じゃらん大人のちょっと贅沢な旅 2020-2021冬
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お宿はこちら南国リゾートのような一島一宿スタイル。島の船着き場で宿のスタッフが出迎えるフロントのある新館は2019年春のリブランドオープンで誕生。夜は幻想的な佇まいに 紀伊半島の南にある勝浦港から宿の送迎船で約5分。穏やかな勝浦湾に浮かぶ中の島は、明治末頃まで帆船の風待ち場所とされ、船宿が営まれていたと伝わる。昭和初期に温泉が湧き、現在は面積約6万8000㎡の島内に温泉宿が一軒のみ。船から島へ降り立てば、そこがいきなり宿の玄関というドラマチックなロケーションで旅人を迎える。 館内へ入ると、聖地「熊野」をコンセプトにした和モダンな内装が優雅な趣。熊野の岩をイメージしたというラウンジでウェルカムドリンクをいただき、新館客室「凪の抄」へ。テラスに出れば紺碧の海がきらめき、響き渡る波音が旅情を一層盛り上げる。ひと息ついて向かうべきは、宿自慢の絶景露天風呂。眼前に波が押し寄せる開放感抜群の湯船には、島内6本の自家源泉から引く新鮮な湯がなみなみ。潮風に涼み、海との一体感に浸りながらの温泉入浴は、まさに極楽気分だ。貸切風呂を予約すれば、[和歌山県・勝浦温泉]碧あおき島の宿熊くま野の別べっ邸てい中の島ゆとりが心地よい温泉宿多忙な大人の温泉旅には日常では得られない﹁ゆとり﹂が必要。孤島の一軒宿、一棟貸切などおおらかな環境の温泉宿で心身共に解き放たれる旅を。一章 紀伊半島の南にある勝浦港かコンセプトにした和モダンな内装が優雅な趣。熊野の岩をイメージしたというラウンジでウェルカムドリンクをいただき、新館客室「凪の抄」へ。テラスに出れば紺[和歌山県・勝浦温泉]碧あお 紀伊半島の南にある勝浦港から宿の送迎船で約5分。穏やか[和歌山県・勝浦温泉]き島の宿中の島

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