じゃらん大人のちょっと贅沢な旅 2020-2021秋
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 海外からの賓客を迎える「日本の迎賓館」として開業した「帝国ホテル 東京」。2020年で130周年というこのホテルは「マリリン・モンローも泊まった」「日本初のバイキングレストランを生み出した」といった、堂々たるエピソードにこと欠かない。気軽に利用するのはためらわれもするが、泊まった人が口を揃えて「よかった」「さすが帝国ホテル」と夢心地で語る様子を見ると、一度は宿泊してみたい。その評判は本当か確かめてやろう…と意地の悪い考えも抱きつつ、宿泊に踏み切った。 重厚なエントランスに圧倒されながらロビーに入ると、輝くシャン一本のバラが象徴する真心が心地よさを生む日本の迎賓館。帝国ホテル 東京シャリアピンステーキも数ある「帝国ホテル発祥」の風物の一つ。レストラン「ラ ブラスリー」にて提供1958年に開店した「インペリアルバイキング サール」から「食べ放題=バイキング」と呼ばれるように。写真は開店当時の様子1953年から愛されるパンケーキは鉄板の繊細な温度管理と熟練の技による均一な焼き色が見事名物カクテルも多数生まれた。「マウントフジ」は卵白で富士山に積もった雪をイメージ客室に続くエレベーター内にはバラの一輪挿し。一日に3~4回、挿し替えるためバラがいつも瑞々しい本館「ジュニアスイート」は特別な滞在にも最適。ケーキや花束付きの記念日向けプランもある※現在、レストラン、バー・ラウンジの営業内容・営業時間を変更しております(2020年7月16日時点)。詳しくは公式ホームページをご覧ください

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