2019.07.12
3年に一度、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が2019年に開催!今年で4回目の開催となります。7月19日(金)からは、いよいよ夏季のプログラム【あつまる夏】が開幕します♪
会期や会場が分かれていたり、事前のチケット購入が必要だったりと、初心者には少し複雑に感じられるかもしれない瀬戸内国際芸術祭をわかりやすくまとめてみました。
「行ってみたいけど、何もわからない!」という方は必見です!
瀬戸内国際芸術祭とは?
瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」をテーマに掲げ、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内が地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指しています。
瀬戸内海に存在属する12の島と2つの港いたるところに現代アートが展示され、国内外から注目を集める芸術祭となっています。
瀬戸内国際芸術祭2019
開催期間/【あつまる夏】2019年7月19日(金)~8月25日(日)
【ひろがる秋】2019年9月28日(土)~11月4日(月)
開催場所/直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、本島[秋のみ]、高見島[秋のみ]、粟島[秋のみ]、伊吹島[秋のみ]、高松港周辺、宇野港周辺、広域・回遊 ※犬島・宇野港は岡山県、その他は香川県
それではまず、瀬戸内国際芸術祭に行くなら事前にチェックしておきたいことからご紹介します!
事前にチェックしよう1.開催日程
【あつまる夏】
2019年7月19日(金)~8月25日(日)38日間
【ひろがる秋】
2019年9月28日(土)~11月4日(月)38日間
半年以上の期間、3会期に分けて開催が予定されています。
1つの会期にしか公開されない島や作品もあるため、事前に気になる作品や作家をチェックして行くことをオススメします!
事前にチェックしよう2.作品と会場
直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 / 本島[秋のみ] / 高見島[秋のみ] / 粟島[秋のみ] / 伊吹島[秋のみ] / 高松港周辺 / 宇野港周辺 / 広域・回遊
会場ごとに鑑賞できる展示が異なるのはもちろん、休島日や移動方法もそれぞれ異なるため訪れる際は事前に確認しておきましょう。
事前にチェックしよう3.移動方法
瀬戸内国際芸術祭の舞台は、大きく分けると「東部の島」と「西部の島」 にエリア分けられます。
東部の島へは、東部の港(香川県高松港・岡山県宇野港)から、西部の島へは、西部の港(香川県西部各港・岡山県児島観光港)からアクセスできます。
島が会場となっているため、移動方法はもちろん船が主流。公式のガイドブックや、作品までの経路を調べたり、船の運行状況を調べたりできる公式アプリケーションを使用してみましょう。
また、自分で行程を考えるのが難しいという人には、2019年の新作を中心に、作品を観賞しながらチャーター船で島々を巡るガイド付きオフィシャルツアーや、芸術祭を知り尽くしたこえび隊が旅のプランを企画・提案し、施設の手配まで行うカスタマイズツアーなども用意されているのでご安心ください。
事前にチェックしよう4.鑑賞するためのパスポート
瀬戸内国際芸術祭2019の会期中、芸術祭の参加作品(施設)を鑑賞するにはチケットが必要です。
すべての会期で有効な「3シーズンパスポート」と春・夏・秋それぞれの会期のみ有効な「会期限定パスポート」があります。
3シーズンパスポート
一般4,800円[前売特別価格3,800円]、16~18歳3,000円[当日現地販売のみ(要身分証)]、15歳以下鑑賞無料[一部作品、施設を除く]
1シーズンパスポート
一般4,000円、16~18歳2,500円[当日現地販売のみ(要身分証)]、15歳以下鑑賞無料[一部作品、施設を除く]
2会期以上楽しみたい方には、3シーズンパスポートがオススメです♪
瀬戸内国際芸術祭を最大限楽しむためのコツは?
●動きやすい服装で行動しよう!
動きやすさを最優先に、温度調節のしやすい服装で出かけましょう。春や秋は、突然寒くなることがあるので上着も忘れずに!島内は坂道や石畳が多いので、両手が使えるリュック、足元は履き慣れた運動靴がオススメです。夏の暑さはとても厳しいので、帽子やタオルなど、熱中症対策も忘れずに。
●食事の計画を立てておこう!
島内は、飲食店や販売店が限られています。飲料水は持ち歩き、食事もなるべく予約しておきましょう。クレジットカード等が使えないお店が多いので、現金を持っておくと安心です。
●トイレは見つけたら済ませよう!
島内で利用できるトイレの数は限られています。フェリーや港などで済ませておくのがベター。
●マナーを守って楽しく作品鑑賞を!
交通ルールはもちろん、大声をだすなど地元の方に迷惑をかけるような行為は控えましょう。島ではゴミの処理ができないため、自分がだしたゴミは持ち帰ることもマナーです。
以上の他にも島巡りの心得を公式サイトで確認できます。訪れる際は、必ず事前にチェックしてみましょう!
まとめ
作品の他にも、食事やイベント、グッズなど楽しめる要素は盛りだくさん!2019年はせっかくの開催年なので、しっかりと情報を集めて、ぜひ一度訪れてみてくださいね♪
「瀬戸内国際芸術祭」の詳細はこちら
※この記事は2019年7月時点での情報です
藤井初芽
甘いもの、麺類、料理をすること、ごはん屋さん発掘…とにかく食べることが大好き!な徳島出身ライター。この世で一番好きな液体は豆乳紅茶です。