じゃらんnetじゃらんニュースTOPページ全国憧れのあの祭りへ!日本の祭りを旅する12カ月【旅の計画ガイド2018-2019】

憧れのあの祭りへ!日本の祭りを旅する12カ月【旅の計画ガイド2018-2019】

2018.01.01

2018年10月4日(木)~6日(土)二本松の提灯祭り【福島県二本松市】

10月は威勢のよい掛け声に夜空を赤々と焦がす、三千もの提灯が舞う。

二本松の提灯祭り
市街地一円を運行後、二本松駅前に全7台の太鼓台がずらりと並ぶ
二本松の提灯祭り
二本松神社のかがり火を松明に灯した「御神火」を各町内の走者が太鼓台まで届ける
二本松の提灯祭り
日中行われる本祭り七町合同引き回しでは太鼓台の豪華絢爛な姿がお目見え
二本松の提灯祭り
二本松城に三町の太鼓台が並ぶ後祭り

二本松藩初代藩主・丹羽光重公が誰もが参拝できるようにと二本松神社を奉り、領民が神輿を渡御したことが始まりとされる提灯祭り。約350年の伝統を誇り福島県重要無形民俗文化財にも指定されている。
祭り最大の盛り上がりは、4日の宵祭り。17時、各町内から鈴なりの提灯をつけた7台の太鼓台が集結、二本松神社の御神火が紅提灯に移される。1台あたり300余もある提灯の蝋燭へ各町内の若連が手際よく一斉に火を灯していく。闇夜を赤々と照らす無数の提灯が祭り囃子の調べに合わせて町を練り歩く様はまさに圧巻。坂の急勾配で太鼓台を巧みに操る若連の卓越した技も見逃せない。神々しく幻想的な灯りの光景は一見の価値ありだ。

◆まつりトリビア:1台あたり一晩に1500本!若連の華麗な蝋燭替えは必見。
「太鼓台」と呼ばれる高さ11m以上の巨大な山車には1台あたり約300個の提灯が。提灯の蝋燭に火を灯すのは各町内の若連の役目。1台あたり一晩1500本を超える蝋燭が使われタイミングよく取り替える技にも注目だ。

◆旅の計画アドバイス
二本松駅より徒歩3分にある二本松神社を中心に駅前周辺が祭り会場となるため電車アクセスも便利。車移動の場合は1200台の臨時駐車場(無料)がある。二本松駅周辺はシティホテル一軒のみで、宿泊は車で約15分の岳(だけ)温泉の宿が狙い目だ。

二本松の提灯祭り
開催場所:二本松市(二本松神社ほか市街地)
開催時間:4日17時~23時30分、5日8時25分~14時50分、6日17時~20時30分
アクセス:電車:JR二本松駅より徒歩3分(二本松神社まで) 車:東北道二本松ICより5分
桟敷席:なし
ゲストの参加:なし
問い合わせ:TEL/0243-55-5122(二本松提灯祭実行委員会)
「二本松の提灯祭り」の詳細はこちら

2018年11月2日(金)~4日(日)唐津くんち【佐賀県唐津市】

11月は職人の技が光る荘厳華麗な曳山に、心奪われる。

唐津くんち
一番曳山……赤獅子
唐津くんち
三番曳山……亀と浦島太郎
唐津くんち
五番曳山……鯛

唐津神社の秋季例大祭、「唐津くんち」。国の重要無形民俗文化財に指定、2016年には「山・鉾・屋台行事」のひとつとして、ユネスコ無形文化遺産にも登録。見どころは何といっても勇壮で華麗な14台の巨大曳山だ。1819年、刀町の木彫家・石㟢嘉兵衛が氏子仲間と一番曳山の「赤獅子」を作り奉納したのが曳山行事のはじまり。漆と和紙を材料とした乾漆で作られ、外側は金箔・銀箔等で細工。高さ約7m、重さ2~3tもあり漆工芸品としては世界最大級。以降、縁起のよい題材をモチーフに1876年まで製作が行われ、現在も14台が現存する。
最大の見せ場は3日の「お旅所神幸」。曳子たちの「エンヤ、エンヤ」の掛け声とともに、曳山は唐津市内の旧城下町を巡り、お旅所へ。迫力の曳き入れに熱気は最高潮に達する。

