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2011年春、特急「はまかぜ」は新型車両になります
更新 : 2010/4/20 1:21
余部鉄橋の新橋梁が8月12日に開通しますが、2011年春に特急「はまかぜ」も新型車両をになります。
現在、「はまかぜ」は播但線経由で鳥取、浜坂、香住−大阪間をそれぞれ1日1往復ずつ走る現在4両編成の特急です。しかし、現車両は1982年から使われており、老朽化が進んだため新型に切り替えることになりました。
JRによると、国鉄時代の1968年に初めて導入された181系特急形気動車は、新型車両の導入に伴う引退で、国内から姿を消します。
新型車両の「はまかぜ」は、ディーゼルのままですが、最高速度は時速130キロと約10キロアップし、高速化が図られているほか、全体的にゆとりを持たせた設計が特徴で、全席禁煙の客室内は座席間と足元のスペースを広げるなど空間の快適性を追求しています。
新設の多目的室は大人が横になれる広さがあり、授乳時、急病時などに利用できるほか、ドアの幅が30センチに広がります。車いすでの乗り降りが楽になり、車いす対応トイレなどを設けています。
客室の快適性を高めており、ビジネス客に配慮し、パソコン用の電気コンセントを各車両の最前部と最後部の座席に設けている。3両編成で来年春の導入と発表されました。
新型車両の形式は189系特急形気動車。ステンレス製で、衝突などに対する車体強度を高める一方、大阪−姫路間を走る新快速並みの時速が可能となり、排ガス中の窒素などを大幅に低減できる環境エンジンを採用されました。
新型車両導入後は3両編成となり、残りの18車両(6編成)は今年秋以降順次完成します。
ステンレス製の車体に施したあかね色のラインの「新型はまかぜ」が、緑豊かな但馬を走る日はもうすぐです。ぜひ湯村温泉・朝野家までご利用ください。
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