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2018.02.02

絶景プロデューサー詩歩おすすめ!死ぬまでに行きたい日本冬絶景5選【2018】

はじめまして。
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩です。

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩

https://www.instagram.com/shih0107/

朝お布団から出るのがツライこの時期。でもこんな時期だからこそ、見ておきたい絶景が日本にはたくさんあるんです!

今回は、私がこれまでに訪れた中から、この冬皆さんにぜひ見て欲しい「冬の絶景」5箇所を厳選してご紹介させていただきます。

1. 根子岳のスノーキャット/長野県

「樹氷」というと東北の蔵王が有名ですが、実は長野でも樹氷を見られる場所があるんです!それが上田市「奥ダボススノーパーク」。数年前に始まったばかりの新しいアクティビティです。

根子岳のスノーキャット

「スノーキャット」と呼ばれる戦車のような特殊な乗り物に乗って、通常登山でしか行けない根子岳の山頂へ。そこでは、周囲の樹木はすべて巨大な”スノーモンスター”に!大きすぎて思わず圧倒されてしまいますが、太陽光にキラキラと輝く新雪の美しさに心あらわれます。

遮るものが何もない360°の景色も拝むことができ、気軽に来たとは思えないほどの、壮大な白銀の世界が広がっています。

2. 黒川温泉の湯あかり/熊本県

身も心も温まりたい冬の旅行。そんなときにオススメなのが温泉旅!有名な温泉地が多い熊本の中でも、黒川温泉で冬限定のイルミネーション「湯あかり」と一緒に温泉を楽しむのはいかがですか?

黒川温泉の湯あかり

もともと竹害に悩まされていた温泉街の方々がその「竹」を有効活用したいと始まったイベント。暖かなオレンジ色のライトに照らされてジャパニーズ・モダンな雰囲気を醸し出す竹のモニュメントは、かつて街の曲者だったとは思えないほど情緒的に温泉街の川面を照らします。

湯巡りが有名なこの黒川温泉で湯巡りをして身体を温めたあとに、ぜひ絶景を見て心も温めてくださいね♡

3. 三十槌の氷柱/埼玉県

雪や氷に囲まれる「冬」を象徴する景色は、遠くまでいかないと見られないんでしょ、と思っている関東のアナタ!秩父で立派な氷柱が見られるのをご存知ですか?

三十槌の氷柱

これは三十槌(みそつち)の氷柱と呼ばれるスポット。荒川河川敷の崖に、立派な天然の氷柱がびっしりはりついています。それはまるで自然が生みだした氷の芸術!ヤスリで研いだかのような細いものや、どうやって凍ったのか想像をかきたてる太いものまで様々です。川面にリフレクションして鏡面張りになるのも堪りません。

実はこの秩父エリアは氷柱スポットがいっぱい!秩父三大氷柱として、この「三十槌の氷柱」、そして「尾ノ内渓谷の氷柱」「あしがくぼの氷柱」があります。3箇所巡ってあなたの「イチオシ氷柱」を探してみては?

4. 「青い池」ライトアップ/北海道

エメラルドグリーンの湖に立ち並ぶ枯れ木が美しい「青い池」ですが、冬の夜のライトアップを見たことがある方は少ないのでは?このライトアップ、これまで数々のライトアップを見てきたわたしが「1番」と言っても過言ではないほど、イチオシなライトアップなんです!

「青い池」ライトアップ

もはやこれは「ライトアップ」ではなく、ひとつの「ショー」。空に向かってまっすぐ伸びた枯れ木のダンサーが、凍った湖というステージの上で踊っているかのよう!数分間にわたるショーでは「光」と「影」が巧みに使い分けられて、伸びる影や照らされる降雪、急に真っ暗になる演出に驚かされつづけ、思わず撮影を忘れて見惚れてしまうほどでした。

こんな魅力的な光景、ずっと見ていた…かったのですが…寒い…。。本当に本当に凍てつく寒さなので、防寒をしっかりとして、心して訪問してくださいね。

5. シラスウナギ漁/徳島県

四国の冬の風物詩と言えば、シラスウナギ漁!「シラスウナギ」はウナギの稚魚なのですが、漁が解禁される毎年12月〜4月頃にこの光景をみることができます。見てください、この小宇宙のような光景。この明かり、何だかわかりますか?

シラスウナギ漁

シラスウナギ漁は、主に新月の深夜、海から川へ戻ってくるシラスウナギを集魚灯で集めて捕獲します。そのシラスウナギを呼び寄せる明かりが、この緑や黄色、オレンジの光を作り出しているんです!

わたしは徳島駅近くの吉野川大橋からこの光景を見たのですが、この光景、見るのがちょっと、いやかなり大変。漁が行われるかどうかは漁師さん次第ですし、漁のタイミングが深夜のため、眠さと体力勝負になります。ちなみに私は3時〜4時頃に見ました。

実は最近では、密漁や乱獲の影響でシラスウナギの数が激減し、漁も制限されてきているそう。この美しい光景が見られるのもあと少しかもしれません。「いつか行きたい」と思っていると永遠に見られなくなってしまうかもしれないので、思ったその足でぜひ計画をたててみてください!

まとめ

さて、ここまでご紹介した5つのスポットは、たくさんご紹介したいところがある中から頑張って厳選した、自信を持ってオススメできるスポットばかりです。

寒さで縮こまる身体を広げて、美しい日本の冬を彩る絶景に、ぜひ出会ってきてくださいね!

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー
詩歩(しほ)

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー 詩歩(しほ)

●Facebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 」
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●ブログ「Shiho and…」
http://shiho.me/

※この記事は2018年2月2日時点での情報です。

詩歩  詩歩

1990年生まれ。静岡県出身。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね!を獲得し話題に。 書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズを出版し累計60万部を突破。アジア等海外でも出版される。昨今の”絶景”ブームを牽引し、2014年は流行語大賞にノミネートされた。 現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや企業とのタイアップ、自治体等の地域振興のアドバイザーなどを行っている。浜松市観光大使。

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