「花まんだら」の中の２館「湯亭　花のれん」と「花地蔵庵」にお越し頂くと、なんとなく、ほっこりすると仰って頂きます。

昭和３０年代の建築を、風情を壊さず、リノベーションしたせいもあるのでしょうが、実は、お道具もなるべく、アンティークと古い家具をリフォームして使っています。

旧「まんだらや」さんの倉庫や置いてある家具などは、昔の作りで、本当にしっかりしたものばかりでした。

色浴衣を入れてる箪笥も前の女将さんのお嫁入り道具だったそうで、引っ越しの際に大きすぎるからと頂きました（＾ｖ＾）

皆古いものばかりだから。。。と前の女将さんは、恥ずかしそうにされていましたが、めっそうもない！私にすれば、宝の山に見えました（＾ｖ＾）

本館白山の蔵にも３代前のお道具があって、それを離れ「里山の四季」に少し飾っていますが、旧「まんだらや」さんは、もう少し時代が進んだ昭和の時代のものですが、今の平成の方には、十分、
アンティークです。

倉庫から探し出して来た壺や古いトランク、醤油樽まで、捨てるのが嫌いだった前女将さんに感謝です。

デザイナーと一緒に、洗ったり、家具屋に張りなおさせたりしてディスプレイしました。

以前のごみが大変身したので、皆大びっくりしていました＾＾

その中でも、これは、何するんでしょうか？と言われたものに、駄菓子詰め放題の台にしているもの。

何の気なくスルーされてると思いますが、実は、実は、古い足踏みミシンの機械を取り除いた台です。

今では、足踏みミシンなんて、見かけませんので、気がつかれる方は皆無でしょうね〜。

まさか、ミシンも行く末がお菓子が頭に一杯詰められて、お子様にかき回されるとは思っていなかったでしょうね（＾ｖ＾）

ちょっと下の方を注意してみて頂くと、昔のミシンの名残りが残っています。

家具屋さんにミシン取り外して、台だけにして貰いました。

あちこちにこんな懐かしいお道具が、昔とは違う姿で新しいお仕事に付いています(*^_^*)

又、探してみてくださいませ。

館主