ホテルブレストンコート総料理長の浜田統之が、ボキューズ・ドール国際料理コンクールアジア大会において2位入賞を果たし、見事アジア代表の座を射止めました。
ボキューズ・ドール国際料理コンクールは、フランス料理界において最も権威ある、2年に一度の大会です。1987年にポール・ボキューズ氏により創設され、歴代の入賞者は、レジス・マルコン氏やヤニック・アレノ氏のように、フランス料理界を代表するシェフとして活躍しており、世界中のフレンチシェフたちが栄光を夢見るコンクールとして評価されています。

■味と日本の技術・繊細さ・デザインが評価されました
アジア大会の食材は「牛肉」。牛肉料理と3種の付け合わせを3時間15分で14人分作り、その場で審査員が試食します。今回浜田は、14人分の料理を盛りつける大きなプラッタ―を、「牛」の文字をイメージしたダイナミックな大作に仕上げ、そこからひとつひとつ盛りつける皿盛りは、京都の東福寺・方丈庭園をイメージした市松模様のデザインで表現しました。日本人である浜田らしい、繊細で綿密に考え抜かれた料理が、審査員の高い評価を受けました。

■アシスタント菅原がベストコミ賞（アシスタント賞）を受賞
もう一つの嬉しい知らせとして、浜田をサポートしたアシスタントの菅原淳也が、ベストコミ賞を受賞いたしました。これは、最も優秀なアシスタントに贈られる賞で、日本チームのチームワークが、審査員から高い評価を得た結果です。

■来年1月に開催されるフランス本選の表彰台を目指します
アジア大会で入賞した浜田は、来年1月にフランス・リヨンで開催されるフランス本選に出場いたします。 フランス本選では、全世界から予選を勝ち抜いた24ヶ国の代表シェフが火花を散らせて戦います。
浜田は2005年大会の日本代表でもあり、その他数々のコンクールにも出場経験を有しています。経験豊富な知識と技術で、表彰台を目指します。日本代表として世界に挑戦する浜田に、引き続き皆様の応援をよろしくお願いいたします。

■「ボキューズ・ドール・アジア大会受賞記念 特別メニュー」をご提供（11/30まで）
ご声援をいただいた皆様への感謝を込めて、メインダイニング「ブレストンコートユカワタン」にて「ボキューズ・ドール・アジア大会受賞記念 特別メニュー」をご提供いたします。ボキューズ・ドールの興奮と感動を、ぜひこの機会にご賞味ください。