こんにちは。花火大会デートwith浴衣姿への憧れが異常に強いライターのさえりです。
すきなひとといく花火大会っていいよね。人ごみの中で手をつないで彼の後ろ姿だけ見て歩いていくあの時間や、花火が上がるたびに明るくなる彼の横顔をじっとみつめる時間、帰りの電車の中で「満員だね」ってぎゅっと抱きつく時間もいい。すきなひとといく花火大会っていいよね。行ったことないけど。
— さえりさん (@N908Sa) 2015年6月28日
すきなひととの花火大会のために浴衣を買いにいき、かわいい系と大人っぽい系の2枚とも試着して「どっちがいい?」って女友達に写真を送ったつもりが間違えて彼に送ってしまい。彼からの「両方可愛すぎなんだけど…」に混乱して2枚とも買ったことを白状し、彼と2回花火行くっての思いついたけどどう
— さえりさん (@N908Sa) 2016年7月15日
わたしは毎年のように「今年こそは浴衣を着てデートするぞ」って誓っているのですが、26年間生きてきて一度も浴衣デートをしたことがありません。どうしてだろう。
好きな人のとなりで浴衣着て花火大会なんて、最高じゃないですか? 最高です。
でも女子の皆さん。好きな人がそう簡単にデートに誘ってくれるとは限らないですよね。こちらが可愛い浴衣を買ったタイミングを見越して彼から「花火大会行こうよ」って連絡があって、「え、うそ、行きたい。昨日浴衣買ったんだよね。着ようかな……?」と返事をすると「え、まじで? 浴衣姿見れるの? 嬉しい! おれも着る!」みたいな展開になればいいけど、待ってるだけじゃそんな奇跡は起こりませんよ。
ディズニープリンセスだって眠って待つだけのハッピーエンドをやめて、自ら幸せをつかみに行く時代です。
今年の夏は、女の子から浴衣デートに誘いましょう。
「え~無理無理~」
「だって断られたらどうするの~」
という悲鳴も聞こえてきそう。気持ちはわかる。でも、待っていても奇跡は起こりません(2回目)。何事もイメトレが大事ですよ。
今回は、わたしのイメトレに付き合ってもらおうと思います。目指せワンダフルな夏! いっきますよ~。
#お誘い編
ステップ1
お誘いをするまでのステップを書いていこうと思うのだけれど、ただステップを書いても面白くないので、成功例のイメトレをしますね。
まず二人の出会いから説明させて欲しい(イメトレには細かい設定も必要!)。
みんなついてきてね!
ステップ2
彼はアルバイト先の先輩だった。「だった」というのは、彼が就職に伴って3ヶ月前にバイトを辞めてしまったからだ。
二人ともなんとなくお互いに好意があるのかなと思っていたのに、先輩に恋人がいるらしいと友人が噂しているのを聞いて以来、アタックするのをやめてしまった。そのまま先輩はバイトを辞めてしまい、かろうじて交換できた連絡先で「おつかれさまでした」「ありがとう、楽しかったよー!」などという当たり障りのない連絡をして、あとはたまに「久しぶりにお店行ったけどいなかったね?」「あー! 今日お休みなんですよ…またきてくださいね!」なんてちょこちょこメールのやり取りする程度。
ステップ3
「えー、なんで先輩が辞めちゃうタイミングで告白しなかったのー?」と肉食系女子の友達(カナコ)は言うけれど、そもそも先輩はかっこよすぎる。身長179センチ、定期的に美容院でかけているゆるふわパーマが似合う細身の男子。頭もいいし優しい。こんなん絶対彼女がいるにちがいない。しかも、絶対ショートヘアでサブカル臭むんむんの。こちとらサブカル臭ゼロ、結構王道系。勝てっこない。
ステップ4
