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宿番号:320384

創業94年。紡いだ歴史と創造し続けるおもてなし。感染症対策済

由布院温泉
JR由布院駅より徒歩7分・車にて3分 大分自動車道湯布院ICより車にて約10分

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    「風の素材」集めに廻る日々。

    更新 : 2011/8/20 13:31

    熱戦を繰り広げた高校野球も先ほど終わりましたね。皆様お疲れ様!
    由布院は盆を終えると一気に優しい秋風が吹いてきます。

    今朝は凄い雨から一日がスタートしました。
    でも現在は曇りながらも心地よい風が吹いていますよ。

    さてさて、僕の日課の一つとして「風の素材集め」があります。
    「風の素材」とはその日採れた由布院野菜のこと。

    直売所を毎日3,4件廻って「美味しい素材」を集めるのです。
    素材が良ければ、逆に料理の手間も省けます。そのままが一番美味しいのだから!

    今月一杯は大分川の川沿いでいつもお世話になっている江藤農園やフローラハウスさんたちが
    「ゆふいんまるしぇ」という市場をささやかながら開いてくれています。

    午前9時から正午までの3時間ですが、新鮮な野菜が並びます。
    そしてこんな会話が日々続くのです。

    「これ珍しいな〜」「そうじゃろう〜」
    「どげえしち食べればウメ〜んかえ」「こりゃ煮りゃええで」などなど。

    直売所は野菜を販売しているだけでなくて、伝統や料理方法までを備えているのです。
    消費者同志の情報交換の場、そこにコディネーターの生産者が口を出す。

    アレシチミヨ、コレシチミヨ。
    ムカシハコウダ、イマハコゲエシヨル・・・と。

    そこから話がどんどん広がる。
    「ところでアンタどこんしなん?」
    「僕はイヨトミや」
    「あ〜そうかえ!親父はよ〜飲みよったなえ」
    「そうじゃ、じゃけんはよ死んだんよ」
    「あんた飲みすぎるなえ〜」
    「わかっちょる!」
    「あ、こんどマンゴ(孫)が帰っちくるけんアンタんとこ泊めてや。いくらかえ」
    「いろいろあるけど、オバチャンのマンゴやったら安するで」
    「ほなたのむわ、電話するきな」
    「よっしゃ、ありがと!」・・・・・・・・・・・・

    地域はいいものです。スーパーじゃできんことですものね。
    大切にせんとですね。

    そして今日も色々廻ってイロイロと風の素材を集めてまいりましたよ。

    ほんのちょっとだけ、焼いたり、和えたり、煮たりして。
    晩夏の「いよとみ」のメニューも日々変わっていきます。



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