせてひとつひとつ調整するものです。
画材付け=「目より手」職人の手は精密なセンサー、手で物を見る。0.01mmの差は見ても判らないが、手は見分けられるそうです。刃物の研ぎも材の見極めも、仕上も目と手で判断するのです。
部品見本=「図面じゃわからない」刃物の組み合わせが複雑な部品は、図面では表せないそうです。治具と同じように部品見本の制作と管理は重要です。
木くぎ作り=チーク材の長年使いなれた台の上で木釘削り、うつぎを削って木釘から作る職人は少なくなったそうです。「木釘を焼くと強くなるが、堅すぎて棚板を傷めるから焼かない」
研ぎ=「桐用鉋の刃先角は違うよ」柔らかい桐材を削る鉋の刃先角は小さく研がれるそうです。自分の道具は自分で仕立てて自分で手入れする、だから作る物が違えば道具も違うのだそうです。
木取り=「木を読む」節、割れ、アテ、木工、全ての情報を荒材から読み取り、ロスの無いように木取りをするためには、長年の経験と勘が必要になります。
※次回は塗装の職人と木工機械の職人について、ご紹介したいと思います。
家具の街・大川市へお越しの際は、是非、大川家具をご覧の上、購入されてみてはいかがでしょうか♪
問い合わせ先:
財団法人大川総合インテリア産業振興センター(SAJICA Office)
Total Interior Promotion Center of Okawa
〒831-0016 福岡県大川市酒見221-3
電話:0944-87-0035