close

2019.03.16

これがいちご狩り!?「空飛ぶいちごハウス」で写真映えピクニックをしてきた【淡路島】

今年2月、兵庫・淡路島にいちご農園「グリナリウム淡路島」がオープン!なんでも「空飛ぶいちごハウス」があり、中でピクニックもできるそう。いちごが空を飛ぶって一体どういうこと!?編集部の安川と那須がどんなスポットなのか調査しに行ってきました。

グリナリウム淡路島ってどんなところ?

グリナリウム淡路島
併設のカフェがグリナリウムの目印です

高速道路の淡路ICを下りてからわずか5分で到着。神戸市内からでも車で30分程とアクセスの良さも◎です。着いてまず驚いたのはその広さ!なんと甲子園二つ分もの広大な敷地があるんだとか。グリナリウム淡路島を運営するのはトマト農家で、この敷地でトマトも栽培されています。

「農家が知っているフレッシュで完熟したいちごやトマトのおいしさをもっと近くで届けたい」という思いから、ピクニック・いちご狩りが楽しめるハウスと、カフェをオープンしたそう。

駐車場に車を止めたら、坂を下っていちごハウスへ向かいます。いちごハウスでピクニックをする際に、カフェで購入したランチボックスやスイーツの持ち込みもOKなので、ハウスに移動する前に買っておきましょう。

これがウワサの「空飛ぶいちごハウス」!

一見すると、普通の温室のように見えますが、中は一体どうなっているのでしょうか?受付を済ませたら、中に入ってスリッパに履き替えます。

空飛ぶいちごハウス
ハウス上部にもいちごの棚がずらり!

なんということでしょう…いちごが宙に浮いています!!!仕事やプライベートで様々ないちご農園に行っている私たちもこんな光景は初めてでびっくり!宙に浮いているヒミツは「上下に動く可動式の棚」。海外から輸入した特殊な設備で、日本ではとってもレアなんだそう。

生育状況により1日または半日おきに上下の棚を入れ替えるので、せっかく行ったのに、いちごがあんまりなっていない…なんて心配も減り、真っ赤ないちごを楽しめますよ。

ハウス内は通路を挟んで「ピクニックエリア」と「摘み取りエリア」に分かれています。ピクニックをする場合はまずスペース確保を。摘み取りのみを希望の場合はハウス内の受付でパックを受け取ります。両方体験するのももちろんOK!(それぞれに料金がかかります)

いちごの香りに包まれてピクニック♪

グリナリウム淡路島
いちごの下に座るなんて初めて!

「いちごピクニック」プラン(4歳以上1000円/90分)は空飛ぶいちごハウスのピクニックエリア入園券、レジャーシートレンタル、いちご1パックがセットになっています。(1パック分のいちごの用意がない場合は500円分の収穫体験に変更の場合あり)

数に限りがありますが、小さなテーブルや椅子のレンタルも可能です。さっそくシートを敷いて、カフェで購入したスイーツを並べたら、いちごたちを眺めながら、ピクニックスタート!(練乳や持参のお弁当等の持ち込みはNGです)

いちご畑
3月から販売スタートの「いちご畑」(450円)

カフェで購入したスイーツをご紹介♪その名の通り、いちご畑のようなビジュアルがキュートなカスタードベースのカップケーキ。スコップで掘り進めると、中にはティラミスやグラノーラ、フレッシュいちご、いちごのコンポートと盛りだくさんで、様々な食感・味が楽しめます。

壮ちゃんのいちご串
「壮ちゃんのいちご串」(1本450円)

マシュマロかと思って食べてみると…なんとあんこ入りのお団子といちごが交互に刺さっていました。一緒に食べるとまるでいちご大福!こんなにおしゃれないちご大福は見たことありません(笑)食べやすく、写真映えも抜群です。

このほか、ミルク・チョコ・抹茶の3種のベースから選べる「自家製生いちごジェラート」(500円)や、地元の人気パン屋さんとコラボした「特製デニッシュサンド」(600円)などもおすすめ。オープン1年目ということもあり、新作スイーツも続々登場予定です。

ランチも楽しみたい方には、サラダとトマトチキンカレーorハヤシライスがセットになったテイクアウト専用の「ランチボックス」(1000円)もありますよ。

摘み取り体験でさらにいちごを楽しもう!

