こんばんは！

みなさん、今売上No1の文庫ご存じですか？
東野圭吾氏の「マスカレード・イヴ」なんですけども、
私は今、姉妹本の「マスカレード・ホテル」を読んでいます。

実は、「イヴ」が後に発売されたのですが、内容的には「ホテル」
の方が時系列では後になるんです。
で、私はそれを知らずに「イヴ」を先に読んでしましました。

No1になるだけのことはあります。
読み出したら止まらない！睡眠不足になりそうです。

私が引き込まれるのは、舞台がホテルだからでしょうか。
ホテルマンの仕事や、サービスに対する気持ちがたくさん盛り込まれてい
て、読みながら、「わかる、わかる。」とか、「へえ、シティホテルではこんな
ことをやってるのか。」など、すごく身近に感じるのです。

あ、だけど、ホテルマンでなくてもじゅうぶん面白いと思います。

推理小説なんだけど、読んでいたら、ホテルマンってお客様の気持ちを
読み取る、ってことでは洞察力が必要で、ある意味推理力なのかな、と
思えてきました。

警察という、人を疑うことで業務を遂行していく人間と、ホテルマンという、
お客様のためには労を惜しまない両極に位置するような人間とのやりとりも
実に面白い！

まだ読んでいない方、お勧めです！
これを読んで、私たちホテルマンの日常に少し触れてみませんか♪

【A】