じゃらん大人のちょっと贅沢な旅 2020-2021秋
9/27
デリアと大きなフラワーアレンジメント。写真で見た光景に、帝国ホテルに来たのを実感する。さてチェックインを…とフロントに目を転じた途端、「ご宿泊ですか」と笑顔のホテルマンがすっと近づいてきた。流れるように荷物がカウンターまで運ばれ、チェックイン手続き。スムーズな連携プレーに身を任せていると、いつしか客室へ案内される段に。そして丁寧かつ親しみがもてるスタッフと話すうちリラックスしている自分に気付く。「ここが、あの帝国ホテル」と身構えていたのが嘘のようだ。 途中で乗ったエレベーターにはバラが生けられていた。つぼみが愛らしいですね、と案内役のスタッフに話しかけると日に何度か花を交換するそう。常にベストな状態でお客さまを迎えられるように、わずかな移動時間も快適に過ごせるように―。そんなホテルの想いを、凛とした一輪のバラに見た。到着時から適温に空調が効いた客室から、ぴかぴかに磨かれたバスタブから、ルームサービスを頼んだ電話の向こうからも、笑顔でゲストに対するスタッフの真心が伝わってくる。確かに名門と呼ぶにふさわしい、それでいてアットホームとさえ感じるさりげない気配りがホテル全体に満ちている。 V03-3504-1111(代) a東京都千代田区内幸町1-1-1 e1泊朝食付き2万7830円~ b東京メトロ日比谷駅A13出口より徒歩すぐ c首都高速銀座出口より9分 f425台(宿泊者はチェックアウト当日18時まで無料)東京駅からタクシーで約5分、銀座にも歩ける都心部に位置し東京観光の拠点にもぴったり。ホテル目の前は緑豊かな日比谷公園。じゃらんnetDATA周辺情報右/2019年3月にリニューアルした本館「パークビュー コーナースイート」など、スイートルームは朝食をはじめとした特典付き 左/壁一面に敷き詰められたクリスタルガラスが印象的なロビーラウンジ特別階での滞在をサポートする着物姿のゲストアテンダントをはじめ、全スタッフが「100-1=0、一つでもミスがあれば0点である」をモットーに全力でゲストを迎えるおもてなしの心を実感するには、24時間利用できるルームサービスもおすすめ。真っ白なクロスをかけ、できたて料理を載せたワゴンをスタッフが客室に用意
元のページ
../index.html#9