宿番号:305018
琴平パークホテル(2023年12月 展望浴場リニューアル)のお知らせ・ブログ
10月10日は、金刀比羅宮例大祭
更新 : 2014/9/27 8:18
「例大祭」とは、歴本に「金刀比羅祭」とあり、金刀比羅宮で最も重要な大祭です。毎年10月9日〜11日の3日間にかけて齋行いたします。
10月9日午後4時から、本宮において宵宮祭(よいみやさい)が齋行され、「八少女舞」が奏進されます。
翌10日午後9時、例大祭においてひときわ目を引く御神幸(おみゆき)が始まります。御神幸は、本宮から御旅所へと約2キロメートルの道程を行く「渡御」(とぎょ)です。金色の御神輿(ごしんよ)・乗馬の男頭人・駕籠の女頭人を中心に総勢約500名の行列が進みます。まさに、平安絵巻きさながらの古式ゆかしい御神輿渡御です。
御神幸の歴史は古く、江戸時代以前より今に続いているといわれています。琴平では古くから「おさがり」と俗称で呼ばれます。沿道は数万人の奉拝者や見物客で賑わいます。
深夜、御旅所では、行宮着御祭(あんぐうちゃくぎょさい)が行われ、管弦の響きにつれ大和舞が奏進されます。
そして翌朝、11日午前10時から献馬式(けんばしき)が執り行われ、続いて東遊が奏進されます。午後2時からは、当宮特有の舞曲「金刀比羅舞」が奏進されます。これは独りで舞う優雅な女舞です。午後4時には「八少女舞」を奏進して、還幸祭(かんこうさい)が執り行われます。
御旅所における諸祭典も滞りなく終えて、午後9時、「おさがり」と同様の御神幸の列を整え、御旅所から御本宮へと還幸着御します。到着後、御本宮において報賛祭を行い、例祭の全ての祭典を終了します。
とまあ、一連の行程を記載してみましたが、最大の見所が10日の(お下がり)です。
御神輿が御本宮より785段の石段を総勢500名の行列で下ってきます。
古式ゆかしい御神輿渡御で、沿道では、数万人の奉拝者や見物客で賑わうなどクライマックスとして盛り上がります。
一度はご覧になる事をオススメします。
関連する周辺観光情報