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おもてなしの打ち水 香りの散歩道2012.8.1放送分
更新 : 2012/8/2 22:03
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)
今日8月1日は「水の日」。そして、7日までの一週間は「水の週間」です。
水をたくさん使いがちなこの季節、貴重な水資源について考えるきっかけになるといいですね。「水の週間」には、雨水や風呂の残り湯などをムダにせず、二次利用して「打ち水をしましょう」という呼びかけも広がっています。
温暖化を抑える効果については諸説あるようですが、打ち水をしたあとの清々しい気分は、皆さんも実感したことがあるでしょう。
打ち水という言葉はもともと、茶道における作法の一つとして生まれたといわれています。茶会を催すとき、客を迎える亭主は、準備がすべて整ってから露地に打ち水をして清めます。そして客は、水が打たれているのを確認して、茶会が行われる場所に入っていくのです。
その間、亭主と客が言葉を交わすことはありません。
つまり、打ち水は「準備が整っていますから、どうぞお入りください」という合図なのです。
旅館や料亭などで、玄関先に打ち水がしてある場合も同じこと。お客様を気持ち良く迎えるための、大切なおもてなしの一つです。
「水の日」の今日。私たちの暮らしに潤いをもたらしてくれる、水に思いをはせてみませんか。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
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