宿番号:326039
湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
/// 9月解禁 日本海のはたはたは今が旬 ///
更新 : 2012/9/3 9:59
朝野家の露天風呂。
深まりゆく秋をさわやかな風と共に・・・・・・。
皆様のお越しをお待ちしております。
秋の膳を御所見ください。
= 秋の料理 彩の膳(いろどり) =
お献立
食前酒 20世紀梨のワイン
先 附 焼松茸と法連草の菊花和え
前 菜 このわたとろろと季節のお酒菜彩々
煮物椀 松茸の土瓶蒸し
お造り 地物はたはた焼霜造りと沖魚盛合せ
お凌ぎ 甘海老のパスタ プチパンにて
炊合せ 鱧和蘭煮と秋野菜
強 肴 朝野家名物 特選但馬牛と鮑の岩塩板焼き
食 事 香物 ちりめん山椒
留 椀 赤出汁
水 物 地酒の酒粕ゼリーと湯村産20世紀梨と柿
今が旬のこのハタハタは山陰沖で獲れる回遊性のハタハタと秋田の産卵性ハタハタの2つに大別されます。
もちろん漁獲時期も違い、日本海西部(石川県〜島根県)のハタハタは主に、9月から5月の間に底びき網によって獲られ、秋田のハタハタは冬に産卵をしにくるものを捕獲されます。近年の漁獲量の半分ほどは、山陰沖で獲れる回遊性のハタハタで、水揚げ量は兵庫、鳥取両県が西部海域のかなりの部分を占めており、日本一の漁獲高を誇ります。
朝鮮半島東部で生まれた稚魚は、日本海を南下して栄養豊富な餌を食べて、日本近郊で体に脂を蓄えます。さらに北上して朝鮮半島で卵を産むと言われています。豊富な運動量と栄養価の高い餌で、ハタハタの脂は美味しくなるのです。
産卵性ハタハタは秋田近郊を、産卵場所としてくるため卵には栄養ががいき、脂の乗りが悪く、鳥取大学の研究では山陰沖回遊性ハタハタは秋田産卵性ハタハタの2倍、脂があると発表されました。秋田には冬にブリコ(卵)を、山陰では5〜6月に身を食べるのが美味しく食べ方だと言えます。
今が旬。
脂の乗った美味しい時期に、ぜひ山陰のはたはたをお召し上がりください。
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