じゃらんベビー2022-2023 西日本版
9/13

赤ちゃんが温泉に入ったらどんな顔をするかな?と考えるとワクワクするけどもしグズったらどうしよう?などの心配も。赤ちゃんの「温泉デビュー」を家族で楽しむためのポイントを、専門家に教えてもらったよ。構成・文/江頭恵子 デザイン/やまぎしあや イラスト/モリナオミお宿の認定士と助産師さんに教えてもらいました!どんな宿がいいの?入れ方の注意点は?はじめての温泉旅行なら露天風呂付きの部屋に。温泉は掛け流しが多い。消毒をして客を入れ替え。大浴場はぬるくできない。家族風呂や部屋付きに。 赤ちゃん連れにおすすめなのは、露天風呂付きの部屋がある温泉宿。昨今は他の宿泊客との接触を避けられる露天風呂付きの部屋を選ぶ人が増えたため、改築して部屋を増やしている宿もあるそう。家族風呂や貸切風呂は予約制になるが、部屋付きなら時間を気にせず、赤ちゃんのご機嫌に合わせて入浴できるのもいい。宿泊費は割高になるが、久しぶりのご褒美旅行だと思って奮発してみては? 家族風呂の入れ替え時は、合間に10分くらいの清掃時間があり、桶を消毒するなどして、入る客が入れ替わる。温泉はどんどんお湯を入れて溢れ出させる掛け流しの場合が多い。その場合、お湯は常に入れ替わっているので、お湯を抜いて入れ替えることはほぼない。もし赤ちゃんを入れるのに、お湯の衛生面が気になるなら、ベビーバスで別に入れてあげよう。 まだ体が小さくて、のぼせやすい赤ちゃんは38℃くらいの湯温にするのが基本。大人にとってはぬるいので、大浴場のお湯を勝手にぬるくすることはできない。その点、家族風呂や部屋付きの露天風呂なら、赤ちゃんに湯温を合わせてあげられ、大人もゆっくり入れる。もし、赤ちゃんも一緒に熱い温泉に入るのなら、短時間で切り上げるか、ベビーバスにしてほどよい湯温に調整してあげよう。夫婦で連携して赤ちゃんを温泉に入れてあげられるのが魅力。家族揃って入ることもすぐにお部屋で着替えやスキンケアができて楽。お風呂あがりの授乳も気兼ねなくできるパパとママが交代で入れるから、ゆっくりと温泉で体をあたためることができる

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る