先日から、ご案内していました、ＮＯＭＯベースボールクラブで当社勤務の原辰徳君が、
７／５の神戸新聞に掲載されました。

以下、掲載記事引用

ＮＯＭＯクラブの原投手　勤め先旅館で人命救助　城崎

兵庫県豊岡市の社会人野球チーム「ＮＯＭＯベースボールクラブ」の選手が５月、働いている同市城崎町の旅館で倒れた女性客に救命措置を行った。周囲が慌てる中で冷静に行動。女性は無事に意識を取り戻し、駆け付けた救急隊員に引き継ぐことができた。

　同クラブが豊岡市に移った２０１３年から所属する投手の原辰徳10+ 件さん（２４）。移転後、城崎温泉街の各旅館は選手たちを雇用して活動を支えている。

　原さんが働く旅館は「千年の湯　権左衛門」。客を助けたのは、練習後に勤務に就いたばかりの午後４時半ごろだった。ほかの従業員の「誰か」と呼ぶ声で、風呂場で女性が倒れていることを知った。タオルをかけてもらい、脈がないことを確認してすぐに心臓マッサージなどを行った。

　大学時代にアルバイトしていたスポーツクラブで救命講習を受けた経験はあるという原さんだが、旅館総支配人の日生下民夫さんは「知識があってもなかなかできることではない」とたたえる。原さんは「意外と落ち着いていた。やるだけのことはやろうと思ったけど、助かってほっとした」と振り返った。

　原さんは試合中、「ピンチには開き直るようにしている」といい、マウンドでの心掛けも役立った。同クラブは全日本クラブ野球選手権大会兵庫予選を勝ち抜き、７月には西近畿予選を控える。昨年は敗退しており、「自分の手で全国に行きたい」とチームの勝利にも貢献を誓っている。

（若林幹夫）


《城崎温泉・旅館／千年の湯古まん・権左衛門公式ブログより引用》