中播磨じゃらん
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 かつて生野銀山と姫路港を結んでいた「銀の馬車道」。今は播但連絡道路や国道にその姿を変えているが、明治時代にはこの道を銀や物資を運ぶ馬車が行き交い、沿線は大いに賑わった。今もこの道の界隈はのんびりした田園風景の中にも、往時の繁華を彷彿とさせる地域が多い。また、道中には昔の面影をとどめるあぜ道や馬車道修築の碑、道標など、かつての姿に想いを馳せることのできる痕跡が残っている。 そんな「銀の馬車道」を辿ってみよう。旅のスタートは、今話題の天古の時間が交錯する中播磨縦断の道を往く。●朝来市~神河町~市川町~福崎町~姫路市たど竹田城跡生野銀山生野まちづくり工房 井筒屋 「日本のマチュピチュ」としても有名になった竹田城跡。標高353mの山上に石垣などの城の遺構がほぼ完全な形で残っている。城跡から見下ろせば、眼下には町並みや取り囲む山々が広がり絶景! 平安時代に発見された銀山。見学可能な全長約1kmの坑道内コースでは、電動人形で当時の人々の作業を再現。江戸時代のノミ跡や銀鉱脈の跡、掘り進んだ穴などもリアルに体感できる。巨大な巻揚ドラムも圧巻。30分 鉱山の郷宿(役人が泊まる宿)として残る旧吉川邸を改修した、築180年の建物。観光案内のほか手作りのお土産、囲炉裏喫茶コーナー、蔵ギャラリーなどもあり、地元のお母さんたちが温かくもてなしてくれる。江戸時代は幕府の直轄領として、明治時代は政府の官営鉱山第一号となり国の財政を支えた場所右/土間ギャラリーではお母さんたちの手作りクッキーや小物などのお土産が並ぶ。銀の馬車道グッズも左/生野の町家の伝統を間近に見ることができる 下/内蔵展示室では銀山入山関係札や昔の道具や雑誌を展示上/坑道は総延長350km、地下880mの深さまで達するという 右/地下880mまで降りるエレベーターの跡上/「おすすめコース」ではオリジナルで作成可能。指輪もできるよ右/所要時間はコースにより35分~2時間程口銀谷の町並みへ秋~冬の早朝は雲海にも期待!江戸時代~現代の坑道を同時に体験。散策の拠点に温かいおもてなし。銀細工体験工房Mマリーarie 純銀粘土を使ってオリジナルのアクセサリー作りが体験できる工房。粘土で形を作ったら、あとは乾かして形を整え、焼成して磨くだけ!自分で磨くうちに、ぴかぴかの銀色に変わる様子には思わず感動しちゃう。写真提供/吉田利栄坑夫の息遣いが聞こえてきそう石の門柱には菊の御紋が!1

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