じゃらん大人のちょっと贅沢な旅2025
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構成・取材・文/小林佐知子(クリップ)北陸から山陰にかけて西日本の日本海側では冬はずわい蟹漁が盛ん。食べに行くなら活蟹が味わえる漁港近くの料理宿がおすすめ。蟹への愛あふれる達人たちがいる宿で、本場の味を最大限においしくお値打ちに堪能しましょう。蟹の達人が本場のおいしさ&お値打ちな理由を教えます!※掲載情報は2024年11月18日現在のものです。最新情報は各問合せ先へご確認ください。※特に併記していない限り、記載の宿泊料金は平日大人2名1室利用時の1名分(消費税・サービス料込み)です。別途、入湯税・宿泊税がかかる場合もあります。宿泊日や客室、プランにより料金は異なるため、詳細は各宿にご確認ください。※じゃらんnetが表示されている宿は「じゃらんnet」より予約が可能です。※電話予約の際は「じゃらん大人のちょっと贅沢な旅2025を見た」と一言お伝えください。ずわい蟹日本海の水深200m~400mに棲息する大型の蟹。身がやわらかく繊細でふくよかな甘みと濃厚な旨味がある。ずわい蟹のおいしさは「鮮度が命」。生きている蟹は身の張り、旨みが格別です。身がはじけて花が咲いたような刺身にできるのも、蟹が生きていてこその料理なんです。また、活蟹の蟹味噌は雑味がなくてクリーミーで、目からウロコの味わいですよ。産地では蟹を水槽に入れたまま競りにかけたり、各地の宿でも、直前まで水槽で生かしておくなど、少しでも新鮮な活蟹を提供しようと工夫して頑張っています。[かにソムリエとは]兵庫県浜坂エリアの地域検定制度。蟹の目利きや調理法から歴史・文化まで約3年の講習を重ねて認定。同じずわい蟹でも地域で呼び名が違い、昔から山陰地方では「松葉がに」、越前では「越前がに」と呼ばれます。今は県ごとに地蟹をブランド化しているので、ブランド名で知られるようになりました。港ごとに漁の方法や、水揚げ後の管理、競りの仕方などに特徴があり、通の方は蟹の漁場が違うと味が違うという方も!どの地域も漁師さん、漁業関係者、宿のスタッフや料理人が一丸となって、その魅力を伝えています。蟹の達人かにソムリエ谷岡さんに聞くずわい蟹にはいろいろな種類があるのでしょうか?活蟹にこだわる理由を教えてください。

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