秋も深まり、東京都内の紅葉はこれからが見頃。
自然散策が気持ちいい季節ですね。紅葉名所でもある、東京の九品仏 浄真寺(くほんぶつ じょうしんじ)では、何やら珍しい仏像があると、SNSで話題に。一度見たら忘れられない、インパクトがあるのだとか。
心躍らせながら、早速じゃらん編集部のトレンド担当・脇田がリサーチしてきました。
世田谷の閑静な住宅地にある、九品仏 浄真寺
九品仏 浄真寺は、東急・九品仏駅から徒歩で約5分。住宅街を進んだところにあります。
自由が丘駅からも10分弱とアクセスは抜群。
しかし、境内に近づくとびっくり。閑静な住宅街にあるのに、想像ができないほど広い庭園に豊かな緑が広がっています。
11月下旬からは紅葉のシーズンを迎え、東京都内でも有数の紅葉スポットとなるそう。
境内を彩るモミジや、都天然記念物のイチョウは見ごたえありそうですね。
青い頭の仏像が強烈なインパクト!
境内には3つの阿弥陀堂があり、それぞれ3体の表情が異なった阿弥陀如来像が安置されています。ですので、合計9体のブルーヘッドの仏像を拝めるわけです。
それぞれ、微妙に表情が違うので、じっくり観察してみてくださいね。
9体の阿弥陀如来像を拝めば、なんだか幸せな気分になれそうです。
螺髪(らほつ)と呼ばれる仏像の丸まった髪の毛だけが、ビビッドに!
近くで見ると、鮮やかなブルーが目に焼き付きます。写真映えもバッチリですね。
青瑠璃色に染まった螺髪は仏の象徴とされ、
それをしっかり再現したもので、きちんと意味があるのだそう。
境内は仁王像など、みどころ満載
その他にも境内には、見どころがたくさんあります。
そのうちのひとつ、ひときわ存在感を示す仁王門。
寛政5年(1793)建立で、楼門の一階部分には一対の仁王像が鎮座しています。
その迫力に圧倒されますね。
本堂は、元禄十一年(1698)に三仏堂とともに完成。
こちらの本尊である金色に輝いた、釈迦如来坐像の堂々とした姿には、感動すら覚えます。
まとめ
ブルーヘッドでインパクトのある仏像は、9体もあり見ごたえ十分。
自然に溢れた境内は散策にもぴったりです。12月上旬にかけて紅葉も見頃になる、九品仏 浄真寺で心洗われる時間を過ごしてみませんか。
※この記事は2018年11月時点での情報です
脇田 浩之
じゃらん編集部員として全国の旅情報をリサーチ。 スイーツ、カフェ、パワースポットなど旬の情報をお届けしていきます。趣味は、世界中の観光地のマグネット集め。観光特産士取得。