くんち:九州北部における秋祭りに対する呼称。秋の収穫祭が行われる旧暦9月9日の「くにち」が語源とされる。

唐津くんち 宵山
11月2日 宵山 唐津神社前に14台の曳山が勢ぞろいする宵山。提灯の灯りが浮かぶ曳山が幻想的。
唐津くんち お旅所神幸
11月3日 お旅所神幸 唐津神社を出た曳山は、西の浜にあるお旅所まで巡行。砂地で行われる「曳き込み」「曳き出し」は迫力満点。
唐津くんち 町廻り
11月4日 町廻り(翌日祭) お旅所神幸とほぼ同じ巡路で旧城下を曳山が回る。「エンヤ、エンヤ」の掛け声とともに、祭りはフィナーレへ。

◆まつりトリビア:3日間通して見物したい。日程ごとの魅力と見どころ。
3日間にわたって開催される唐津くんち。2日は「宵山」と呼ばれ、刀町の赤獅子を先頭に曳山は提灯をつけて巡行。3日は見物客が最も多い「お旅所神幸」。西の浜お旅所明神台での曳き込みは祭り最大の見せ場と言われる。

◆旅の計画アドバイス
唐津神社周辺市街地で行われるため、連日見物するなら徒歩圏内の宿・ホテルが便利。宿は半年前の予約解禁後すぐに埋まってしまうので早めに対策を。曳山の巡行ルートと通過時間目安は観光協会HPの案内を参考に。

唐津くんち
開催場所:唐津市(唐津神社周辺市街地)
開催時間:2日19時30分~22時、3日9時30分~16時30分、4日10時~17時30分
アクセス:JR唐津駅より唐津神社まで徒歩約10分
桟敷席:なし
ゲストの参加:なし
問い合わせ:TEL/0955-74-3355(唐津観光協会)
「唐津くんち」の詳細はこちら

2018年12月2日(日)・3日(月)秩父夜祭【埼玉県秩父市】

12月は屋台囃子に誘われて。夜空に咲く花火と燦爛たる屋台に染まる。

秩父夜祭
豪華絢爛な屋台に華を添える花火が羊山から打ち上げられる
秩父夜祭
宮入する上町屋台。最も大きく迫力がある
秩父夜祭
御旅所に整列する6基の屋台と笠鉾の姿に群衆の熱気は最高潮に

ドドンと体の奥底に響く大太鼓のリズム。頭上に輝く大輪の花火。煌びやかな屋台と笠鉾が冬の街を華やかに彩る―秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は秩父・冬の風物詩ともいえる祭りだ。江戸時代中期にはすでに祭りが存在していた記録があり、今も昔も変わらず人々を魅了し続けている。
祭礼当日は絢爛豪華な2基の笠鉾と4基の屋台が曳行。6基はいずれも極彩色の彫刻や飾り金具、精巧な刺繍で飾られその面構えはそれぞれ特徴があり見応え十分だ。クライマックスは3日の夜。最大20トンもある屋台・笠鉾を200人近い人数で御旅所へ。急な団子坂を曳き上げる様子は大迫力だ。最終目的地の御旅所に到着すると盛大に花火が打ち上げられ、歓喜のフィナーレを迎える。

秩父夜祭 屋台芝居
屋台芝居/屋台両袖に舞台を特設して秩父歌舞伎を上演。毎年、演目も様々
秩父夜祭 曳き踊り
曳き踊り/屋台で披露される曳き踊り。見目麗しい少女の舞いと美しい舞台にも注目

◆まつりトリビア:豪華絢爛な屋台が織りなす屋台芝居と曳き踊りを見物。
3日の大祭では屋台4基のうち1基で「屋台芝居」が上演される(12時30分頃~14時)。屋台に張出を付け、芸座を組み立てて上演する独特のスタイルは全国でも珍しい。また、その他の屋台では少女による曳き踊りも披露される。

◆旅の計画アドバイス
ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録されたことで昨年の観光客は32万人を突破。秩父周辺の宿は半年前から予約解禁になるところが多いので早めの対策を。団子坂付近で見物できる有料観覧席も利用したい。

秩父夜祭
開催場所:埼玉県秩父市(秩父神社周辺)
開催時間:2日12時~20時、3日9時~深夜まで
アクセス:電車:秩父鉄道秩父駅より徒歩3分、西武鉄道西武秩父駅より徒歩15分 車:関越道花園ICより40分
観覧席:有(10月中旬から秩父観光協会で受付。申し込み多数の場合抽選)
ゲストの参加:なし
問い合わせ:TEL/0494-25-5209(秩父市観光課)
「秩父夜祭」の詳細はこちら
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