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日本一危険な国宝参拝〜投入堂 VOL3
更新 : 2012/8/26 18:56
文殊堂までたどり着けば、ここからは早いです。
難所もほとんどありません。
すぐに次なるお堂「地蔵堂」が現れます。
文殊堂と同じく、崖に建っていて、お堂の周りを一周する廊下があります。
この廊下、雨水を流すために少し外側に傾いているのが特徴です。
地蔵堂を越えてさらに進むと、鐘楼堂にたどり着きます。
大きさは約1.15メートル、重さは約3トンもある巨大な鐘。
この険しい山にこんな巨大な鐘をどのようにして運んだかは未だにわからないそうです。
この鐘も投入堂同様、役行者が法力でここまで投げたのかもしれないですね。
気持ちをこめて一度だけ鐘をつきました。
鐘楼堂を越えて次に現れるのは、「馬の背・牛の背」と呼ばれる細い岩の道。
足元に注意して進みます。
さらに進むと、納経堂・観音堂・元結掛堂が連続で現れます。
納経堂と元結掛堂は小さなお堂です。
観音堂は、登山ルートの都合上お堂の裏に回り込む必要があるんですが、岩窟の中に建っているので、お堂裏は真っ暗。
恐る恐る通り抜けます。
さあ三徳山登山もいよいよ大詰め!
日本一危険な国宝は突如我々の前に姿をあらわします。
投入堂をはじめて間近で見た時の感覚は今でも忘れられません。
険しい道を乗り越えてたどり着いた達成感、断崖絶壁の岩窟に建つ投入堂の迫力。
ただただ立ちつくして、眼前に広がる不思議な光景を脳裏に焼き付けていました。
険しい山道を登っていくのは確かに大変ですが、その苦労が報われる感動を味わえます。
間違いないです。
今回一緒に登った友人も「登ってよかった!」と、大いに満足してくれました!
下山は足を滑らせないよう慎重に。
体力的には下山の方が楽ですが、難所を降りるのは登り以上に大変です。
途中友人が滑って転びかけましたが、なんとか無事怪我なく投入堂参拝終了!
お疲れ様でした!
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