宿番号:322692
城崎温泉 お宿 白山 はなれ「里山の四季」のお知らせ・ブログ
旅館のThe スタンダード(^v^)朝夕お部屋食&温泉
更新 : 2011/5/9 17:53
いまさらですが、離れ「里山の四季」は、朝夕お部屋食(^v^)
昔は、団体様のご宴会を除き、全部このスタイルでした。
離れ『里山の四季』は、たった5室の露天付き客室のお宿の為、
御会食場がございませんので、団体のお客様は、なく、
殆どカップル様かご家族様です。
本当の小宿ですので、朝夕お部屋でご用意させて頂いております。
80年前の当館の本宅でしたので、
80年前の大きな天井の梁をそのままに、塗り壁や本間の畳のお部屋です。
この天井の大きな梁は、当館の持ち山から全部切りだしたものです。
もう国産のそれも地元の木材を使った建築は、建てるのは、コストがかかりすぎて、
きっと無理だと思います。
当館のご先祖は、およそ16代前から城崎に住んでいるようですが、
その頃は、山が財産だったようで、昔は、沢山の杉を植え、山の手入れをしていたようです。
里近くには、竹やぶもあり、今でも筍が取れます^^
昔は、いろりを切ってその煙で木材をいぶし、木の強さを補強したようです。
釘を1本も使わず、梁を組んでいますが、高天井のお部屋は、
お部屋の高さが約5mにもなります。
スタンダードはいつも新しい、ノスタルジーはいつも新鮮と言われていますが、
この『里山の四季』を見るといつもその言葉を思い出します。
屋根や外観も補修しただけで、そのままにリノベーションしましたが、
屋根の景色などは、今も変わらず新鮮に見えます。
先日京都の三寧阪の料亭『阪口』さんの清流苑に寄せて頂いた時、
屋根の景色が離れ『里山の四季』によく似ていて、ちょっと感心しました。
私の祖父が、地震に強い、平屋にこだわって、採算度外視で建てたものですが、
人件費と材料が自前だからできた建物だったと思います。
お風呂はお部屋に露天風呂、お隣の新館「陽邸 さなえ田」のVIP貸切露天、
入り口に「せせらぎの湯」と露天風呂だけで5湯の貸切露天がお楽しみ頂けます。
只今、新緑が美しい露天風呂になっております。
山裾の為、毎朝、うぐいすや山鳥の声が聞こえる静かな環境です。
新緑のお部屋露天と朝夕お部屋食、the 旅館のスタンダード、
お楽しみくださいませ(*^_^*)
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