close

2017.04.09

【東日本】一度は訪れたい!春・夏限定の絶景名所が美しすぎる!

厳しい寒さのあとに訪れるご褒美のような桜風景、雪山と花畑の競演…。そして初夏には、ラベンダー、あやめ、水ばしょう…と花とその香りに包まれる季節が到来!そんな時期には、各地でライトアップやお祭りなど、イベントも各地で開催されます。

そこで今回は、東日本エリアから花の名所をご紹介。さあ、春から初夏の絶景を堪能する旅に出かけましょう!

記事配信:じゃらんニュース

弘前公園のソメイヨシノ【青森県弘前市】

散り際も花筏も美しい。物語ある風景が胸を打つ。

tp_0401_191

約50種2000本の桜が咲く日本屈指の桜名所。さくらまつり期間限定で西濠からボートに乗ることができ(9時~17時、60分1000円)、水上から桜が眺められる。現在、石垣改修で天守閣が移動しているが、おかげで2020年まで岩木山を背景とした天守閣が望める。

例年の見頃:4月下旬~5月上旬

「弘前さくらまつり2017」は4月23日(日)~5月5日(金・祝)に開催。ライトアップ(18時30分~22時)、与力番所の抹茶(9時~17時/一服540円)、公園物産館(9時~21時)、北の郭・武徳殿休憩所(7時~21時)などがある。

●花見のあとのお楽しみ
見どころ:津軽藩ねぷた村、旧東奥義塾外人教師館など市街のモダンな洋館めぐりなど
郷土グルメ:生姜味噌おでん、りんごのスイーツ

■弘前公園のソメイヨシノ
[TEL]0172-33-8739(弘前市公園緑地課)
[住所]青森県弘前市下白銀町1
[営業時間]9時~17時(さくらまつり期間は7時~21時)
[料金]入園料310円
[アクセス]【電車】JR奥羽本線弘前駅よりタクシー10分、または弘南鉄道中央弘前駅より徒歩15分 【車】東北道大鰐弘前ICより30分
[駐車場]近隣の有料駐車場を利用(さくらまつり期間中は臨時無料駐車場あり)
「弘前公園のソメイヨシノ」の詳細はこちら

ファーム富田のラベンダー【北海道中富良野町】

開拓の歴史を刻む花畑は、癒やしの香りで夢心地に。

tp_0401_19-2

1903(明治36)年、この地に鍬を入れてから、長い苦難の時を越え、香料のためのラベンダー栽培に成功したファーム富田。ここには広大な敷地に、歴史あるラベンダー畑と、カラフルな花が縞模様を描く壮観な花畑があり、富良野の短い夏を謳歌するように鮮やかに咲き競う。

例年の見頃:6月下旬~8月上旬

広い農場の中に、「トラディショナルラベンダー畑」、マリーゴールドなど多彩な花が咲く「花人の畑」、「彩りの畑」など7つの花畑があり、春から秋までさまざまな花が次々と開花。ドライフラワーの舎や花人の舎で販売するオリジナル商品、ラベンダーソフトも人気。

●花見のあとのお楽しみ
見どころ:十勝岳温泉、ラベンダーイースト、美瑛町の白金青い池など
郷土グルメ:メロン+ソフトの「サンタのヒゲ」など

■ファーム富田のラベンダー
[TEL]0167-39-3939
[住所]北海道空知郡中富良野町基線北15号
[営業時間]8時30分~18時(季節変動あり)
[定休日]なし
[料金]入園無料
[アクセス]JR富良野線富良野駅よりバス富良野・美瑛ノロッコ号ラベンダー畑駅より徒歩7分(ラベンダーの見頃のみ運行)、または旭川空港よりタクシー45分
[駐車場]500台
「ファーム富田のラベンダー」の詳細はこちら

高遠城址公園の高遠桜【長野県伊那市】

「天下第一の桜」と称される固有種は、町民すべてが桜守。

tp_0401_19-3_2
ライトアップされた桜と桜雲橋を望む。桜雲橋は昼も夜も人気の撮影スポットだ

高遠城址公園の高遠桜

タカトオコヒガンザクラ
可憐なタカトオコヒガンザクラ

高遠城址公園の桜はタカトオコヒガンザクラというここだけにしかない固有種で、小ぶりながらピンクの濃い花が特徴。ここには樹齢140年の古樹をはじめ約1500本が植えられており、春にはピンクの雲海に包まれたようなロマンチックな景色が広がる。高遠町ではこの稀少な桜を保護育成・継承していくために「桜憲章」を制定。町民全体がこれを遵守する桜守でもあるのだ。

例年の見頃:4月上旬~中旬

さくら祭りは4月1日(土)~30日(日)に開催。祭り期間中は「夜桜ライトアップ」のほか「伊那のうまいもん大集合!」、予約制で「お花見が10倍楽しめる桜守ガイド」などを開催予定。日程など詳細は「高遠城址公園さくら祭り」HPで確認を。

●花見のあとのお楽しみ
見どころ:信州高遠美術館、日帰り入浴施設 さくらの湯、高遠町歴史博物館など
郷土グルメ:信州そば、ローメンなど

■高遠城址公園(たかとおじょうしこうえん)の高遠桜
[TEL]0265-78-4111((一社)伊那市観光協会)
[住所]長野県伊那市高遠町東高遠
[営業時間]4月1日~30日は8時~17時、花の最盛期は6時~22時(夜間ライトアップ)
[料金]開花宣言翌日から入園料高校生以上500円、小・中学生250円
[アクセス]【電車】JR飯田線伊那市駅よりJRバス高遠駅行き25分、終点より徒歩15分 【車】中央道伊那ICより30分
[駐車場]無料臨時駐車場2800台、有料400台
「高遠城址公園の高遠桜」の詳細はこちら

