当館ならではの味と旨みの神髄＝ミネラルを多く含有する自慢の温泉水はこんなところに活きております。その興味深いところを紹介させて頂きます！！

当館の代名詞の一つ、自家製手打ち蕎麦は皆様もご存知のことかと思います。そのお蕎麦にももちろんのこと、温泉水を取り入れておりますが、お蕎麦を食膳の脇から際立たせる蕎麦掻きにおきましても、そば粉に加えるのは何と全て温泉水というこだわり様。

使われているものは余計な細工のない、長野県産そば粉９００ｇと温泉水３０００ｃｃのみという素材を前面に活かす宿主の心意気がにじみます。そば粉と温泉水（２０００ｃｃは沸騰したもの、１０００ｃｃは常温）を馴染むように丹精にかくはんします。
ここで火を弱火で点け、泡だて器、木べらの順に調理器具を換え、練りこむこと数分、木べらにまとわり付いて落ちない程度に固まったら、ディッシャーで丸く整形します（まるでお饅頭のようにしっとりとしています）
少し熱を冷まし、程よい堅さになったところで油に投入します。
薬味は大根おろしと刻みねぎで、味の決め手であるお出汁の風味が効いた特製のたれ（温かい一品なので、そばつゆより薄めの掛け蕎麦風のテイスト）をかけて熱いうちにさぁ召し上がれ！！
美味しさの秘訣は天然温泉水を惜しみなくつぎ込むことと全工程手作りという点にあります。

温泉は 入れど飲めど 秘を冠す
（秘湯と秘伝の味というように頭には温泉を讃える「秘」の一字が飾られる）