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2016.09.20

【復興支援】秋だけの贅沢!黒川温泉の紅葉露天セレクション5

この秋、どこで紅葉を楽しみますか? 様々な紅葉スポットがありますが、温泉に浸かりながらの紅葉狩りは最高! 今回は、自然豊かな黒川温泉にある美しさが評判の5つの露天風呂をご紹介します。(黒川温泉と一部周辺エリアあり)

現在、「黒川温泉に入湯手形(1300円)が登場して30周年」を記念したイベントを実施中です。黒川温泉のホームページの「手形30周年プラン」から宿泊予約をすると入湯手形のプレゼントがあったり、スペシャル手形が登場したりといったお楽しみがあります。

また、黒川温泉には小さな商店が点在していて、ユニークなテイクアウトグルメも充実。「ちょっと珍しい馬肉コロッケ」など、地元素材を活かしたグルメを食べながらの散策&紅葉湯巡りを満喫してください!

黒川温泉の震災被害と復興状況

地震の影響を受け、当初は休業をやむなくされた旅館が4軒ほど、道路の不通箇所も何カ所かありました。その後、復旧が進んだことや「九州ふっこう割」が実施されたこともあって、客足は戻ってきています。

現在は休業中の宿が2軒。松原ダムの辺りで片側通行の場所が残っていることもあって、大分自動車道日田インターから、以前なら約1時間くらいですが、今は1時間半くらい見ておいた方がよさそうです。

黒川温泉観光旅館協同組合のホームページなどでも通行可能なルートの情報を掲載していますので、参考にしてください。

黒川温泉の魅力って?

街全体が1つの宿のようなおもてなしで全国区の温泉に。

熊本県と大分県の県境付近にある標高700mの山間部の渓流沿いに湯宿が立ち並ぶ、南小国温泉郷の1つ黒川温泉。その風情ある佇まいと良質の湯を求めて全国から旅人が訪れます。

春の桜、涼やかな夏、紅葉、雪景色と四季を通して様々な表情を見せてくれる温泉郷には、宿によって異なるお湯や泉質があり、好きなお湯を自分で選んで湯巡りができます。

1300円で購入すると黒川温泉の露天風呂3カ所に入れるお得な「入湯手形」の発祥の地としても有名です。

懐かしさ漂う田舎を感じられると同時に、オシャレなカフェや食事処も多く、散策するのも楽しい街。日帰り客から宿泊客まで満足させる幅広い魅力があふれる温泉地です。

黒川温泉
いろいろな世代の人が訪れ、楽しめる温泉地
問合せ先/黒川温泉観光旅館協同組合
TEL/0967-44-0076
http://www.kurokawaonsen.or.jp

旅館 山河

自然の雑木林の中に佇む宿全体が紅葉スポット!

黒川温泉の温泉街から少し離れた雑木林の中にある一軒宿。3000坪の敷地にはコナラやモミジなど落葉樹が自然のままの姿で生えていて、紅葉シーズンになると色付いた木々を敷地内で目にすることができます。

お風呂はダイナミックな自然に囲まれた青みがかった湯が特長の混浴露天「もやいの湯」と女性専用の「四季の湯」など、大浴場から貸切湯まで7つ。木々に囲まれた露天風呂からは美しい景色が望めます。

温泉は異なる自家源泉2本から湧出していて、露天風呂には動脈硬化や慢性皮膚病に効能があるとされるナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉が使われています。

紅葉 例年10月下旬~11月中旬 

もやいの湯
ダイナミックな自然が目の前に広がる混浴露天風呂「もやいの湯」。せせらぎの音を聴きながらゆったり湯あみを
旅館 山河
TEL/0967-44-0906 
住所/熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6961-1
営業時間/8時30分~21時
休み/不定
料金/大人500円、3歳~小学生300円
アクセス/車:大分道日田ICより1時間
駐車場/30台
泉質/単純硫黄泉、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
「旅館 山河」の詳細はこちら

山あいの宿 山みず木 

自然の中に溶け込みながら眺める色とりどりの木々!

紅葉シーズンになると、渓流沿いに建てられた静かな一軒宿の玄関前は美しく色付いた紅葉に包まれます。日帰りで利用できる風呂は男性用露天「幽谷の湯」と女性用露天「森の湯」、そして貸切風呂「さおと女」。

小鳥のさえずりや川音を耳にしながら、周囲の紅葉が望める渓谷沿いの湯船に浸かっていると、いつのまにか自然と一体化し、 今、自分がどこにいるのかも忘れるような不思議な感覚にとらわれます。

湯船に向かう川沿いを歩きながらの森林浴もまた気持ち良いもの。神経痛や筋肉痛に効能が期待できる温泉で紅葉狩りを!

