皆様、こんにちは。
昨日の大川市は久しぶりの雨になりました。今まで晴天続きでしたので、恵みの雨になりました。数日続く模様です。いよいよ本格的な梅雨の時期となりそうですね。皆様に於かれましては、いかがお過ごしでしょうか♪
本日は、お隣・佐賀県にございます、
●吉野ヶ里遺跡●
について、数回に渡りご紹介したいと思います。
吉野ヶ里町と神埼市にまたがる佐賀県・吉野ヶ里遺跡は弥生時代の広大な環濠集落跡です。吉野ヶ里遺跡が邪馬台国であると証明されたわけではありませんが、楼観(物見やぐら)や集落を巡る城柵など、『魏志倭人伝』に記された卑弥呼の集落と類似した遺構が次々と発見されました。弥生時代の文化を伝える重要な遺跡として、平成3年(1991)に国の特別史跡にも指定。翌年には、国営の歴史公園として整備されることが決定し、総面積約117ヘクタールの区域が「吉野ヶ里歴史公園」となっています。吉野ヶ里歴史公園は、集落が最盛期を迎えた弥生時代後期後半(紀元3世紀頃)の姿が復元されています。本物へのこだわりから同時期の遺構のみを活用し、考古学や民俗学、建築学など幅広い専門家の意見を元に、集落や建物が推定復元されています。
広い園内は見どころ満載で、王など支配者層が住んでいたとされる「南内郭」、祭祀などが行われていた「北内郭」、高床式倉庫が並ぶ「倉と市」、歴代の王の墓が埋葬され実物の甕棺(かめかん)が見られる「北墳丘墓」などが復元されています。勾玉・組ひもづくり、火おこしなどの体験プログラムもあります。
大川市・佐賀市近郊へお越しの際は、歴史のロマン溢れる吉野ヶ里遺跡を訪ねられる事を是非、お薦め致します。
吉野ヶ里公園管理センター
〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
電話:0952-55-9333
※当ホテルより車で約30分