旅先への移動中も楽しむ、新たな旅のスタイルとして人気の「観光列車」。2017年は全国各地で新たな観光列車が運行を開始し、話題となっています。
そこで今回は、2017年デビューの観光列車から注目の6列車をご紹介いたします!沿線地域の魅力がぎゅっと詰め込まれた列車で、景色や食事を楽しむ観光列車の旅へと出かけましょう!
記事配信:じゃらんニュース
1.THE ROYAL EXPRESS(伊豆急行・東急電鉄)【神奈川県・静岡県】
ランチや観光を満喫しつつ伊豆へ。
7月21日デビュー
横浜と伊豆を結ぶ観光列車が誕生。ロイヤルブルーを基調にした列車は、客車やキッチン、多目的車からなる8両編成だ。乗車プランは、東京南麻布「山田チカラ」や大分市「方寸(ほうすん)」監修の昼食を提供する食事付き乗車プランの他、立ち寄り観光や伊豆の宿泊を組み合わせた1泊2日のクルーズプランも用意。
運転区間/JR横浜駅~伊豆急行線伊豆急下田駅
所要時間/食事付き乗車プランは約3時間~約3時間10分(運行便により異なる)
料金/食事付き乗車プランはゴールドクラス2万5000円、プラチナクラス3万5000円(9月の場合※受付終了)
購入方法/ホームページまたは郵送。申し込みが定員超過の際は抽選(9月運行分は受付終了)
備考/運転日などはホームページを参照
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2.四国まんなか 千年ものがたり(JR四国)【香川県・徳島県】
里山や渓谷を愛でる、おとなの遊山。
4月1日デビュー
野山で遊ぶ小旅行をコンセプトに、四国山地を横断するJR土讃線の約65km区間を走る列車。先頭車両が若草色の多度津駅発「そらの郷紀行」と、実りの秋を思わせる赤色の大歩危駅発「しあわせの郷紀行」がある。車内では事前予約制の食事の提供も。
運転区間/JR土讃線多度津駅~大歩危駅
運転日・本数/金曜日・土日祝を中心に1日1往復運転
所要時間/多度津駅発は約2時間27分、大歩危駅発は約2時間56分
料金/乗車料金(多度津駅~大歩危駅)3740円、食事料金5500円(多度津駅発)または4500円(大歩危駅発)
購入方法/乗車券等は全国のJRのみどりの窓口、主要旅行会社。食事券はJR四国旅の予約センター電話087-825-1662にて乗車1カ月前より、乗車10日前まで電話受付
「四国まんなか 千年ものがたり」の詳細はこちら
3.HIGH RAIL 1375【JR東日本/山梨県・長野県】
星空を見上げつつ高原を快走。
7月1日デビュー
JRの標高最高地点・野辺山駅を通る観光列車のコンセプトは「天空にいちばん近い列車」。車内ギャラリーに天文関連の書籍を設置する他、天井部には星空映像が投影される。18時20分発の最終便は約1時間の野辺山駅停車時間中に、星空観察会を開催。
運転区間/JR小海線小淵沢駅~小諸駅
運転日・本数/土日祝を中心に1日3本
所要時間/約2時間~約3時間30分(運行便により異なる)
料金/運賃+指定席券820円
購入方法/全国のJRの主要駅・旅行センター、全国の主要旅行会社
備考/食事付き旅行商品もあり、JR東日本のびゅうプラザ・主要旅行会社にて発売
「HIGH RAIL 1375」の詳細はこちら
4.SL大樹(東武鉄道)【栃木県】
レトロなSLで鬼怒川旅行を。
8月10日デビュー
東武鉄道としては約半世紀ぶりとなるSLを復活運転。7月22日開業の東武ワールドスクウェア駅にも停車する。SLが発着するのは昭和レトロ風に全面改修された下今市駅。この駅では日光方面行きの列車に乗り換えられ、日光観光と合わせて利用しやすい。
運転区間/東武鬼怒川線下今市駅~鬼怒川温泉駅
運転日・本数/土日祝を中心に1日3往復
所要時間/約35分
料金/運賃+SL指定席券750円(大人)
購入方法/東武線の主要駅、主要旅行会社。東武線各駅では乗車1カ月前より発売
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5.特急「かわせみ やませみ」(JR九州)【熊本県】
人吉球磨の自然と焼酎に酔いしれて。
3月4日デビュー
四方を山に囲まれた人吉盆地や日本三急流・球磨川をめぐる新特急。リクライニングシートやテーブル席がある客席の他、球磨の郷土料理や焼酎を販売するカウンター、双眼鏡を設置した展望コーナーを備える。停車駅では土日祝を中心に特産品販売も。
運転区間/JR鹿児島本線熊本駅~JR肥薩線人吉駅
運転日・本数/毎日3往復
所要時間/約1時間32分~約1時間41分(運行便により異なる)
料金/熊本駅~人吉駅(乗車券+指定席特急券)3270円
購入方法/全国のJR主要駅のみどりの窓口、主要旅行会社など。乗車1カ月前より発売
「特急「かわせみ やませみ」」の詳細はこちら
6.SL「やまぐち」号(JR西日本)【山口県・島根県】
レトロ感と快適性を両立した客車。
9月新客車デビュー
「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」開催にあわせ、昭和期の旧型客車を模した新客車を導入。形状はレトロながら、最新技術で快適な乗り心地も実現。開放式展望デッキやSLの運転シミュレーターなど、乗車中により楽しめる設備も。
運転区間/JR山口線新山口駅~津和野駅
運転日・本数/土日祝日を中心に1日1往復
所要時間/約1時間45分~約2時間9分
料金/新山口駅~津和野駅1660円
購入方法/全国のJRの主要駅のみどりの窓口、主要旅行会社。乗車1カ月前より発売 http://www.jr-odekake.net/train/sl-yamaguchi/
「SL「やまぐち」号」の詳細はこちら
※この記事は2017年8月時点での情報です
じゃらん編集部
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