紅葉 例年 10月下旬~11月中旬頃

山あいの宿 山みず木
モミジをはじめ落葉樹が色づく景色を望める、広々とした男性専用の「幽谷の湯」
山あいの宿 山みず木
TEL/0967-44-0336
住所/熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉
営業時間/8時30分~21時(最終受付20時30分)
※貸切風呂:平日14時~20時(最終受付)
休み/不定
料金/大人500円、3歳~小学生300円、2歳以下無料
※貸切風呂1室50分2000円(予約不可)
アクセス/車:大分道日田ICより1時間
駐車場/25台
泉質/単純泉
「山あいの宿 山みず木」の詳細はこちら

里の湯 和らく

肌にやさしく馴染む湯に浸かり自然の醍醐味を堪能!

奥黒川にひっそり佇む大人限定の宿。重厚感ある藁ぶきの山門に迎えられて宿へ入ると、紅葉の頃は山門の周りも赤や黄色の木々が目を楽しませてくれます。

温泉は野天風呂と洞窟のような穴湯の2種類で、時間で男女入れ替え。広々とした湯船とその周囲の紅葉が楽しめる野天風呂は8時30分~14時30分までが男性、15時~21時までが女性となっています。

源泉温度は90度と高いので湧水で加水を。湯の花の多い、白濁した湯は時間によって変化…。湧出時は透明で、徐々に乳白色へと色を変えていきます。なお、日帰り温泉は子どもの利用も可。

紅葉 例年10月下旬~11月中旬

里の湯 和らく
自然に包まれた野趣あふれる野天風呂。時間を確認して利用を!
里の湯 和らく
TEL/0967-44-0690
住所/熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6351-1
営業時間/8時30分~21時(最終受付20時30分)
休み/不定
料金/大人500円、3歳~小学生300円
アクセス/車:大分道日田ICより1時間
駐車場/11台
泉質/含硫黄・ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉
「里の湯 和らく」の詳細はこちら

旅館 奥の湯 

眼下に川を望む林の中の露天でゆるやかな時間を。

田の原川上流の静かな場所。2000坪の敷地には露天風呂から家族風呂まで9種類の湯船が点在しています。

日帰りで利用できるのは、茅葺屋根が印象的な混浴露天風呂と女性専用露天風呂、男女別大浴場。落葉樹に囲まれた露天風呂からは美しい紅葉や川沿いの絶景やが楽しめます。混浴露天風呂には洞窟風呂や川風呂を備えていて、 時間によっては女性専用になります。

透明感のあるサラッとした肌ざわりの湯は冷え症や疲労回復にも効果があるといいます。

紅葉 例年 10月下旬~11月中旬

旅館 奥の湯
混浴露天風呂で眺められる、茅葺屋根と紅葉が融合した見事な景観!
旅館 奥の湯
TEL/0967-44-0021
住所/熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川6567
営業時間/8時30分~21時 ※月・金10時~15時は清掃のため入浴不可
休み/不定
料金/大人500円、1歳~小学生300円
アクセス/車:大分道日田ICより1時間
駐車場/25台
泉質/ナトリウム・塩化物硫酸塩泉
「旅館 奥の湯」の詳細はこちら

お宿 のし湯

雑木林の間から差し込む光と赤や黄色の木々のコラボ!

茅葺屋根や古木を使った懐かしく、温もりを感じさせるお宿です。日帰りで露天風呂と貸切湯が利用できます。

1200坪の敷地に生い茂っている落葉樹を中心にした自然木は、晩周には赤や黄色に変化。雑木林に囲まれた野天風呂に浸かると木々の美しさと、その間から差し込む木漏れ日の光にうっとりしてしまいます。

温泉は弱酸性の単純温泉。やわらかな湯なので、湯あたりしにくく、年齢を問わず、だれでも楽しめます。広々とした湯船に浸かっていると、まるで森の中に飛び込んだような気分になります。

紅葉 例年10月下旬~11月中旬

お宿 のし湯
秋になると湯船近くのモミジが色付き、いっそう風情が増す
お宿 のし湯
TEL/0967-44-0308
住所/熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6591-1
営業時間/8時30分~21時
休み/なし
料金/大人500円、小学生300円、3歳~未就学児200円
アクセス/車:大分道日田ICより1時間
「お宿 のし湯」の詳細はこちら

まとめ

以上、黒川温泉の紅葉露天の情報をお届けしました。

四季を通して魅力あふれる黒川温泉。自然の姿を大事に育んできた温泉街には雑木林が多く、紅葉の時期にははずせないスポットです。

1つの温泉にゆっくり入るもよし、入湯手形を利用して紅葉露天巡りもよし! 黒川だから楽しめる方法で秋を満喫してください!

※この記事は2016年9月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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