三春滝桜【福島県三春町】

迫り来るような花しぶきに、千年超の生命の息吹を感じて。

tp_0401_19-4
闇夜に浮かぶ、ライトアップされた三春滝桜。幽玄な佇まいで見る者を圧倒する

日本三大桜のひとつで、樹齢は推定1000年超、国の天然記念物に指定されているベニシダレザクラ。樹高13.5m、根回り11m、張りだす枝は東西25m、南北20mにも及び、薄紅の花がたわわに枝垂れ、眼前に迫るさまは、花の滝に打たれるような凄みさえ感じる。

例年の見頃:4月中旬

ライトアップは例年4月第2土~第3木の日没から20時30分まで。また、開花期に運行する「臨時バス滝桜号」は、桜最盛期になると「さくらの公園」「三春ダム 資料館」などにも停車。三春町内に点在する1万本の桜を眺めるにも便利だ。

●花見のあとのお楽しみ
見どころ:さくらの公園、三春ダム 資料館、三春の里田園生活館、福島ガイナックスなど
郷土グルメ:油揚ほうろく焼き、三春素麺など

■三春滝桜
[TEL]0247-62-3960(三春町役場産業課商工観光グループ)
[住所]福島県田村郡三春町滝字桜久保296
[料金]観桜期間の観桜料徴収時間は高校生以上300円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】JR磐越東線三春駅よりタクシー15分、観桜期間は臨時バス滝桜号で15分(1000円※観桜料含む) 【車】磐越道郡山東ICより30分
[駐車場]770台
「三春滝桜」の詳細はこちら

角館の桜まつり【秋田県角館町】

京都から迎えたシダレザクラが、350年の時を超え咲き誇る。

角館のシダレザクラ
優美な曲線が、はかなげで愛おしい武家屋敷通りのシダレザクラ。町並みが艶やかに
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
2kmにわたってソメイヨシノの桜トンネルが続く桧木内川堤
tp_0401_19-5-3
桜並木観光案内所前特設舞台で開催される「飾山囃子披露」の様子

4月20日(木)~5月5日(金・祝)

京都から迎えた姫君の花嫁道具にあった3本のシダレザクラの苗木が広がり、今も町並みに彩りを添える。国の天然記念物指定の162本のシダレザクラに加え、国の名勝・桧木内川堤のソメイヨシノも見事。会期中はライトアップや郷土芸能の披露なども。

■角館の桜まつり
[TEL]0187-54-2700(角館町観光協会)
[会場]角館町武家屋敷通り、桧木内川堤
[開催時間]会場により異なる
[アクセス]【電車】秋田新幹線角館駅より徒歩20分 【車】秋田道大曲ICより40分
[駐車場]1000台
「角館の桜まつり」の詳細はこちら

長井あやめまつり【山形県長井市】

100万本のあやめの中には、稀少な江戸種の原種も。

tp_0401_19-6-1
3.3haの公園内に咲き競うあやめ。イベントではあやめの苗や長井の特産物などを販売予定だ
tp_0401_19-6-2
長井古種の「長井古紫」

6月10日(土)~7月2日(日)予定

500種100万本のあやめが咲き誇る日本有数のあやめ公園。種類や本数もさることながら、長井古種と呼ばれる江戸種のあやめの原種が大切に保存されていることでも有名。あやめの群生美とともに、凛とした一輪の美しさも楽しめる。市民が大切に守り続けるあやめをじっくり愛でたい。

■長井あやめまつり
[TEL]0238-88-5279(長井市観光協会)
[会場]あやめ公園
[開催時間]9時~18時(予定)
[料金]入園料大人500円
[アクセス]【電車】フラワー長井線あやめ公園駅より徒歩2分 【車】東北道福島飯坂ICより1時間30分
[駐車場]300台
「長井あやめまつり」の詳細はこちら

栂池自然園水ばしょう祭り【長野県小谷村】

北アルプス白馬三山の麓に、白く可憐な水芭蕉の群落。

栂池自然園 水芭蕉の大群落
木道が整備されているため車椅子でも水芭蕉の大群落を一周できる
tp_0401_19-7-2
リニューアルオープンする栂池ビジターセンター

6月23日(金)~25日(日)

高層湿原に水芭蕉が咲くシーズンにあわせて、餅つき、特産品の販売などのイベントを開催する。2017年6月には栂池ビジターセンターがリニューアルされ、自然について学ぶこともできる。

■栂池自然園水ばしょう祭り
[TEL]0261-82-2233(小谷村観光連盟)
[会場]栂池自然園
[開催時間]8時~16時40分(予定)
[料金]入園料大人300円
[アクセス]【電車】JR大糸線南小谷駅よりバス30分、栂池高原より徒歩5分で栂池パノラマウェイ(往復3300円) 【車】長野道安曇野ICまたは上信越道長野ICより1時間10分
[駐車場]500円
「栂池自然園水ばしょう祭り」の詳細はこちら

※この記事は2017年2月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics