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2019.02.04

長距離バスを快適に過ごす方法!どこに座る?お役立ちグッズなど、遠征民必見

新幹線などを利用すると時間は短縮できるけど、交通費が高くつく。そんな理由で、高速バスや夜行バスなどのいわゆる「長距離バス」を利用する人も多いのでは。

料金は安いけど大丈夫?長い時間、バスに閉じ込められるのってちょっと心配。必要な持ち物は?初めて利用する人は、様々な不安を抱くかもしれません。

そこで今回はアーティストのドームツアー参戦、テーマパークへの深夜移動など、実際に「長距離バス」を利用したことがある20代男性に取材を実施!実体験に基づく意見を交え、事前の準備や持ち物、快適に過ごす方法をアドバイス。ぜひ参考にして快適な時間を過ごしてくださいね。

記事配信:じゃらんニュース

<目次>
■長距離バスのメリット&デメリット
■どのバス会社にする?バス選びのポイント
■快適に過ごせる座席選びのポイント
■長い移動時間、おすすめの過ごし方は?
■持って行くと役に立つおすすめグッズ
■快適に過ごすために大切な車内マナー
■長距離バスを利用する際の注意点

長距離バスのメリット&デメリット

都市と都市、都市と観光地を運行している「長距離バス」、便利な交通手段として多くの人が利用しています。主に高速道路を通行するので「高速バス」とも呼ばれています。

空港まで運んでくれるバスを「リムジンバス」、深夜の時間帯に運行されるバスを「深夜バス」「夜行バス」など、目的や運行時間によって名称が異なるバスもあります。

※画像はイメージです
長距離バスは安い料金で目的地まで運んでくれる手軽な交通手段 ※画像はイメージです

まずは利用したことがある人に聞いてみました。
Q.長距離バスを利用する理由は?
→「料金が安いから」圧倒的に多い答えです。

どれくらい安い?

例えば、東京→新大阪を新幹線で移動すると、13,620円、名古屋→新大阪は5,830円かかります。
続いて高速バスを利用した場合の料金を予約サイトで調べてみると、東京→大阪が3,000円~、名古屋→大阪梅田が1,400円~。(2019年1月現在)運行バス会社や発着場所、出発日時で異なるのであくまで一例ですが、確かに安いですね。

所要時間は?

新幹線で名古屋→新大阪の移動はのぞみ号を利用すれば約50分。一方、高速バスでの名古屋→大阪梅田の移動は、約3時間。圧倒的に新幹線が早く着きます。

また新幹線などの鉄道の場合、ダイヤ通り運行していれば予定通りの時間に到着しますが、バスを利用した場合は渋滞や事故などの影響で大幅な所要時間の変更が余儀なくされることもあります。

料金の安さをとるか、移動時間をとるか?
比較的時間に余裕がある学生などに利用者が多いのも納得ですね。

どのバス会社を利用する?バス選びのポイント

「長距離バス」と言っても、運行会社、バスの種類もいろいろ。どの会社のどんなバスにするのか?
長い時間をバスの中で過ごすのですから、慎重に選びたいものです。

※画像はイメージです
自分の条件に合ったバスを選んで快適なバス旅を ※画像はイメージです


Q.バス会社を選ぶ時、何を重視しますか?

→ やはり「料金を重視」という」回答が多いようです。
他に「発着場所や運行時間、到着時間が移動の目的に合っているかどうか」で決めるという意見も。

予約する際に多くの人が利用するのが、各社のバスを一度に検索、比較できる予約サイト。
基本の「出発地」「到着地」「出発日」に加え、「シートタイプの選択」「トイレ付」「女性専用」など、さらに検索条件を加えることもできるので、初めて利用する人も数多くのバス会社から自分にぴったりのバスを探すことができそうですね。

予約する時の注意ポイント

車内の設備、スケジュール、価格など、バス会社ごとに設定されているので利用会社により異なります。加えて予約やキャンセルの規定、乗車に必要なもの、支払い方法も要チェック。予約の際には必ずバス会社や運行便の規定を確認してください。

これはあったほうがいい!チェックポイント

その他、チェックしておきたいポイントを利用経験者に聞いてみました。
・トランク(荷物を入れるスペース)…キャリーバッグなど、大きな荷物を持参する時はないと困ります。
・コンセント…携帯やノートPCの充電、移動時間が長ければ長いほど必要。
・フットレスト…移動中、少しでも足を上げていると疲れにくいと感じるそうです。

快適に過ごせる座席選びのポイント

長距離を移動する大型バスは、普段通勤や通学で利用する路線バスとは構造が違います。大型バスの全長はどの会社のバスもだいたい同じ。乗り心地、快適さを左右するのは座席の大きさ、スペース、配置です。

※画像はイメージです
座席のタイプを事前にしっかりチェック!※画像はイメージです

ほとんどの場合、座席は任意で指定されるようですが、予約の際に座席指定ができる車両や追加料金で指定できる場合があります。座席を指定する際、参考にしてみてくださいね。

座席の列数

最前列から最後尾の列まで、だいたい10mほど。この長さに座席を配置するのですから、列数が少ないほど座席のスペースが広いということになります。利用経験者によると10列以上になると少し手狭に感じるとか。

座席シートの幅

42cmから幅が広いシートは70cmほどのものまで。幅が広いシートのほうがゆったり座れるのは言うまでもないですね。

隣のシートとの仕切り

眠りながら移動する夜行バスでは、プライベート空間を作るためにもカーテンなどの仕切りは必須。それ以外のバスでもひじかけなど、隣とのスペースを分けられる仕切りがあると過ごしやすいと思います。

前方の座席?それとも後方座席?

<前方座席>
ドアが前方にあるので空気の入れ替えがあり視野も広いという理由で、乗り物酔いが心配な人が好んで選ぶという傾向があるそうです。

<後方座席>
バスは後輪を軸に曲がるので左右の動きが少ないと言われています。また、人の動きも少ないので、落ち着いて過ごせると感じる人も多いようです。

窓側?or通路側?

窓側は、壁(ガラス窓)にもたれかかることができる、人の動きを感じないという点で落ち着くと感じるようです。一方、通路側は休憩時に気兼ねなく席を立てる、足を通路に出せるのが楽だという意見も。

横手 奈保子  横手 奈保子

ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。

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