グリナリウム淡路島
スタッフさんが摘み方を丁寧にレクチャーしてくれます

ピクニックも楽しいですが、せっかく来たなら「いちご狩り」も体験しておきたいという方は「摘み取りエリア」へ。1g/3円の量り売り式なので、もう少しだけ食べたい、お土産用にたくさん欲しいなど、必要な分だけ収穫できるのが嬉しいです。スタッフの方が摘み方を教えてくれるので、初めての方でも安心。手でちぎらずに、ヘタの手前をハサミでカットしましょう。

グリナリウム淡路島
いちごを見上げながらのいちご狩りが新感覚♪

思わず上に手を伸ばしてしまいそうになりますが(笑)狩るのは下にあるレーンです。子どもでも狩りやすい高さなので、ファミリーも安心。上にも下にもいちごがあるので、とっても素敵な写真も撮れそうですね。

紅ほっぺ
真っ赤に色づいて美味しそうな「紅ほっぺ」

栽培されているいちごは、酸味が少なく甘みが強い「章姫」、甘味と酸味のバランスがいい「紅ほっぺ」、甘味もありビタミンCの含有量が多い「おいCベリー」の3種類。収穫できる品種は日によって異なります。

グリナリウム淡路島
パックいっぱいに摘んで700円くらいです

摘み終わったら、ハウス内の受付でお会計を。「いちごピクニック」プランを利用している場合は「ピクニックエリア」で食べるもよし、フィルムや袋も用意されているので持ち帰りも可能です。

とってもおしゃれなカフェは味も本格派

グリナリウム淡路島 カフェ
カフェ店内、テラス席はそれぞれ約30席
グリナリウム淡路島 カフェ
窓側の席からはきれいな景色が楽しめます
グリナリウム淡路島 テラス席
暖かくなったらオープン予定のテラス席

東京の建築家が設計したというカフェ・レストランは木を基調としたおしゃれな空間。大きな窓からたっぷりと光が入り、外には海や風車といった淡路島らしい景色が広がっています。開放感抜群のテラス席は、ゆったりと流れる島の空気と雄大な眺めに思わずうっとり…ずっと座っていたいくらいです♪

こちらのカフェ、店内がおしゃれなだけでなく、ホテルで腕を磨いたシェフやパティシェたちが試行錯誤を重ね生み出したこだわりのメニューもとっても魅力的!

「いちごのシフォン」(800円)
「いちごのシフォン」(800円)

素材本来の良さをシンプルに楽しんでほしいという思いから生まれた「いちごのシフォン」は、手作りのいちごジャムとフレッシュいちごの酸味を楽しめる店内限定のメニュー。

「いちごのパフェ」(950円)
「いちごのパフェ」(950円)

フレッシュいちご、クリームチーズベースのクリームやグラノーラ、いちごのムースなどを重ねたパフェは、一緒に食べるといちごのレアチーズケーキのような味わいに。容器は変わりますが、ピクニックエリアへの持ち込みもOK。

先程紹介した「いちご畑」や「壮ちゃんのいちご串」などもカフェ店内で食べることができます。スイーツのほか、淡路島産の野菜をふんだんに使用したランチメニューも人気。メイン料理・サラダ・スープがセットで1400円~(+250円でドリンク付き、+450円でドリンク・ケーキ付き)。メイン料理は自慢のトマトを使った「淡路牛のトマトハンバーグ」や「トマトパスタ」「トマトチキンハヤシライス」の3種類から選べます。

農業のプロと料理のプロが手がける、多彩なメニューに感激!いちご狩りは5月までですが、カフェは通年営業予定なので、ランチやスイーツを楽しんでくださいね。

どんどん進化する施設に期待!

グリナリウム淡路島 トマトハウス
トマトハウスは中に入って見学もOK
グリナリウム淡路島 トマトハウス
まもなく色づくトマト。見たこともない形です!

カフェの隣にあるハウスでは、ユニークな形のトマトが15品種も栽培されています。撮影時点の3月ではまだ色づいていませんでしたが、これからオレンジ・黄色・緑・紫など様々なカラーに変化していくそう。「7色のトマトハウス」もぜひ撮影しておきたいポイントです。このトマトを使った新しいメニューも登場予定!

このほか、カフェ前の庭にみかんやはっさくなど柑橘類の木を植えたり、BBQコーナーなど新エリアも計画中。今後ますます楽しくなりそうな予感です♪

【まとめ】

グリナリウム淡路島

いちごが宙を浮いている様子はとにかくびっくり!素敵な写真も撮影できる「いちごピクニック」に、甘くて美味しいいちごやカフェスイーツ…見ても食べても楽しくて大満足です。土日は埋まりやすいため、早めの予約がベター。カフェの利用は通年可能ですが、いちごハウスは5月までなので早めに行ってみてくださいね。

GREENARIUM awajishima(グリナリウム 淡路島)
住所/兵庫県淡路市野島常盤1550-1
営業時間/いちごハウス、カフェとも10時~16時(カフェはLO15時30分)※いちごの生育状況により変更の場合あり
定休日/火・水
アクセス/神戸淡路鳴門自動車道淡路ICより5分
料金/「いちごピクニック」プラン:4歳以上1000円、3歳以下無料(制限時間90分)、いちごの摘み取り:1g3円で量り売り
「いちごピクニック・いちご狩り」の予約はこちら
予約受付は前日の18時まで。メール・電話での受付は不可
「グリナリウム淡路島」の詳細はこちら

※この記事は2019年3月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア