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温泉天国九州には、全国的に有名な温泉地や気軽に立ち寄れる日帰り湯がたくさん！どの温泉も魅力的すぎて、どこから行こうか迷ってしまう…そんな方も多いのでは？

今回ご紹介するのは、編集部が「この冬に行きたい温泉」をコンセプトに厳選した9湯。どれも感動必至の極上湯ばかりです♪寒いこの季節だからこそ楽しめる温泉。ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

記事配信：じゃらんニュース

宮崎県

温泉大国・九州のなかでは確かに数は少ないものの、驚きの湯力をもつ湯と出合える宮崎県。鉱泉が多いのも特徴のひとつ。

1.白鳥温泉 上湯【えびの市】

地獄をそのまま活用、ワイルドすぎる蒸し風呂。

この世に存在する地獄は別府や雲仙だけではない。しかもココ、えびのの地獄は見るだけではないお楽しみ付き。噴気が湧く地獄の上に小屋を建てたワイルドな蒸し風呂が楽しめるのだ。これが最高に心地よい。大量の汗とともに冬の寒さも疲れも一気に吹き飛ぶ。床の底でゴーゴーと音を立てながら噴出する蒸気は70～80℃。10分もすれば大量の汗。ひき始めの風邪も一発!?

宿泊も可能

白鳥温泉 上湯は宿泊も可能。えびのの街並が一望できるシンプルな和室の他、露天風呂付客室もある。1泊素泊り6050円～。土日祝でも同料金というのもうれしい。宮崎の郷土料理が楽しめる夕食、源泉を使った蒸し卵付き朝食が楽しめる2食付きは＋2300円。

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人310円、小学生210円　
●［営業時間］7時～20時　
●［定休日］第1火（祝日の場合は翌日）　

2.吉田温泉 亀の湯【えびの市】

源泉はなんと脱衣所の下！不思議な湯力をもつ新鮮湯。

脱衣所の下で自噴する湯を3m先の湯船に直送する極上鮮度。かつて体に残った鉄砲玉が自然に出てくる湯として軍人さんに愛された湯力は健在。常連さん曰く「指に刺ったトゲが勝手に出てくる」。

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人350円、小学生130円、以下60円　
●［営業時間］6時～21時　
●［定休日］なし

3.湯之元温泉【高原町】

全身ビッシリ、泡々々！超高濃度の炭酸泉パワー。

日本の温泉のうち0.5%にも満たないといわれる希少な炭酸泉が湧く。浸かれば全身即泡まみれ！炭酸ガスが末端まで血管を拡げ、血流を良くするといわれているので、冷え症の方に特にオススメ！

炭酸泉カルピスと鉱泉おにぎり

飲めば胃腸の働きが活発化するという炭酸泉。湯之元温泉では、ラウンジにてカルピス原液を炭酸泉で割った炭酸泉カルピス（300円）を提供。湯上りに楽しめばシュワッと爽快！このほか、源泉で炊き上げた鉱泉おにぎり（2個200円）も個数限定販売。

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人500円、3歳～小学生250円　
●［営業時間］10時～22時
●［定休日］第1水（祝日の場合は翌日）

4.湯穴温泉【都城市】

温泉マニアが歓喜する、浴場を彩るコテコテ析出物。

湯船や床に析出物がびっしりと付着し、まるで鍾乳洞状態と化す。これぞ、湯の濃厚さを物語るもの！鉄分やカルシウムが豊富で保温効果が高いとか。ケガや腰痛によか！と地元支持者も多い。炭酸味を感じる飲泉は便秘解消にも!?

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人300円、小学生150円、以下100円　
●［営業時間］7時～19時
●［定休日］火

鹿児島県

長い歴史を誇る温泉があちこちに！鹿児島のヒーロー、西郷隆盛ゆかりの温泉も多く、西郷どんも温泉達人だったのか、どこも名湯揃い！

5.中島温泉旅館【日置市】

島津藩の殿ご愛用の湯は色イロイロ七変化。

かつて伊作島津家・伊作日新公の殿湯だった歴史をもつ湯。日により無色透明や黒、白、エメラルドグリーンなどに変わり、色によって浴感も異なるという。その不思議現象のワケは定かではないが、やはり「温泉は生き物」である！西郷さんの湯治記録も残る湯。九州広しといえど、七色変化の湯はココだけ。

西郷どんゆかりの温泉

2018年の大河ドラマに決定したことで、ますます注目が高まる西郷隆盛。鹿児島には西郷どんが訪れたといわれる温泉が多くある。中島温泉旅館のある吹上温泉をはじめ、日当山、栗野岳、鰻、指宿など鹿児島県内だけでも約8カ所、宮崎にも2カ所あるとか。

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人330円、小学生120円、以下80円　
●［営業時間］6時～21時
●［定休日］第1・3・5月（祝日の場合は営業）

6.ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉【指宿市】

開放感、右に出るもの抜群。海と一体化する絶景露天。

絶景露天といえばその名が挙がる九州屈指の名物風呂。どでかい湯船にもかかわらず、かけ流しというのがスゴイ。目の前にはどこまでも青い海。右を向けば薩摩富士と呼ばれる開聞岳が広がり、気分爽快この上なし！海に浸かっているような、空に浮かんでいるような不思議な気分に。

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人510円、3歳～小学生260円　
●［営業時間］9時30分～19時30分（最終受付19時）
●［定休日］木（祝日の場合は翌日）

7.湯之谷山荘【霧島市】

おひとりさま湯船に湧く、炭酸がとけ込む硫黄泉。

自家源泉5本、湯の総量毎分480リットルとなにかと驚きのコチラ。硫黄泉、炭酸泉、2つがミックスされた「ラムネ硫黄泉」の3つが楽しめる。湯温が高いため、シュワシュワ泡付き感は少ないものの、血流促進効果は期待大。硫化水素ガスと炭酸ガスのWパワーで血行促進効果は絶大。短時間で温まる。

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人500円、5歳～小学生250円　
●［営業時間］10時～15時（最終受付14時）
●［定休日］不定

8.紫尾区大衆浴場【さつま町】

800年前からコンコンと神社の拝殿下から湧く名湯。

紫尾神社の拝殿下から湧きだす、通称「神の湯」。ありがたい気分になれるのはその名だけにあらず。アルカリ性の硫黄泉で、しっとり美肌効果が期待できるのだ。飲めば糖尿病や便秘解消にひと役!?神秘的なエメラルドグリーンに色づく湯は、かなりトロトロ！

立ち寄り入浴DATA

【大浴場】
●［入浴料］大人200円、小学生100円
●［営業時間］5時～21時30分
●［定休日］なし

9.栗野岳温泉 南洲館【湧水町】

季節で濃度が変わる！冬こそ濃厚泥湯シーズン。

建物裏手の「八幡大地獄」直結で運ばれる湯は、ほぼ無色透明かと思えば時に白濁、ある時は泥が沈殿することも。泥湯と化すのは実は雨が少ない、冬の今！地中の成分が凝縮され、濃厚な温泉が湧きだすのだとか。浴場は蒸し湯と「竹の湯」と硫黄泉の「桜湯」。ガツンと温泉を楽しみたい時は「竹の湯」がおすすめ。

立ち寄り入浴DATA

【「竹の湯」「桜湯」「蒸し湯」】
●［入浴料］大人300円（2カ所550円、3カ所700円）、小学生150円（2カ所275円、3カ所350円）、2歳以上75円（2カ所120円）
●［営業時間］10時～20時　
●［定休日］不定

※この記事は2017年2月時点での情報です

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