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宿番号:337486

受け継がれる歴史の湯 登録有形文化財「桃山風呂」

ハイクラス

湯田中温泉
車/上信越道・信州中野IC→R292佐野・角間ICより3分。電車/長野電鉄湯田中駅徒歩7分(15:00より送迎有)。

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    クマにテレパシーは通じるか その2  金縛り編

    更新 : 2010/5/30 19:38

    大峰山の話の続きをする前に、
    北アルプス、後立山連峰での話をひとつ。

    これは別の知人男性の話です。

    仲間と4人で
    2泊3日の登山に出掛けた彼。

    最終日の午後、
    見通しのよい沢沿いの道に差し掛かったとき、
    前方の登山道脇にある樹木が
    ユッサユッサと揺れているのに
    気が付きました。

    目を凝らしてみると、
    ツキノワグマが立ち上がり、
    前足で木をかかえて
    揺らしています。

    彼らは真っ青になって
    顔を見合わせました。

    なぜならその道以外の道はないし、
    今更引返して
    頂上まで登ることもできないからです。

    4人は途方に暮れて、
    その場にへたり込んでしまいました。

    しかしやがて辺りは静かになり、
    30分後、
    おっかなびっくりで
    下山したそうです。

    クマが人間に対して
    「今すぐ近づくな!」と威嚇するとき、
    わざと木を揺らすことがあるという
    一例です。



    さて、大峰山の話にもどりましょう。

    闇夜の単独登山者に驚いたこのクマも、
    もしかすると
    威嚇で木を揺らしたのかもしれません。

    しかし知人のテレパシーに安心したのか、
    おとなしく登山道を横切って
    山肌を上がりました。

    しかしまだ近い。

    そこで知人は何をしたかというと、
    「大日如来の真言(しんごん)」を
    天地に響き渡るような
    朗々とした声で唱え、
    さらに
    「あなたはそこで金縛りです!!」
    という強烈な想念を送ったのです。

    その瞬間、
    ザワザワしていた茂みは
    水を打ったように静かになりました。

    知人はクマからほんの
    数メートルの場所を
    悠々と歩いてゆきましたが、
    茂みからは
    物音ひとつしませんでした。

    これは
    「クマを金縛りにする術」の
    奥義です。

    ポイントは、
    恐怖を起こさず、平静であること。

    でも、そんなこと、
    どうやったらできるのでしょう。

    知人にそのコツを聞くと、
    「死への恐怖を捨てていれば、
     誰にでもできることです」
    とあっさり言われました。

    あ〜、また
    「常人では真似のできない話」
    になってしまいました。

    やっぱり
    大峰山に登るような人は、
    普通とはちょっと違うんです。


     ※ 写真は飯山市で撮った
       イチリンソウ。
       
       ちなみに
       「大日如来の真言」は、
       真言宗か天台宗のお寺さんに行けば
       教えてもらえます。

           ブログ担当 ミソサザイ

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