宿番号:310837
歴史生きづく宿 環翠楼のお知らせ・ブログ
袷→単衣 衣替えの巻
更新 : 2014/4/22 10:56
こんにちは♪広報隊長コロ助です。
本日はちょっとの時間ができましたので「衣替え」です。
ちょっとだったはずなのですが・・・^^;
思いのほか多く(?)着物があって2時間かかっちゃいました^^;
本来なら来月の予定だったのですが
暖かい日が続いていますので「よし!今日♪」と決行しました。
袷→単衣
実はこの衣替え「単衣」は1ヶ月位しか使用しないのですよ^^;
実はこの衣替えは宮中の行事として始まったものだとご存知?
しか〜し、当時は今と違って旧暦の4月と10月に行われていたのです。
もっと複雑になったのは江戸時代の武家社会からで、
4月1日から5月4日と、9月1日から9月8日までは袷(裏地付きの着物)を、
5月5日から8月末日までは帷子(裏地なしの単仕立ての着物)を、
9月9日から3月末日までは綿入れ(表布と裏布の間に綿を入れた着物)
の着用を定められていました。
なので年4回も衣替えをしていたのですね〜(@@。
(あぁ、ややこしい・・・)
衣替えが6月1日と10月1日になったのは明治以降の話で、
学校や制服を着用する所では現在もほとんどがこの日に行われています。
衣替えなんて制服だけかと思いきや!
実は着物着用の環翠楼でも、この「しきたり」が重視されています。
正式には6月から9月までは単か絽を、
10月から5月までは袷を着用するのが決まり。
ちょっとの間の「単衣」ですので次の衣替えは再来月^^。
少し期間限定の単衣への衣替えでした。
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