「そんなのわかんないじゃーん」と肉食系女子の友達(カナコ)は続けて言うけれど、うーん。そうなのかなぁ。「そうだよそうだよー。その人みたいなストレートタイプはサブカル系に行かないって~」いやー。そうかなー。「そうだよそうだよー」うーん。「まあ、まずはさー、アタック再開しよう!?」まぁたしかに……。「やる後悔とやらない後悔。どっち選ぶの?」そうだよねぇ……。「あんた、もしかしてこの夏、棒に振る気?」うーん。「もう一回言うよ、あんた、この夏棒に振る気?」
ステップ5
そういうわけで先輩を花火大会に誘ってみる大作戦に出ることになりました。
ステップ6
この時点で、わたしは今大学生ではないしカフェでバイトもしてないっていう指摘は聞こえません。続けます。
ステップ7
ようやくお誘い編に入ります。
まずは花火大会の予定をチェック!ではなく、まずは毎日のようにLINEを送りましょう。
ステップ8
よく「返信がないんですけど、また送るとウザいですかね……」と相談が来るのですが、自分から連続で送っていいLINEは4通までOKだと思っています(個人的見解です)。送る内容は「おはようっ」など挨拶ももちろんいいですし、彼が好きと言っていたものを外出先で見かけたタイミングで「ねえねえ、この前言ってた○○見つけたっ!!」「嬉しくなっちゃったから送っちゃった」と写真付きで送るのもいいと思います。
ステップ9
この段階で返信が全く返ってこない人もまだ諦めないで……! 諦めるなら「お誘い」という最後の打撃まで打ってから。諦めたらそこで夏は終了ですよ。
ステップ10
そこまで終わったら浴衣を買いに行きます。自分が一番好きな絵柄よりも、自分が一番可愛く見える絵柄を選ぶのがオススメです。写真を親友に送ってジャッジしてもらうのも忘れずに。
ステップ11
浴衣を買いに来たことを匂わせるツイートorインスタ投稿をしましょう。そこで彼からの「いいね!」がついたら即LINEです。
「ねね、浴衣買いに来たー。夏が来るよーっ。花火大会いこーよー!」と一息に言ってしまいましょう。
すると彼が「わ、今インスタでみたー!」とか「ツイートでみたところだったー!」とかいうので「あれ、ほんと?ナイスタイミングすぎる!」と偶然を匂わせましょう(本当は携帯の前で張り付いていたとしても)。
ステップ12
あくまでも気軽なテンションで、ストレートに誘いましょう。
「なんか花火大会やってるっぽいよ…?」など相手から誘われたがっていることを匂わせるようなことはNG! 「あ~あ、夏の予定なんにもないよぉ」などと干物ぶるのもNG。思い切ってスパッとガチッとズバッとエイッと言っちゃってください。
ステップ13
ちなみにあくまで上級者テクニックですが、SNSには浴衣を買いに来たことを匂わせる写真のみを投稿し、彼にはSNSに載せていない試着中の写真(or 鏡の前で浴衣をあてている写真)を送るのもアリ。
ステップ14
(わ、これ、SNSに載せてなくない? え、俺にだけ届いてる?)とレア感を匂わせることができれば大成功! れっつごーちゃちゃちゃ!
ステップ15
って肉食女子のカナコが言うもんだから、
ステップ16
全部従って、
「ねえ、夏っぽいことしたくないですか? 花火大会とか!」と言ってみたら
「え、いいね。花火大会久しく行ってないわ~」と返信が。
「一緒にいきません?」とどストレートに誘ってみたら「お、ストレート。いいね。行こっか」と返答が。キター!
ステップ17
恋の基本は「たのしい、うれしい、だいすき」を惜しみなくいうことなので、「わーい!! うれしい! じゃあ、決まりですねっ」と約束。
よっしゃ、夏開幕! です!
と、ちょっと勢いにのって書きすぎたので、デート編は明日公開される後編で。
この記事を書いた人
ライティング:さえり
イラスト:たなかあずさ
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。