願徳寺
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国宝を安置する仏 - 願徳寺のクチコミ
神社ツウ やんまあさん 男性/40代
- カップル・夫婦
「それではこちらへどうぞ」と通された部屋へ。「暗い・・・見にくい」と思いつつ、説明が始まる。その瞬間、明かりが着いた瞬間、目の前に美仏『国宝 菩薩半跏像(伝如意輪観音)』参上!!呼吸している感じがします。この仏像を観た瞬間、蟹満寺「薬師如来」の横に並べて、中宮寺の「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」の3体で見たいという煩悩が生まれました。満足行くまで凝視し、一時期、ここの本尊が身を寄せていた勝持寺に行きました。
- 行った時期:2017年2月
- 投稿日:2017年9月20日
- このクチコミは参考になりましたか?4はい
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願徳寺の新着クチコミ
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願徳寺の2021年11月の口コミ
超国宝!美仏「如意輪観音」独り占め!!本当にみんな来ないのが不思議・・。薬師如来立像もよい感じですね。コロナのためか説明はなく、自分で部屋に入って灯りをつけるようになったいた。
詳細情報をみる
- 行った時期:2021年11月24日
- 投稿日:2021年11月27日
-
梅雨の大雨がやんだ わずかな時間を探して再訪した。どうしても行きたかったのだ。
願徳寺駐車場 マップコード:7 423 830*83
●衣服が興味深い
通常,菩薩像は天衣(てんね)という薄く細長い衣服をまとっている。そして条帛(じょうはく)という薄い帯のようなものを肩から斜めにかけている。
正確に述べれば,条帛を左肩から右脇に流し,その上に天衣を両肩からかける。これが普通なのである。例えば,滋賀県向源寺(渡岸寺観音堂)におられる十一面観音菩薩立像は,360度拝見できるが,正面もお背中も条帛が,左肩から右脇腹に流れている。その条帛の上,両肩に天衣がかかっている。
この如意輪観音様は,条帛を左肩から右脇腹に流し,その上に天衣をかけている。しかし天衣は両肩ではなく,右肩から左手に流れている。しかも右肩の天衣は細く絞られ,まるで条帛のよう。左手に回した天衣は,左の脇腹の前で,条帛の下をくぐって下へ落ちている。
背中では大きくX字のようにクロスしている天衣と条帛が,前では,小さく交叉し,風になびく天衣と条帛を軽く保持している。
●どうして半跏なのか?
片足をあげて組むスタイルは半跏趺坐(はんかふざ)といわれる。広隆寺などの半跏思惟(はんかしゆい)像は,思索沈潜しているので,とても「静的」だ。しかしこの如意輪観音様は違う。両足を組んで座っている結跏趺坐(けっかふざ)から,まさに立ち上がろうとして片足を降ろしているところなのだ。だから降ろした右足(特に親指)に力が入っているのだ。そう考えると,足下を隠す裳(も,「裙(くん)」とも)が大きく舞い,深い襞(ひだ)になっているのが理解できる。襞は翻波式(はんぱしき)のような強弱の一定リズム(拍節法)ではなく,ランダムになり大胆な表現。
裳(も)だけではない,上半身にまとう条帛(じょうはく)も天衣(てんね)も風をはらんで舞っている。
如来も菩薩も,もともと暑いインドから来ている。だからまとう衣服も極めて薄い。この薄さ・軽さが,榧(かや)の一木造の無塗装による黄金色(樹脂分により,経年変化で)と相まって美しい仏様を生み出したのだろう。
●お背中は
堂内に貼られた写真あるいは1枚 200円の写真で確認できる。
●以前は
10年くらい前までは,住職によるお話があったようだ。また法話を聞きたいものだ。詳細情報をみる
- 行った時期:2021年7月9日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2021年7月17日
-
ただただ お美しい如意輪観音さま。渡されたパンフレットに………
●リアリズム
リアリズムと言って良いお顔は美しい。しかし玉眼がわずかに見え,厳しい顔つきだ。
遊戯坐(ゆげざ)に組まれた脚部,そして舞うような深い襞(ひだ)の衣紋(えもん)。右手は与願印(よがんいん)。左手は修復され,施無畏印(せむいいん,与願印の対称として)。
仏様のうしろを見ることはできないが,堂内に貼られた写真で確認できる。そのお背中は,薄衣(うすごろも)が両肩にクロスしてまとわれている。
脚部の裳(も:下半身を覆う布),肩から腕に落ちる薄衣,いずれも宙に浮いているように軽い。風になびいている感じはないので,空中に浮いてるのか。衣紋の襞が深く,衣の薄さ,そして軽さが感じられる。
●如意輪観音菩薩か
通常,6本の腕(六臂:ろっぴ)をお持ちになり,そのうち1本を頬に当てているのが,如意輪観音である。にもかかわらず,この像は2本(二臂:にひ)である。六臂の如意輪観音としては,例えば,室生寺 本堂(潅頂堂)におられる仏様が有名である。
「虚空蔵菩薩」という説があるが,持物(じもつ)からみて「弥勒菩薩」に近いと思う。密教以前の顕教では,
如意輪観音は二臂であったので,寺伝どおり,如意輪観音菩薩とみて良いのではないか。専門家ではないので,勝手な意見だが。
●ルート
沓掛交差点を左折。南進して T字交差点を右折。二股を左。少し進むと,駐車場。
●お参りの方法
クルマをとめて,石段をあがると,閉じられた門がある。インターフォンのボタンがあるので,住職と会話。ここで,「見学したい」と話すと,「見学できる庭はない」と断られる。このため,「国宝を拝顔したい」と伝えると,許可が出る。
トイレはあるが,住職にことわって入れてもらう。
●パンフレット
『法味 47』というパンフレットを渡された。いつもならスルーするのだが,気になって読んだ。すると「あたりまえ 前 願徳寺 宝菩提院 副住職 中村 瑛真(平成二年遺稿)」で始まる一文があった。当たり前の日常こそ,本当に感謝すべきことという内容だ。どうしてこの《平成の最初》に書かれた一文が《令和二年》のパンフレットにあるのだろう。現住職の思いが感じられる。
時々,この文章と購入した如意輪観音の写真を眺めながら,何か暖かい物を感じる。
京都に行く際,再訪したい。詳細情報をみる
- 行った時期:2020年5月12日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2021年6月3日
-
願徳寺の2019年06月の口コミ
京都市西京区大原野南春日町1223-2。勝持寺の隣にあるお寺で、通常山門は閉じているので、インターホンを押す。願徳寺には本尊の「如意輪観世音菩薩像@国宝」の他、薬師瑠璃光如来像@重文や青不動明王、聖徳太子二歳像など、貴重な仏像が安置されている。見仏前に暗闇で説明をしていただき、説明後にライトアップというショー形式となっている!?奈良・中宮寺、京都・神護寺、京都・蟹満寺、奈良・當麻寺などと同じく、日本式仏像様式完成前の作風を感じる。
詳細情報をみる
- 行った時期:2019年6月16日
- 投稿日:2019年6月16日
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願徳寺の2018年06月の口コミ
超ド級の「如意輪観音坐像@国宝」が安置されている。見仏前に暗闇で説明をしていただき、説明後にライトアップというショー形式となっている!?奈良・中宮寺、京都・神護寺、京都・蟹満寺、奈良・當麻寺などと同じく、日本式仏像様式完成前の作風を感じる。
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- 行った時期:2018年6月3日
- 投稿日:2018年6月4日