2019.03.02

多肉植物だらけの町へ潜入！住民はサボテンを食べていた！？【愛知】

ここ数年「多肉族」なる呼ばれ方もする「多肉植物ブーム」。
葉や茎、根に水分を貯めているぷっくりと肉厚なところがカワイイと評判をよんでいます。

そんな多肉植物の代表格「サボテン」。
なんと愛知県の春日井市では食べ物になっていると聞き、早速取材してきました！

サボテンだらけの町にあるサボテングルメとは？
さらにサボテンのグッズや、多肉植物の日付限定販売とは。
春日井市のサボテン事情をマスコットキャラクターの3人にインタビューして取材してきました！

記事配信：じゃらんニュース

サボテンだらけの町って一体！？

教えてくれたのは、「春代」「日丸」「井之介」の３人
なんでも、春日井市は実生サボテンの生産量が日本一。
「私たちが日本に来たのは、江戸末期よ」と話してくれたのは、春日井市のイメージキャラクター、おしゃれでおしゃまな「春代ちゃん」。

サボテンの栽培農家は全国にあり、春日井で農家が急激に増えたのは、1959年の伊勢湾台風の後。
果樹園が壊滅状態になった農家が、副業としていたサボテン栽培に主体を切り替えたことにあるんだとか。

イメージキャラクターの3人は、ここ数年の多肉植物ブームで再び注目を浴びているということでイベント等に登場してサボテンをPRしています。

勝川駅前でも頑張ってサボテンPRをしています！

春日井市の住民はサボテンを食べている…！？

「実はサボテンって食べられるんだよ！」と話すのは元気な食いしん坊の「日丸くん」。

…と言っても食品として利用できるのはれっきとした「食用サボテン」。
注目はその内容。緑黄色野菜と果物の両方の栄養素が含まれ、また生活習慣病やガンの予防効果が期待されているんだとか。
多少酸味はありますが、サッパリとした味わいで、春日井市内のお店では食用サボテンを使った和洋菓子、麺類など多くの料理が誕生し「サボテンを食べるまち春日井」としてPRしています。
そんなサボテングルメの中からオススメ店をピックアップしました。

四川

シャキシャキ、ネバネバ…ほのかな風味がクセになる！

サボテンラーメン 800円
サボテン型のどんぶりの中には麺の中にサボテンを練り込んだサボテンラーメン。
トマトや玉ねぎ、オムレツが入って、ヘルシーですっきりとした味わいです。

サボテンサラダ 400円
サボテンたっぷりでヘルシー。
和風で素材もシンプルだけどグッド。

サボテン餃子 400円
餃子の具の中にきざんだサボテンが入っています。
独特のサボテンの食感とほろ苦さはクセになる美味しさです。

サボテンコロッケ 200円
揚げパン風のコロッケ。
食パンで包んで、ボリューム満点。

四川は地元でも人気の中華料理店で、春日井サボテン料理の先駆け。
中華×サボテンの味を試してみてください。

サボテングッズがいっぱい！？

さらに市内にはサボテングッズを売っている店があると聞き早速調査。
見つけたのはサボテンの情報発信をおこなうアンテナショップ！
サボテンの健康食品やオリジナルのサボテン商品の製造販売をしているとのことで、一部商品をピックアップして紹介します。

春日井さぼてんラボ＆ショップ こだわり商店

サボテンのことなら、何でもご相談！

春日井 さぼてんのラーメン 540円
麺にサボテンエキスを練り込む。とんこつ味。

サボテン炭酸水 300円
ウチワサボテンのエキスを配合。

なめるサボテン 430円
スイカのようなビジュアルですがサボテンです。

マスコット 各514円
表情が何とも言えないゆるさ。

コラボネックホルダー 640円
くまモンとのまさかのコラボ！

勝川大弘法通商店街の一角にあります。
「サボテン料理が食べたい」「サボテン土産は？」などいろいろ相談できますよ。

サボテンを買って帰れる！

人気の多肉植物だけにお土産にしたい！と思う人も多いのでは。
そんな人に朗報！
「専門のサボテン農家さんでカワイくてオシャレなサボテンを1個から買えるよ」と超無口ではずかしがりやの「井之介くん」が教えてくれました。

後藤サボテン

500種類近くが育つ、サボテンハウス。

本来はサボテン卸販売業ですが、サボテンをもっと知ってもらいたいと週3～4日のみハウスを一般開放して小売販売しています。
お気に入りのサボテンを選んで寄せ植えなどアレンジも対応してくれます。

※この記事は2019年2月時点での情報です