宿番号:323391
原鶴温泉 泰泉閣(たいせんかく)のお知らせ・ブログ
鮎の解禁日(5月20日)まで残り10日となりました!!
更新 : 2017/5/11 13:10
泰泉閣で、お召し上がりの鮎は筑後川の水育ちです。
当宿で初夏から秋のお料理に提供している「鮎」。
川魚の代表的な魚であり、「清流の女王」と呼ばれるほど綺麗な水でしか棲む事は出来ません。
近年、筑後川の河川敷では護岸整備が進み、鮎の取り巻く環境が変化してきています。
そこで当宿の調理長がお客様へご提供する美味しい鮎を探し求め、
ついに大分県日田市天ケ瀬(筑後川水系の上流)で川魚専門の養殖を営む平川養魚場さんと出会う事が出来ました。
養魚場の中を流れる川は、筑後川水系の綺麗な水です。
目で見て、すぐに分かるくらいに透明度が高く、この中で鮎達はすくすくと育ちます。
鮎は温度管理もなされ、卵からかえって成魚になるまで約半年ほどかかります。
当然ながら鮎に与える餌が重要で、魚粉と脂を絶妙にブレンドしたものに、こだわり群馬県から取り寄せているとの事でした。
これは鮎を食べた時に、ほどよく脂があるようにするためだそうです。
また鮎が育つ環境を、なるべく川と同じ様な状況に近づけるため、水槽内の水流を強くし鮎が常に動く回れるようにしています。
天然の鮎は海や川の厳しい環境を生きるために、食すと脂が少なく身がかなり固い事があるようですが、こちらの養魚場の鮎の動く事で天然の鮎のように背びれが発達しています。
引き締まった身とほどよい脂のバランスがとれた鮎にする事を大事にしているとの事で、この工夫こそが美味しさの秘密です。
そんな大切に育てられた鮎は、毎日その日の予約分を養魚場から泰泉閣まで直接届けられるので鮮度も抜群です。
5月20日の鮎の解禁日から当宿の全ての会席に「鮎の塩焼き」が付きますので、是非お越し下さい♪
その鮎の焼き加減はしっかりとした技術も必要で召し上げる時間を見計らい1匹1匹丁寧に焼いていく料理長自慢の“鮎の塩焼き”となります。