普段なかなか目にすることの少ない「夜空」。夜でも明るい都会に暮らしていればなおさら、夜空を見上げる機会は少ないものです。
でも実は、夜空には疲れた心や身体を癒すはたらきがあるってご存知でしたか?無限に広がる星空には心を解きほぐすリラックス効果があり、遠くを眺めることでパソコンや携帯電話で疲れた瞳の筋肉のストレッチになるといわれています。
「疲れてるな…」そう感じたら、夜空いっぱいに広がる星々を観に行ってみませんか。
1.銀河の森天文台(北海道足寄郡陸別町)
大型望遠鏡で、はるか彼方の星雲を観察
昭和62年度に「星空の街」に選定され、平成9年度には「星空にやさしい街10選」に認定された北海道・陸別町にある天文台。一般公開型天文台としては日本最大級の115cm望遠鏡で、その時期に見頃を迎える惑星や星団、銀河などを紹介してくれます。
[TEL]0156-27-8100
[住所]北海道足寄郡陸別町宇遠別
[料金]入館料 (昼間)大人300円、小人200円 (夜間)大人500円、小人300円
開館時間/14:00~22:30(10月~3月は13:00~21:30)
休館日/月曜日、火曜日、5月第3週月曜日~第4週金曜日、12月30日~翌年1月5日
※毎年5月3~5日、8月14日~16日は特別開館
「銀河の森天文台」の詳細はこちら
2.南那須オートキャンプ場(栃木県那須烏山市)
満点の星空をキャンプで独り占め
那須烏山市周辺の町を見下ろす小高い丘の上にある南那須オートキャンプ場。晴れた日の夜には、環境庁「星空の町コンテスト」3位の夜空を堪能できます。キャンプ場には珍しくコミックや小説などの蔵書1000冊を備えたマンガ棟があり、天気が思わしくないときはそこで過ごすのもおすすめ。
利用可能期間/3月20日から11月30日
[TEL]0287-88-0064
[住所]栃木県那須烏山市志鳥2947
[料金]サイト料 3000円 入場料 大人700円 子供300円
「南那須オートキャンプ場」の詳細はこちら
3.信州ビーナスライン車山高原(長野県茅野市)
高原に広がるきらめく星空を満喫
標高1,925m、山頂からは富士山やアルプスなどの山岳が一望できると観光客に好評な車山。毎年開催される「星空とお散歩ツアー」は毎年満員となるほどの盛況ぶり。11月18日(水)には、しし座流星群を見るツアーが予定されています。
4.兵庫県立大学西はりま天文台(兵庫県佐用郡)
望遠鏡で天空の輝きを堪能
兵庫県の大撫山に開設された兵庫県立大学西はりま天文台では、公開望遠鏡として世界最大を誇る「なゆた望遠鏡」での天体観望会を毎晩開催しています。ファミリー用やグループ用のロッジも完備。街の灯りがほとんど届かない山頂で、本物の天体ショーを体験できます。
5.岡山県井原市美星町(岡山県井原市)
星の郷・美里町で、星に願いを
日本三選星名所に選ばれ、全国でも有数の星がきれいな町と認定された岡山県井原市美星町。全国で初めて「光害防止条例」が施行された町として話題になりました。町内には美星町星空公園や美星天文台のほか、結婚式や各種イベントに利用できる施設もあり、町をあげて星空をPRしています。
6.久住高原(大分県竹田市)
壮大な宇宙が身近に感じられる星空
大分県竹田市久住町、阿蘇くじゅう国立公園内にある久住高原は九州でも指折りの絶好星空スポットをたくさん有しています。
「沢水キャンプ場」や、「日本一のマラソン練習コース」の駐車場などでは、子ども連れでも安心して360度パノラマの星空観察ができるほか、久住公園を愛する青年たちがガイドを務めるスターウォッチングツアーも開催されています。
7.石垣島(沖縄県石垣市)
ゆったりと流れる時のなかで星空観察
石垣島は、日本の最西南端に位置する島、北回帰線に近く偏西風の影響が少ないため上空の空気が安定していることから「日本一の美しい星空が見える島」ともいわれています。
島内にある石垣島天文台では、毎日15時から3Dで宇宙を楽しむ4D2U(デジタル宇宙)の鑑賞や、土日祝日には天体観望会が開催され、いずれも無料(予約制)です。
「石垣島天文台」の詳細はこちら
※この記事は2015年9月時点での情報です
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。