宿番号:387137

静かな奥河口湖、老舗お宿で昭和レトロと今を愉しむ休日を

富士急行線河口湖駅下車 タクシーで15分

割烹 長濱旅館のお知らせ・ブログ

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  • 実録!三代目襲名

    更新 : 2010/7/28 20:47

    1965年冬至、雪のちらつく寒い日の明け方私は産声を上げた、
    ちんちんがついていたので、ここでめでたく3代目の誕生となる。

    私の家は、河口湖で代々旅館業を営んでいる、これでものれんは古く、
    それなりに名は通っているようだ。

    河口湖で老舗旅館の3代目と言うと聞こえはいいが、当館は河口湖でも
    大自然豊かなつまり田舎な、長浜と言う地区にあり山に囲まれ
    肝心の富士山がゆいつ河口湖畔から見えない、観光業として
    トップハンデを背負った旅館である。

    この地で自らの田畑を投げ売り、これからの日本は観光業だと
    大博打に出た初代、つまり私のおじいちゃんなのだが、もうちょっと
    営む場所を考えて欲しかったな〜〜ま今となってはしょうがない。

    この先この自叙伝が続くならば、初代おじいちゃんは良く出で来る
    キャラであろう、なんせ死んでからも良く出てくる!今もなお。

    私の名前を決めたのもおじいちゃんだ、生命鑑定、暦、方位学
    を学んでいたおじいちゃんが三日悩んで付けた名前はのぼるである。
    明け方日の上がる頃生まれたので昇となった、ひねりがない。

    しかし、生命鑑定からすると必ず出世間違い無と言うお墨付き!、
    手相など見てもらうと必ず、大器晩成!出世間違いなしと言われるのだが、
    私の器が大きすぎるのか、いまだに金に仕事に追われ、ぱっとしない毎日だ。

    むしろ、財運、金運を兼ね備えているのは、二代目の私のおやじだ、
    昭和の高度成長期を勢いのまま駆け抜け、増築、改築と継ぎ足した
    ニ階建て木造建築は、千と千尋の油屋とハウルの動く城が合体したような
    建物となり、今残っていたらそれだけでお客さんを呼べたであろう、なんせ
    裏山は今でもジブリの森のさながらで、シカやイノシシが山ほどいる。

    今日はここまで!

    河口湖割烹長濱旅館
    http://nagahama-ryokan.com/

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